東飯能駅〜龍崖山〜美杉台ニュータウンBS


- GPS
- 03:56
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 373m
- 下り
- 288m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 3:45
天候 | 快晴。気温≒15〜23℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】美杉台NT.BS(11:36)〜(11:45)飯能駅南口〜(徒歩)〜東飯能駅⇒HOME |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレは例のアノ「白い象」が有る観音寺、諏訪八幡神社境内、八耳堂、龍崖山公園に有ります。水飲み場は龍崖山公園だけに有りましたが、おそらく観音寺と諏訪八幡神社境内の水道も飲用には適すると思います。ただし保証は出来ません。コンビニエンスストアは飯能市内と龍崖山公園南にある県道28号線交差点にローソンが有ります。 山の中のコースは道標等が整備されており迷う心配は有りません。ただし、龍崖山公園周辺は大規模に造成されたばかりで、新しく造成された道路にハイカー用の道標は一切有りません。強いて言えば龍崖山公園と、赤根ヶ峠への登り口の有る「あかね公園」にハイキングコース案内板が有りましたが、略図の左側が北側表示だったりデフォルメされた絵で結構分りづらいので、美杉台ニュータウンBSまで辿り着くのに結構右往左往して悩みました(GPSトレースを見れば右往左往が一目瞭然)。 今回持参した山と高原地図(2015年版)では、この近辺の宅地造成表示は一切有りません。帰宅後に最新版の国土地理院地図(平成23年更新版)と電子国土Webを見てみましたが、宅地造成中としか表示されておらずに、今回の私の様に初めて龍崖山に登って龍崖山公園に下りて来る方は、事前にGoogle Map等の最新情報で現地の状況を確認して、出来ればコピーを持参しておいた方が良いと思います。 又、山と高原地図(2015年版)でバス始発は美杉台ニュータウンと記載されていますが、実際は龍崖山公園の直ぐ近くに「大河原工業団地東」と言う始発のバス停が有ります。ただし本数はかなり少ないので、事前にバス時間を調べておく必要が有ります。もしここでバスが無くても美杉台ニュータウンバス停(西武バス飯能営業所)まで歩いて行けば、約10分に1本のわりで飯能駅南口行きバスが有ります。バス料金は180円です。 最後に、敢えて言わせて頂けるならば、龍崖山公園周辺は宅地用と工業団地様に造成されたばかりなので、やむを得ないとは思いますが、龍崖山公園にはもう少し分かりやすい案内標識と、あかね公園やバス停までの案内板を設置してくれれば、ハイカーにとっては実にありがたいと思います。 |
その他周辺情報 | 飯能駅南口より北口に回った方が多くの飲食店が有ります。 |
写真
装備
個人装備 |
昭文社 山と高原地図 1 奥武蔵・秩父(2015年)
シルバコンパス 1
トレッキングポール 1 シングル
緊急シート 1 寝袋タイプ
携帯電話 1 NTT Docomo
単眼鏡 1 LEICA 8×20
カメラ 1
メモ帳 筆記用具共
携行食 カロリーメイト、飴等
救急セット カットバン・湿布等
健康保険証 運転免許証共
着替え スタッフバッグ共
タオル
ゴミ袋
飲料水 1リットル
ツールナイフ 1
ヘッドライト 1
予備電池 1 ヘッドライト用
ツェルト 1
細引き
ショートスパッツ 1
GPS ヤマナビ2.5
登山靴 goro S-8
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感想
今回は久しぶりに重量登山靴「ゴロー S-8」の慣らし運転を兼ねて、体力づくりが一番の目的だったので、特に行き先を何も決めずにフル装備に近い荷物といでたちでハイキングの準備をした。姿かたちだけを見れば一泊二日で雲取山にでも行けそうな恰好だったが、前回の反省としばらく使用していなかったゴロー S-8のご機嫌が心配だったので、行き先はせいぜい八高線沿線の山に限られるだろうとは思っていた。
家を出てからも目的の山を全然決められずに、ズルズルと東飯能駅まで来てしまう。ここでも西武線に乗り換えるか駅西口前からバスに乗るか悩むが、どちらも待ち合わせ時間が30分ほど有ったので飯能中央商店街を西に向かって歩き始める。この段階でも天覧山〜多峯主〜久須美坂と歩くか、巾着田に北上するかも決めていなかったが、飯能市郷土館まで来てから、今まで一度も行った事が無い龍崖山に行ってみようと突然思い立った。
龍崖山は八高線沿線の山の中では標高がかなり低く、山塊自体も小さいのだが、地元の愛好家たちによってしっかり整備され、大切に守られており快適に楽しく歩けた。ここは思いのほか雑木林が多いので、野鳥のさえずる早朝は探鳥に良いかも知れない。この日は時間が早くなかったので、残念ながら囀りは聞けなかったが、ケラ類の飛翔時の鳴き声を何度か聞く事が出来て、この近辺に住んで散歩代わりに訪れる事が出来る地元の方々が実に羨ましく思えた。
山の標高が低いわりに眺望が優れているのは、関東平野と関東山地の境目の山の大きな特徴なので、奥武蔵で言えば天覧山、多峯主山、日和田山、富士山、石尊山、幕岩(大高取山)等と共通。しかしながら奥武蔵と言えば杉かヒノキの植林が主なので、探鳥が楽しめる山と言うのはかなり貴重ではないかと思える。又、ほとんどのハイキングのガイドブックで龍崖山を扱っているのを見た事が無いので、手軽なハイキングコースとしては実に秀逸な穴場だろう。
突然の思い付きで訪れた龍崖山は、今までのレコ記録や山と高原地図等から、完全に公園化したファミリーハイキングコース程度だろうと思い込んでいたが、一度も来た事が無いのに、勝手な先入観を持ってイメージしていた事に深く反省。ここは標高の低さと山塊の小ささとは裏腹に、実に味わい深いハイキングコースで、何度でも訪れたくなる様な面白い良い山だった、と飯能駅構内の日高屋でビールを飲むほどに、一人しみじみと感じ入るのであった。
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