記録ID: 7475082
全員に公開
ハイキング
京都・北摂
摂津峡&芥川の自然観察会「川原の石ころ」@大阪自然史博物館、高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)
2024年11月10日(日) [日帰り]



体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 04:54
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 58m
- 下り
- 137m
コースタイム
天候 | 晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りはアクトピア芥川前の南平台小学校前からバスで高槻駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されている |
その他周辺情報 | さくら公園がお弁当食べるのに丁度良かった |
写真
曇り予報に反してとても良い天気です。
集合場所である上の口のバス停近く。
薮を入っていくと、すぐに堆積岩(100万年前の海底の地層)の露頭があり。教えてもらわないと絶対に気づかないところ。
ここでは牡蠣の化石や、タカツキワ二(マチカネワニ、キシワダワキと仲間らしいけど、どれもわからない😅)の化石が発見されたそうです。
集合場所である上の口のバス停近く。
薮を入っていくと、すぐに堆積岩(100万年前の海底の地層)の露頭があり。教えてもらわないと絶対に気づかないところ。
ここでは牡蠣の化石や、タカツキワ二(マチカネワニ、キシワダワキと仲間らしいけど、どれもわからない😅)の化石が発見されたそうです。
同じ場所の手前にある路頭。
ここで講師の先生が参加しているお子さんたちにクイズを出されました。
「ここは今標高100メートルほどありますが、なぜ海底の地層がここにあるのでしょう?」
答えは後ほどだそうです。
ここで講師の先生が参加しているお子さんたちにクイズを出されました。
「ここは今標高100メートルほどありますが、なぜ海底の地層がここにあるのでしょう?」
答えは後ほどだそうです。
少し歩いた下條橋の上からの風景。
右側と左側で地質が異なるため、山の形も川の右側は砂由来の柔らかい地質の為になだらかで、左側が固い地質なのでゴツゴツして険しく高いとの説明をされました。めっちゃ勉強になる〜
右側と左側で地質が異なるため、山の形も川の右側は砂由来の柔らかい地質の為になだらかで、左側が固い地質なのでゴツゴツして険しく高いとの説明をされました。めっちゃ勉強になる〜
標高図でも説明いただきました。
上流の石灰岩の地層(丹波帯)から、下流の花崗岩や熱変性を受けたホルンフェルスなどの間に大阪層群という柔らかい地質が乗っていて、そこが川に削られて平らになり勾配が緩くなったそうです。(合ってるかな?)
ムズいけど、実際の地形と、図を使いながら説明してくださるので理解しやすい。
上流の石灰岩の地層(丹波帯)から、下流の花崗岩や熱変性を受けたホルンフェルスなどの間に大阪層群という柔らかい地質が乗っていて、そこが川に削られて平らになり勾配が緩くなったそうです。(合ってるかな?)
ムズいけど、実際の地形と、図を使いながら説明してくださるので理解しやすい。
場所が狭いので、何人かずつ、先生が都度説明をしてくださいました。
砂岩泥岩の堆積岩がもともと3億年位前からあって、そこに7000万年前に花崗岩が貫入してきたらしい。
昔すぎてイメージがわかない(笑)
泥岩は黒っぽくて粒が見えないのが特徴。
砂岩泥岩の堆積岩がもともと3億年位前からあって、そこに7000万年前に花崗岩が貫入してきたらしい。
昔すぎてイメージがわかない(笑)
泥岩は黒っぽくて粒が見えないのが特徴。
この石は流紋岩だそう。
白っぽくて透明感あり。大きめの結晶がポツンポツンとなるのが特徴。
マグマが冷えてつぶつぶが出来かけた時に隆起などで急に冷えて固まったので花崗岩のように粒が成長できなかったそうです。
白っぽくて透明感あり。大きめの結晶がポツンポツンとなるのが特徴。
マグマが冷えてつぶつぶが出来かけた時に隆起などで急に冷えて固まったので花崗岩のように粒が成長できなかったそうです。
石を割ったり、探したりするのに忙しくて写真は無し。先生はちびっこ達(大人も😅)の「この石はなあに?」の同定依頼に1人で奮闘しつつも最後まで優しく丁寧に鑑定しておられました。
(本来は3人講師の先生が来るはずが、急遽1人になったそうで大変そうでした💦)
私も張り切って石を割り、これは流紋岩ですか?と聞いたものが安山岩だったり、これは砂岩ですよね?って聞いたのが閃緑岩といわれたり。やはり石は難しい😓
ここでレアなのが、上流の出灰川にある石灰岩の地層からの転石である大福餅(石灰岩)だそう。大阪では芥川でしか見れないとの事です。石灰岩は炭酸カルシウムで、サンゴや放散虫の核が改訂でマリンスノーとなって降り積もり…の説明もありました。
(本来は3人講師の先生が来るはずが、急遽1人になったそうで大変そうでした💦)
私も張り切って石を割り、これは流紋岩ですか?と聞いたものが安山岩だったり、これは砂岩ですよね?って聞いたのが閃緑岩といわれたり。やはり石は難しい😓
ここでレアなのが、上流の出灰川にある石灰岩の地層からの転石である大福餅(石灰岩)だそう。大阪では芥川でしか見れないとの事です。石灰岩は炭酸カルシウムで、サンゴや放散虫の核が改訂でマリンスノーとなって降り積もり…の説明もありました。
感想
大阪自然史博物館と高槻自然博物館の共同開催イベント「川の石ころ観察」に参加しました。
前日ほぼ同じルートを阪急ハイキングで逆から歩いたのですが、前日何気なく通過していた箇所も地質の説明や摂津峡の成り立ちについて学びながら、じっくり実地観察ができて興味深かったです。上流から下流に向かって下るので楽ちんルートでした。
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