足尾 ウメコバ沢中央岩峰 右ルート
栃木県
tanukigo
その他2人 
体力度について
- GPS
- 09:02
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 946m
- 下り
- 945m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 9:01
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年11月の天気図 |
| アクセス |
写真
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普段は陰鬱な雰囲気だが紅葉がアクセントになって華やか
装備
| 個人装備 |
ソリュウション
TX2
120スリング3本
180スリング1本
|
|---|---|
| 共同装備 |
50ｍ8.0ダブル2本
アルパインヌンチャク10本
カム＃0.3〜＃4 2セット
ナッツ
|
感想
晩秋も終盤に近付きそろそろ冬の準備をしたいと考えているが、未だ気温は高く冬の訪れを拒むような日々が続く。
山屋には何とも中途半端な時期だ。 冬の訪れに備えドライも良いかと考えるがこうも気温が高くてはその気にならず良い機会と考え方を変え今シーズン、フラットシューズ山行納めに通い慣れた足尾 ウメコバ沢へ行ってきました。
今回の山行に当たっては登攀経験の少ないメンバーがいる為、ウメコバ沢にては比較的容易になる中央岩峰 右ルートを選択。想定より短時間で終わればR6スベリ台を継続する予定で銅親水公園よりアプローチ開始。
期待はしていなかったが思いのほか紅葉が残っていた。昨今では回復傾向にある足尾の緑にしては、力強く残る紅葉は何だか心がホッコリしながら足を進めウメコバ沢へ。
例年ならば飛び石伝いに行ける渡渉も水量が多く裸足にて渡渉。通い慣れた足尾のアプローチに迷いもなく中央岩峰へ到着。
予報では晴れ予報だったが現地に着くと曇天だった。気温が高く日差しが有れば暖かく快適な登攀になると思っていたが、日差しは無く風が吹けば体が震える様に寒かった。やはり冬が直ぐそこまで来ている事を実感しながら登攀開始。
【中央岩峰 右ルート】
（ ）内は個人的な体感グレード スケル ※は個人的な感想
1P（��⁻ 40m）
浅い凹角の階段状から離陸開始。途中25m位付近のテラスに残置3本の終了点が有るが無視し直上し40m程伸ばし適当な所でNPにて切る。
※25m付近テラスで切るとラインは直上と左上へ選択できる。恐らく左上した方が良い様に感じた
2P（��⁺ 25m）
頭上の凹角を処理し左上。灌木にてピッチを切る
※1Pテラスで切り左上する凹角を辿ればスンナリ2P終了点へ出る 約40m
3P（��⁺ 35m）
真上に伸びるスラブ状の凹角へラインを取り垂壁基部まで 終了点はアルミのハンガー1つが目印
※右に回り込みブッシュ帯から行く事も可能だが直上した方がスッキリして気持ち良いと感じた
1P〜3Pは簡単ながら非常にルーファイ能力を試されるセクション。ルート取もピッチの切り方もセンスが試される。基本左上に見える垂壁目指して登る
4P（�后�30m）
垂壁に走るクラック伝いに高度を上げる。途中15m付近にて一旦左のフェースに移るが高度感が尋常では無い。ホールドスタンスは有る為快適。 半畳ほどのテラスにて切る
5P（�后�45m）
直上する凹角へラインを取る。ステミングを多用し高度を上げる。浮石が多いので落石には注意が必要なピッチ。凹角を抜けると傾斜は若干緩みフェース状へ 残置3本にて切る
6P（�掘�20m）
上部スカイライン目指し10m程登ればガレの多い岩を処理し中央岩峰のトップへ突き上げる
終了点からは対岸に聳えるチャンピオン岩稜が美しい。
FIXに導かれ側面下降路へ。FIXが有るので道迷いの心配は少ない。
当初予定していたR6スベリ台の継続は思いの他右ルートに時間を費やしてしまったので次回持越し。
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