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Yamareco

記録ID: 7577212
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雪山ハイキング
中央アルプス

富士見台高原口 雪中行軍(撤退) 

2024年12月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
Shuttle その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:25
距離
6.7km
登り
573m
下り
570m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:01
休憩
0:25
合計
4:26
距離 6.7km 登り 573m 下り 570m
10:13
2
スタート地点
10:15
10:32
171
13:23
13:24
65
14:29
14:36
3
14:39
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神坂神社駐車場
コース状況/
危険箇所等
30cm〜50cm程度の積雪(乾雪)。
神坂神社から富士見台高原口までは、急勾配で短距離の「カラマツコース」と、緩勾配で長距離の「ブナコース」を選べます。
この時期は、木々に囲まれ風が当たらないカラマツコース推奨。登山者も多いので他力本願のトレースハンター向き。
ヴァージンスノー:前人未踏の秘密の花園を攻略したい方はブナコース推奨。登山道は片側が深い谷へ切れ落ちているので、積雪時は路肩注意。
駐車場周辺の積雪状況
2024年12月08日 10:14撮影 by  A103ZT, ZTE
1
12/8 10:14
駐車場周辺の積雪状況
神坂神社駐車場。先客2台のみ。この時点では、絶好の雪山日和に何故だろうと考えていたが、数時間後にその理由を思い知ることとなる。
2024年12月08日 10:14撮影 by  A103ZT, ZTE
2
12/8 10:14
神坂神社駐車場。先客2台のみ。この時点では、絶好の雪山日和に何故だろうと考えていたが、数時間後にその理由を思い知ることとなる。
神坂神社で山行の無事を祈願。
思いは通じて登頂の事実さえ無き事となってしまった。
2024年12月08日 10:17撮影 by  A103ZT, ZTE
1
12/8 10:17
神坂神社で山行の無事を祈願。
思いは通じて登頂の事実さえ無き事となってしまった。
登山口
2024年12月08日 10:23撮影 by  A103ZT, ZTE
1
12/8 10:23
登山口
昨年秋にカラマツコースから登りブナコースで下山したので、今回は逆を選択。
2024年12月08日 10:40撮影 by  A103ZT, ZTE
2
12/8 10:40
昨年秋にカラマツコースから登りブナコースで下山したので、今回は逆を選択。
ブナコースの林道。トレースが無いので先客はカラマツコースで登ったようだ。
2024年12月08日 10:42撮影 by  A103ZT, ZTE
2
12/8 10:42
ブナコースの林道。トレースが無いので先客はカラマツコースで登ったようだ。
徐々に雪が深くなるが、まだ足首が埋まる程度。
2024年12月08日 11:30撮影 by  A103ZT, ZTE
1
12/8 11:30
徐々に雪が深くなるが、まだ足首が埋まる程度。
兎の足跡だろうか。
2024年12月08日 11:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
12/8 11:32
兎の足跡だろうか。
ここから山道となる。
2024年12月08日 11:35撮影 by  A103ZT, ZTE
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12/8 11:35
ここから山道となる。
チェーンスパイクを履いた靴底に雪の塊が張り付いて足取りが重くなる。
2024年12月08日 11:38撮影 by  A103ZT, ZTE
2
12/8 11:38
チェーンスパイクを履いた靴底に雪の塊が張り付いて足取りが重くなる。
登山道脇は谷へと切れ落ちている。路肩部分の雪の下に地面はあるのか、トレッキングポールで突いて確認しながら歩く。
2024年12月08日 11:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
12/8 11:47
登山道脇は谷へと切れ落ちている。路肩部分の雪の下に地面はあるのか、トレッキングポールで突いて確認しながら歩く。
山腹切土により設けられた登山道の山側は雪の吹き溜まりとなり、法面と化していた。
2024年12月08日 11:50撮影 by  A103ZT, ZTE
2
12/8 11:50
山腹切土により設けられた登山道の山側は雪の吹き溜まりとなり、法面と化していた。
膝まで埋まる雪を踏んでカラマツコースとブナコースの合流点に到着。
標準2時間のところを3時間以上かかってしまった。
相方はつま先が霜焼けになりそうだと言って完全下山モード。
2024年12月08日 13:21撮影 by  A103ZT, ZTE
2
12/8 13:21
膝まで埋まる雪を踏んでカラマツコースとブナコースの合流点に到着。
標準2時間のところを3時間以上かかってしまった。
相方はつま先が霜焼けになりそうだと言って完全下山モード。
この先はトレースもあり、多少は楽かもしれないが、山頂まで行ってしまうと日没前に下山することは不可能と考え、断腸の思いで下山を決意した。
2024年12月08日 13:22撮影 by  A103ZT, ZTE
3
12/8 13:22
この先はトレースもあり、多少は楽かもしれないが、山頂まで行ってしまうと日没前に下山することは不可能と考え、断腸の思いで下山を決意した。

感想

天気予報では、朝まで雪で昼頃から晴れ。山頂付近に到達した頃に晴れることを期待し、頭の中に思い浮かぶのは、昨年末に南沢山で見た青空に映える霧氷の景色、青色と白色の世界しかありませんでした。
昨年秋に訪れた際にはカラマツコースで登り、ブナコースで下山しましたが、急勾配の登りが不得意なので、今回はブナコースから登ることとしました。

少し歩く毎に靴底に付着した雪の塊を落とすといった余計な動作を強いられ、歩き始めて1時間後、現在地を確認してペースの遅さに愕然とし、ラッセルというほどではないにせよ、新雪を踏んで歩くのは、これほどまでに体力を削がれるものかと思い知らされました。

その1時間後には、今回は登頂不可能かもしれないという思いが脳裏をよぎり始めます。一向に天候も回復せず、目の前は白色と灰色の世界。山腹を横切るブナコースには谷側から冷たいが風が吹きつけます。
♪こんな〜はずじゃ〜なかったよね〜
田原俊彦の「悲しみ2ヤング」が脳内再生され始めます。

3時間以上かけてたどり着いたブナコース・カラマツコースの合流点で、このペースでは山頂を目指しても日没までに下山することは不可能と考え、これで下山することを決意しました。

下山ルートは急勾配のカラマツコースを選択。こちらは樹木に囲まれていて無風状態。先行者の踏み跡もあって歩き易いことこの上なく、そもそも登りにブナコースを選択したことが間違いの始まりであったことを痛感しつつも、なるべく考えないようにして一気に駆け下りました。

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