初登頂!祖母山で紅葉を見る(北谷登山口から国観、風穴回り)
- GPS
- 06:38
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 806m
- 下り
- 805m
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口周辺に15~16台は車が停められるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
風穴コースは急傾斜でハシゴ場や、ロープ場があります。気を付けて歩きましょう。 |
その他周辺情報 | 高千穂町は神話の里です。天の岩戸神社や高千穂神社、高千穂峡など見どころはいっぱい。温泉もありますよ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
この山が案外世に忘れられているのは、その位置が、直ちに人の眼に触れるような有利を持たないからだろう。そして今でこそバスの便宜はあると言うものの、山に近づくまでの遠距離にもよろう。
それから又、火を噴く阿蘇、高原の美を持つ九重、と鼎立しながら、祖母はあまりにつつましく、前二者のような観光的効果に欠けているからでもあろう。
たしかに祖母山はいちべつ直ちに人を惹きつけるという際立った山容ではない。ケレンもなく、奇抜さもない。
しかしその滋味はみつめるに従ってじっくりと来る、といった風の山である。
こういう山は流行には乗らないが、不易の命を持っている。 (深田久弥)
真夜中に車を走らせる。目指すは祖母山。
幹線道路から狭い道に入り、祖母山→ の標識から約4Km、山に近づくまでの遠距離の砂利道を進むと、そこは北谷登山口。既に先客が2台、夜明けはまだかと待っている。周りが真っ暗なだけに、この先客は心強く、安堵する。しばし星空を眺め仮眠。
ここからのルートは2つ、登山口から頂上まで緩やかな勾配の千間平コースと、梯子場やロープ場などもある急登コースの風穴コースだ。
天気は上々。今回はゆっくり登って、紅葉を楽しむ。そう、祖母山への初登頂は千間平コースからの挑戦である。
登山道はホントに緩やか。登りをほとんど感じない。0.53Km毎に○合目の案内板もしっかりと設置されている。こういう道は妻の最も得意とするところ。写真撮りにちょっと立ち止まろうものなら、すぐに置いてけぼり。ズンズン進み姿を隠す妻。あわてて、走って追いかけるundamoである。
4合目を過ぎると、千間平。
5合目を過ぎると、三県境がやってくる。ここまでほとんど眺望はない。
7合目を過ぎしばらく行くと国観峠。いっきに視界が開け、目指す山頂が目前に構える。おおっ!後光が差している。神々しい姿だ。(ただの逆光だが)
ここまで約4Km、所要時間は2時間だ。ちょっと一休み。
Q合目の山小屋にちょっと寄り道して、頂上までのQ登を一気に登ります。
頂上は360度の眺望が開ける。ここまで眺望らしい眺望もなく、観光的効果に欠けていただけに、ここからの景色は感激もひとしおである。
北に由布岳、九重連山、西に阿蘇山、東は傾山そこから南方向に古祖母、障子岳、遠く南にはわがホームタウン霧島山などなど……。素晴らしい。好天も手伝って素晴らしい。
そして、紅葉。これもまた素晴らしい。見事な紅葉が広がる。薄い黄色、濃い黄色、緑も混じり、ところどころに赤、全体的には秋色である。
山頂には神武天皇の祖母トヨタマヒメを祀る祠。
来てよかったと心から思う。
ここで、あったかいコーヒー、いただきました。
帰りは風穴コースをたどる。
紅葉の中を急降下。かなりの急坂である。
これが登りなら、妻が、妻が………。 登りじゃなくて良かったと思う今日この頃。
眺めはかなり良い。
ロープ場越えて、梯子場越えて、沢越えて、風穴見て、杉林みて、「おつかれさまでした。気をつけてお帰り下さい。」と、風穴コースの立て看板。「ありがとうございました。気をつけて帰ります。」と心で御礼。
高千穂温泉、ジャグジー付き露天風呂で疲れを取って、リフレッシュしました。
おやっとさあ!
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