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Yamareco

記録ID: 76064
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

段ヶ峰

2010年08月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:57
距離
12.9km
登り
753m
下り
740m

コースタイム

06:40 旧生野荘(生野高原ゴルフ前)駐車場
08:00 達磨ヶ峰(Yahoo!地図には表記なし)
09:00 フトウヶ峰(同上。360度のパノラマが楽しめる)
09:40 段ヶ峰(フトウ同様、周囲一望出来る。山頂で20分休憩、10:00出発)
10:20 フトウヶ峰分岐
11:10 杉谷登山口
12:10 駐車場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
blogも書いております。併せてご覧いただければ幸いです。
http://glaneurs.net/article/161102719.html

■コース状況
フトウヶ峰〜段ヶ峰間にある「水飲み場」と呼ばれる箇所と、杉谷登山口付近の瀬のあたり以外は足場の悪いところもありませんでした。

■ポイント(1)
達磨ヶ峰(ダルガミネと読みます)とフトウヶ峰の間には小ピークが2つあるのですが、1つ目のピークの山頂付近で道迷いを起こしかけるところでした。原因は、正しいルートから外れたところに地籍調査のピンクのリボンがあったためです。詳しくは写真をご覧ください。

■ポイント(2)
フトウヶ峰分岐(フトウヶ峰山頂・水飲み場経由段ヶ峰方面・杉谷登山口方面の分岐)から杉谷登山口方面に進み、稜線を下った突き当り(T字路)に下山道の案内看板があり、左方向は「沢下り方面」、右方向は「杉谷登山口方面」とありました。しかし、駐車場の登山口にあった看板で「杉谷登山口から更に林道を進んだところに沢登りコースという登山路がある」という情報を目にしていたので、「あれ、杉谷は左で、沢は右じゃないの??」と迷ってしまいました。

結局右……杉谷登山口方面に進んだところ正解でしたが、同じように誤解する人がいるかもしれないと思いました。

■ポイント(3)
杉谷登山口方面を降りていき、杉林の中のつづら折れの道を下り切ったところで、沢にぶつかりました。これが(2)で書いた沢下り方面の終着地で、つまり杉谷の道と合流するところなのですが、ここから登山口方面への案内が悪いように思いました。(正解は石の上を歩いて瀬を下って行く)

■ポイント(4)
杉谷登山口から駐車場までは舗装/未舗装が入り混じった林道と、別荘地&ゴルフクラブ横の舗装路を歩きます。定番の段ヶ峰から千町峠に進んで林道を歩くパターンだと2時間半歩かないといけないという情報が事前にあったため、段ヶ峰からフトウヶ峰に戻って杉谷登山口へ下るパターンを取りましたが、それでも林道歩きは1時間程度かかりました。素直に縦走路を戻るほうが気持ちはいいかもしれません。
旧生野荘の駐車場(現 生野高原ゴルフクラブの道路を上がってクラブハウス手前を右を入る)にある登山口の案内板です。
旧生野荘の駐車場(現 生野高原ゴルフクラブの道路を上がってクラブハウス手前を右を入る)にある登山口の案内板です。
クマ注意の看板です。今年は各地で目撃/出没情報が多いため、ちょっと緊張。鈴をつけて歩きます。
クマ注意の看板です。今年は各地で目撃/出没情報が多いため、ちょっと緊張。鈴をつけて歩きます。
達磨ヶ峰への急な登りの途中、まるで門のような巨岩が出迎えてくれました。
達磨ヶ峰への急な登りの途中、まるで門のような巨岩が出迎えてくれました。
「達磨ヶ峰の肩」と呼ばれる場所です。看板の裏手にも道があるようにみえますが、ルートはそちらではないのでご注意を。
「達磨ヶ峰の肩」と呼ばれる場所です。看板の裏手にも道があるようにみえますが、ルートはそちらではないのでご注意を。
急な登りが終わると、稜線上の平坦な道を歩きます。
急な登りが終わると、稜線上の平坦な道を歩きます。
道の向こうに月が……
道の向こうに月が……
達磨ヶ峰山頂です。通り道、といった風情。
達磨ヶ峰山頂です。通り道、といった風情。
ここからの稜線は少し立木の間を抜ける道も出てきます。
ここからの稜線は少し立木の間を抜ける道も出てきます。
これから歩く道を見渡します。右から小ピーク(最低コル手前)、フトウヶ峰、段ヶ峰
これから歩く道を見渡します。右から小ピーク(最低コル手前)、フトウヶ峰、段ヶ峰
段ヶ峰から更に左手を望みます。なんていう山だろう。
段ヶ峰から更に左手を望みます。なんていう山だろう。
気持ちの良いブナ林を歩きます。これは背中側=東。
気持ちの良いブナ林を歩きます。これは背中側=東。
今度は進行方向側=西。まだちょっと暗い。
今度は進行方向側=西。まだちょっと暗い。
記録に書いた、ポイント(2)のところです。右奥の明るい方向に次のピンクリボンが見えたのでそちらに進むと、正面には鹿避けネットがあり進めず、右方向に進むのかと思いきや踏み跡がありません。鹿か何かの骨が転がっていて、「よもや道迷い!?」と思って一旦元の場所(写真左手前のピンクリボン)まで戻って辺りを見渡すと、左奥に道が延びていることに気が付きました。リボンを頼りに歩くと右手に進みがちな気がします。
記録に書いた、ポイント(2)のところです。右奥の明るい方向に次のピンクリボンが見えたのでそちらに進むと、正面には鹿避けネットがあり進めず、右方向に進むのかと思いきや踏み跡がありません。鹿か何かの骨が転がっていて、「よもや道迷い!?」と思って一旦元の場所(写真左手前のピンクリボン)まで戻って辺りを見渡すと、左奥に道が延びていることに気が付きました。リボンを頼りに歩くと右手に進みがちな気がします。
小ピークを過ぎて、最低コルへ。ここからちょっと登ります。
小ピークを過ぎて、最低コルへ。ここからちょっと登ります。
フトウヶ峰山頂手前で歩いてきた道を振り返り。達磨ヶ峰と小ピーク。
フトウヶ峰山頂手前で歩いてきた道を振り返り。達磨ヶ峰と小ピーク。
フトウヶ峰の山頂は平坦になっていて、まずはこの岩が出迎えます。
フトウヶ峰の山頂は平坦になっていて、まずはこの岩が出迎えます。
平らなのでとっても歩きやすいのです。
平らなのでとっても歩きやすいのです。
一応、山頂です。もっとも高いところだからだと思いますが、平べったいので何とも……
一応、山頂です。もっとも高いところだからだと思いますが、平べったいので何とも……
フトウヶ峰から段ヶ峰を望みます。あと少し。
フトウヶ峰から段ヶ峰を望みます。あと少し。
再び振り返ります。
ところでフトウヶ峰のフトウって「不倒」? 「不撓」? それとも「不踏」?
再び振り返ります。
ところでフトウヶ峰のフトウって「不倒」? 「不撓」? それとも「不踏」?
山頂を少し過ぎたところで、分岐があります。
山頂を少し過ぎたところで、分岐があります。
T字路になっていて、北:段ヶ峰方面、東:フトウヶ峰山頂、南:杉谷登山口方面、となります。
T字路になっていて、北:段ヶ峰方面、東:フトウヶ峰山頂、南:杉谷登山口方面、となります。
段ヶ峰に向けて歩いていると、何やら不思議な物体が目に入ります。
段ヶ峰に向けて歩いていると、何やら不思議な物体が目に入ります。
途中、コル部分の「水飲み場」を過ぎて段ヶ峰へ登っていくと、不思議な物体が近づいてきました。アンテナ? 何かの枠??
途中、コル部分の「水飲み場」を過ぎて段ヶ峰へ登っていくと、不思議な物体が近づいてきました。アンテナ? 何かの枠??
真横まで来ました。これは……
真横まで来ました。これは……
シダを分け入って、真下まで来ました。なんか折れ曲がってしまったようです。
シダを分け入って、真下まで来ました。なんか折れ曲がってしまったようです。
どうやら、元々はまっすぐな長い柱だったものが、2か所で折れて枠みたいになってしまった模様。なんかシュールです。廃墟っぽい。
どうやら、元々はまっすぐな長い柱だったものが、2か所で折れて枠みたいになってしまった模様。なんかシュールです。廃墟っぽい。
シュールな何かを後にして、段ヶ峰へ進みます。振り返って1枚、左手の小さなピークから杉山・笠杉山へ行くことが出来るそうです。
シュールな何かを後にして、段ヶ峰へ進みます。振り返って1枚、左手の小さなピークから杉山・笠杉山へ行くことが出来るそうです。
更に振り返り、今日歩いてきた道です。フトウヶ峰から達磨ヶ峰まで一望出来ます。
更に振り返り、今日歩いてきた道です。フトウヶ峰から達磨ヶ峰まで一望出来ます。
ということで、山頂です。
最初かなりスローペースで登りだしたのですが、結局コースタイム通りの3時間(ただし僕は休憩時間込み)で到着。
ということで、山頂です。
最初かなりスローペースで登りだしたのですが、結局コースタイム通りの3時間(ただし僕は休憩時間込み)で到着。
山頂から取って返して、フトウヶ峰分岐から杉谷登山口方面へ。稜線上をひたすら下ると、こんな看板が。確か入口の案内板によると(南から見て)沢登りコースが左、杉谷登山口が右だったはずだけど、この看板によると逆になってる。何故だ。まさか看板が間違ってるわけでもないだろうし、ともかく下りれば下りられるだろうから、右に進みます。
山頂から取って返して、フトウヶ峰分岐から杉谷登山口方面へ。稜線上をひたすら下ると、こんな看板が。確か入口の案内板によると(南から見て)沢登りコースが左、杉谷登山口が右だったはずだけど、この看板によると逆になってる。何故だ。まさか看板が間違ってるわけでもないだろうし、ともかく下りれば下りられるだろうから、右に進みます。
木々の間を下りていく途中、達磨ヶ峰がみえました。間違ってはいない、はず。
木々の間を下りていく途中、達磨ヶ峰がみえました。間違ってはいない、はず。
木々の間を抜けて、杉林に入り、ひたすらつづら折れの道を抜けると、瀬に出合いました。先ほどの分岐がここで合流するようです。
木々の間を抜けて、杉林に入り、ひたすらつづら折れの道を抜けると、瀬に出合いました。先ほどの分岐がここで合流するようです。
今下りてきた道。とても分かりにくい。
今下りてきた道。とても分かりにくい。
もう1方の道、こちらも分かりにくい。ちなみに入口の案内板にはこの道は案内されてませんでした。
もう1方の道、こちらも分かりにくい。ちなみに入口の案内板にはこの道は案内されてませんでした。
杉谷の登山口があるだろうと思われる方向=瀬を下る方向。どこが道やら知れず、とりあえず石を踏みつつ瀬に沿って下りてみる。
杉谷の登山口があるだろうと思われる方向=瀬を下る方向。どこが道やら知れず、とりあえず石を踏みつつ瀬に沿って下りてみる。
すこし行くと、林道に出ました。
すこし行くと、林道に出ました。
杉谷登山口にあった案内板。駐車場にあったものとは違う。そしてさっきの分岐の案内はここにも無い。
杉谷登山口にあった案内板。駐車場にあったものとは違う。そしてさっきの分岐の案内はここにも無い。
杉谷の入口はこんな様子です。
杉谷の入口はこんな様子です。
林道をひたすら歩きます。途中で珍しい?蝶に出会ったり……
林道をひたすら歩きます。途中で珍しい?蝶に出会ったり……
なんか崩落してる場所をみかけたり……
なんか崩落してる場所をみかけたり……
もしかして登れそう? 面白そう??
もしかして登れそう? 面白そう??
30〜40分ほど歩くと、分岐に出ました。これは左です。
30〜40分ほど歩くと、分岐に出ました。これは左です。
左に曲がって、まさかの登り道をしんどい思いをしながら登っていくと、カッセルという別荘地に入りました。「元・別荘地」と呼んでもいいような建物がある一方で……
左に曲がって、まさかの登り道をしんどい思いをしながら登っていくと、カッセルという別荘地に入りました。「元・別荘地」と呼んでもいいような建物がある一方で……
お友達とテニスに興じる歓声が聞こえてきたりと、なんともアレです。
お友達とテニスに興じる歓声が聞こえてきたりと、なんともアレです。
消防団の消防車がジブリっぽくなっているのを目にしたりしつつ、駐車場に戻り着きました。
消防団の消防車がジブリっぽくなっているのを目にしたりしつつ、駐車場に戻り着きました。
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コメント

ゲスト
こんばんは
腰の具合は大丈夫でしたか?

ちょっと気にかけてらした沢目は大丈夫だったみたいですね^^
2010/9/1 18:04
コメントありがとうございます
多分、飛んだり跳ねたり走ったりしたらダメなんだと思いますけど、歩く分には問題ありませんでした。少しずつ負荷をかけていきたいと思います。

沢や林道、雨の後だとどうかなぁって感じでした。もうちょっと整備してくれればなぁと思いました。自治体に報告しといたほうがいいのかな?
2010/9/2 10:31
ゲスト
RE: 段ヶ峰
人が多く入る所なら、言って整備してもらう方が良さそうですよね。ロープとか「荒天時危険。通行注意!」みたいな看板一つでも違いますから。
人がいない山域はさすがに無理なので、登山者がやるしかないんでしょうけど。

沢目…方言というか年寄りの言葉かも。沢筋と同じ意味で使ってました(^^;
2010/9/2 13:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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