愛鷹山往復


- GPS
- 07:04
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 802m
- 下り
- 803m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
放置している山行記録をちょっとずつ消化しよう。
---
山友と、富士山を見に行こうぜ!
ということで、愛鷹山を周遊するコースを設定にて、車で須山愛鷹登山口へゴー。
なお出発前に、寝坊&ゆるりと優雅に朝食を摂った結果、登山開始が予定より数時間遅れに。
これがこの後大問題に…
ともかく、駐車場からはすぐに樹林帯を登りあがっていくルートです。
そうして1時間もしないうちに、愛鷹山荘に。
ただ、この山荘はまだ建物としては利用可能ではありますが、少し荒廃が進んでいるようです。
近くに設置してあるトイレも明らかに壊れてて利用不可能でしたし…
とりあえず、軒先にぶら下げられているフライパンを、熊鈴代わりにカンカン鳴らしてすぐ出発。
そこからすぐに富士見峠へ。
この日はいい感じに晴れなので、富士の山体が綺麗に見渡せます。
ただ、上空の風がえらい強いようで、富士山頂付近は西方面から常に雲が生まれては消え続けており、残念ながらこの雲の傘が剥ぎ取られることは、終ぞありませんでした。
富士見台からは進路を90度変えて、またひたすら登り。
そうして登りつめて、到着するは富士見台。
ここは、旧50円札に印刷されていた富士山撮影ポイントとして有名なそうで、なるほど確かにここからは見晴らしと眺望がすばらしく、富士のすそ野までを一望できる、絶景ポイントです。
富士見台を出れば、山頂の越前岳はもうすぐ目の前。
そうしてたどり着いた山頂は…なぜかここだけ地面がやたら泥濘で、そこまで特に問題なかった靴が一撃で泥んこに。むむむ。
ともかく、テーブルとベンチが何組か設置されていますので、ここで遅めの昼食を。
飯盒炊爨&豚肉ステーキで贅沢山ランチ!
…といきたかったのですが、この日の山頂は気温がかなり低く、また上空の猛烈な風がこの山頂にもその手を伸ばしてきていたおかげで、なかなか調理器具に熱が通らない。
うっかり防風スタンドも持ってこなかったので、調理時間がさらに倍率ドン!
とはいえ、(主に山友が)苦労した分に見合う美味さはあったので、満腹満足。
そうして撤収してそろそろ下山すっべか…
と、そこで気づく。
これ、日が暮れる前に下山間に合わなくないか…?
ということで、本来はここから南下して呼子岳&鋸岳経由で周遊する予定でしたが、少しでも距離を短縮するために今来た道を引き返すことに決定。
そうと決まればあとは急ぐのみ…
といっても、流石に4時から山頂を出るなんて失態を急ぐだけではカバーができず、無情にも愛鷹山荘付近につくころにはお天道様がお隠れに。
あとは手持ちの明かりを頼りに、おっかなびっくり最後の坂を下っていく。
が、ここのルート、思い切り幅広なおかげで、ちょこちょこルートから外れてしまった…
GPS 情報に目を光らせながら、なんとか軌道を修正しつつの下山に。
この苦闘は、この区間だけ酔っ払いのごとくになっているGPSログが語ってくれます。
なんてまずい山行をやっちまったんだ。
幸い、ここのルート自体はやや谷ばった谷底を通るルートなので、GPS さえ失わなければ派手に道を間違えるリスクは低い。
ということで、ほうほうの体ではありますが、6時過ぎにはスタート地点の駐車場に戻ってきたのでした。
到着時、あれだけ停まっていた車は(当然ながら)1台も残っておらず、我々が最後の撤退車両となったのでした。
===
今回は、初めて日が落ちた後にも山の中を歩く羽目になったケースでした。
ルート自体は、危険な個所もなく、きつい斜面もなく、また富士山の真南に位置する山だけあって富士山の眺めは抜群だったりと、非常に楽しめるハイクだっただけに、この失敗は猛省です。
ここは普段自分のソロペースに慣れ過ぎていて、タイムマネジメントの意識が欠落していたのが明らかでした。
加えて高負荷な高速下山になったことで、相方の関節にも不要なダメージを与えてしまったことも。
これ以降は、計画を練る際に時間/負荷の猶予を意識して練りこむようにしています。
登山は、数ある趣味の中でも危険度がかなり高い部類にあることを、改めて認識せねば!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する