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Yamareco

記録ID: 760924
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アルパインクライミング
十勝連峰

上ホロカメットク山 化物岩

2015年11月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:31
距離
7.4km
登り
901m
下り
893m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:39
休憩
0:51
合計
7:30
6:22
6:22
283
11:05
11:06
36
11:42
12:11
21
12:32
12:33
5
12:38
12:38
8
12:46
12:51
21
13:12
13:27
1
13:28
ゴール地点
化物岩右ルートは山谷の本では4Pと書かれているが、2P目と4P目はほとんど這松漕ぎか雪壁歩きに徹するので自信があればザイルを省略することができると思う。今回は雪が少なかったのもあり、結局1P目と3P目のみザイルを出した。登攀難易度としては雪の付き方にもよるが、1P目:3級 3P目:4級-程度かと思う。中間支点は残置や木、カムなどが使える。ハーケンはどこにでも打てそうだった(結局打たなかったが)。アルパインに共通する事ではあるが、ルーファイが一番重要に思える。ルートを間違えれば格段に難易度があがるので、あらかじめしっかりとした準備と、登る前の再確認が重要だ。終了点はすべて這松でとれる。雪の少ない時期では、4P目終了後は登山道をめがけて這松の海を泳ぐより、化物岩から八つ手岩へつながっている稜線伝いに歩く方が這松が少なくよさそうだ。
天候 ド快晴
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
凌雲閣駐車場手前数km地点にアイスバーンがあり、少々手間取った。
コース状況/
危険箇所等
登山道はほとんど雪が積もっている。
右手に映るのが化物岩全貌。奥に聳えているのが八つ手岩
2015年11月07日 06:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 6:19
右手に映るのが化物岩全貌。奥に聳えているのが八つ手岩
まだまだ雪が少ない時期だが、登山道は雪で埋まっていて快適に歩ける。
2015年11月07日 06:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 6:19
まだまだ雪が少ない時期だが、登山道は雪で埋まっていて快適に歩ける。
朝焼けが美しい
2015年11月07日 06:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 6:21
朝焼けが美しい
化物岩右ルート1P目:何でもないルートだが、雪が少ないのと変なトラバースがあったりでいやらしい。楽しくはない。
2015年11月07日 06:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/7 6:56
化物岩右ルート1P目:何でもないルートだが、雪が少ないのと変なトラバースがあったりでいやらしい。楽しくはない。
2015年11月07日 07:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 7:32
2015年11月07日 07:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 7:33
化物岩右ルート3P目(実質2P目:最終ピッチ)の取り付き地点。大きな一枚岩の真ん中に残置支点がある。ここなら落石も避けられる。
2015年11月07日 09:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 9:13
化物岩右ルート3P目(実質2P目:最終ピッチ)の取り付き地点。大きな一枚岩の真ん中に残置支点がある。ここなら落石も避けられる。
奥に左ルートが見えている。
2015年11月07日 09:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 9:14
奥に左ルートが見えている。
楽しい...。
2015年11月07日 09:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 9:29
楽しい...。
化物岩右ルート3P目(実質2P目:最終ピッチ)
2015年11月07日 09:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 9:29
化物岩右ルート3P目(実質2P目:最終ピッチ)
化物岩右ルート3P目(実質2P目:最終ピッチ)
2015年11月07日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 9:35
化物岩右ルート3P目(実質2P目:最終ピッチ)
富良野岳方面がよく見える。
2015年11月07日 11:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 11:02
富良野岳方面がよく見える。
化物岩直下の這松の海。頑張って泳ごう。
2015年11月07日 11:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 11:05
化物岩直下の這松の海。頑張って泳ごう。
化物岩を八手岩方面から眺めた写真。この通り、這松を泳ぐより、化物岩の稜線を歩いた方がよかった。
2015年11月07日 11:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 11:27
化物岩を八手岩方面から眺めた写真。この通り、這松を泳ぐより、化物岩の稜線を歩いた方がよかった。
2015年11月07日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 11:40
2015年11月07日 11:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 11:46
2015年11月07日 11:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 11:49
2015年11月07日 11:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 11:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 11:53
写真右上の岩壁の基部に北西稜ルート(?)を登っている人らしき人影が見える。この雪の付き具合だと難しそうだ。ハーケンを打つ音が谷全体にこだましていた。
2015年11月07日 12:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 12:00
写真右上の岩壁の基部に北西稜ルート(?)を登っている人らしき人影が見える。この雪の付き具合だと難しそうだ。ハーケンを打つ音が谷全体にこだましていた。
以下、写真をお楽しみください。
2015年11月07日 12:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 12:00
以下、写真をお楽しみください。
2015年11月07日 12:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 12:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 12:03
2015年11月07日 12:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 12:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 12:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 12:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 12:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 12:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 13:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2015年11月07日 13:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 13:26
某所ガタタンラーメン。行きたかったお店は閉店していた。
2015年11月07日 16:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/7 16:33
某所ガタタンラーメン。行きたかったお店は閉店していた。

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター バラクラバ ザック アイゼン ビーコン スコップ ゾンデ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 食器 ライター 地図(地形図) トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード キャメロット カム ナッツキー ハンマーバイル アイスアックス

感想

冬季登攀は普段曖昧にしていることが、全て自分の身に降りかかってくるから毎度勉強になる。自身の登攀技術の未熟さが、どれほどまで許容されうるものなのかという事を体温低下や、気象条件の悪化、日没、ひいては生命の危機でもって教えてくれる。今回は運よく天気に恵まれたが、カミホロは気象条件が悪化すると凄惨極まりなく、過去に死人も多数出ていることは意識しなくてはいけない。それだけに、満足のいく登攀が出来た時の充実感は格別なものだ。

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