安達太良山 最後の親子登山？
福島県
derakkuma
その他1人 
体力度について
- GPS
- 06:11
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 370m
- 下り
- 776m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:50
| 天候 | 晴ときどき曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
カイエさんと、安達太良山にいってきました。カイエさんが、日記を上げたので、こちらはレコにしておきます。
近頃、あんまり歩いていないように見えるカイエさん、御年83歳、肺癌サバイバー。「さいきん山に行ってないでしょ？ 高い山に行きたいんだったら、せめて亀岡八幡の石段くらい毎日登ったら？ 泉ヶ岳も1ヶ月に1回は登らないと」と申し上げるのですが、亀岡には一度チャレンジしたものの、「疲れた。あそこはひどいね」のヒトコトで、その後は訪れた気配なく、どうもトレーニング不足臭が濃厚です。泉ヶ岳は言わずもがな。それでも「秋田駒か安達太良に登りたい」と宣うので、紅葉が残っていそうななのは南でしょ、ということで安達太良山行となりました。
カイエさんとの山登りも、ヤマレコを見ると4年ぶり。「コロナで損をした。コロナが過ぎたら80歳を超えて、山が遠のいた」とは確かにその通り。「それでも、戦争に巻き込まれるよりはマシね」と、太平洋戦争を経験している年配者ならではの御言葉あり。「大きな山はもう最後だと思う」と言われると、確かにそうかもと思わなくもなく、多少の我が儘には付き合おうと腹を括ります。
仙台の自宅から1時間半であっさり到着。ロープウェイからのピストンも考えましたが、「休業中だけど、くろがね小屋も見なければ」とのことで、時計回りの周回コースを選択。登り開始早々にして遅れ気味。リュックが重過ぎます。食べ物やら飲み物やら、「多くて困ることはないから」とのことですが、「いやいやスピードが落ちるでしょ」と言っても耳には届かない様子。結局、息子がリュックを奪って抱え持つことになりましたが、ともかく脚が上がらず、段差が大きいところでは、身体を持ち上げるのに一苦労。周囲の枝や岩を掴んでも、踏ん張りが効かないのでバランスを崩してしまいます。やはりトレーニングをサボッていたツケを支払うことになりました。
この日の紅葉は盛りを過ぎて最終盤というカンジでしたが、かなりの人出があり、次から次へと登山者の往来があります。渋滞を作らないように道を譲りますが、待ち時間も休憩にちょうど良い案配。身体を持ち上げては休み、休んでは重力に逆らい、ただひたすらに、山頂を目指します。耳も聞こえなくなってきているので、雑音も入らないのでしょう。端からはどう見ても体力不足、怪我のリスクを考えると撤退が大原則なのですが、「どうしても登りたい」、その一念の強さに半ば呆れるような思いでした。
亀の歩みで山頂へ。昼のおにぎりを食べてから乳首へ。山頂付近のハシゴもやっとですが、お賽銭も忘れず、やり残すことのないように、行動しています。安達太良山レコで何度も見てきたであろう爆裂火口を視界に入れて、くろがね小屋に向かいますが、石が多い歩きにくい道に難儀し、くろがね小屋からの砂利道も、足裏が痛むようで、馬車道脇の土の上を歩こうとしてはスリップしていました。旧道を使わなかったのもマイナスでしたが、それでもなんとか怪我なくゴール。飯豊のときとは別の安堵感でした。得意なハズの下りも苦戦したので、本人としては不本意だったかもしれませんが、歩き通したのは流石です。
『我歩く、故に我あり。』
何かに抗うような姿は、自らの存在証明そのもので、他人がどうこう言うものでもないのだと、痛感した次第です。
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derakkumaさん お久しぶりです
お久しぶり過ぎて覚えてないかも(*´Д｀)
大昔「大佐飛山レコ」などでコメントを頂いたりした者です（既に後期高齢者入り）
当時現役バリバリだったお母様も少し山が遠くなりましたか？
でも孝行息子さんがこうしてお付き合いされたレコで心が温かくなりました
BOKUもお母様に負けないように少しでも長く山と付き合いたいものです（●＾o＾●）
飯豊本山のときもコメントありがとうございました。今回は、私自身の変化もあるのかもしれないですが、山との付き合い方、随所でタイムリミットを感じながらの山行でした。今は一区切りだと思っているハズですが、少し時間が経てば、またカイエさんのやる気も出てくるんじゃないかと邪推しています。歩けるうちは、歩くべきですね。
80代にして安達太良登頂のみならず、くろがね小屋廻りで山道10�劼鯤發�おおせるcahierさんも見事ですが、それもkkumaさんのサポートあってのこと。泥濘の登りの苦難の末に、沼ノ平の奇観をお見せでき、cahierさんも感無量だったのでは。
最後の親子登山？とのことですが、cahierさんもまた本当の空の空気を吸いたい意欲が盛り上がる時もあるのではないでしょうか。流石に飯豊はもう難しいと思いますが、kkumaさんサポートがあればアプローチ至便な月山とか蔵王とかアプローチ至便な高山の気に触れリフレッシュしていただく機会もあるのでは。
あ、もちろんkkigumaちゃんたちとのほのぼの親子登山も期待していますよ。そして、かつてのドMレコを想起させる単独行レコもひそかに、そして気長にお待ちしようかな〜
kkumaのほうは、相変わらずでしたが、来年からはちょっと変わると思います。年甲斐もなくMレコはどうかと思いますが、性格はなかなか治せないですね。気をつけます(笑)
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