立冬のひさし大山みち幾つ ★時雨のコマ参道から句を詠みながら
コースタイム
チャリ区間 自宅から(国1・県61)10:30すき家平塚豊田店(県611)ー11:45大山駅BS
登山区間 11:45大山駅BSー旧参道散策ー13:30阿夫利神社下社ー14:50大山山頂
下山区間 14:50大山山頂15:20ー16:10阿夫利神社下社ー16:45大山ケーブル駅BSー17:15大山駅BS
チャリ区間 17:20大山駅BS(県611・県61)からJR平塚駅まで走り輪行
今日は吟行(ぎんこう)山行です。句を詠みながら気ままに大山を目指します
天候 | 時雨→薄日→うらら |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
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コース状況/ 危険箇所等 |
遅い入山による下山遅れ 飲酒による転倒 |
写真
装備
個人装備 |
歳時記
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感想
雨間(あまま)の吟行山行
前日から雨でしたが当日10時に上る予報なので8時からロードレーサーで漕ぎ出してみたものの、こんなことならスポルティーフ(泥除け付きチャリ)で来るべき、
いやチャリでなく、電車バスで、または車輪を外し電車で輪行というのも選択できる。雨は迷わせてくれますが結局チャリで(^^;
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写真1 雨天の自転車移動。上がれば誰しも嬉しいもの。自分の周りに水滴が漂うそれに加えてのサプライズ。歌川広重や虎女ゆかりでもある東海道大磯宿に高麗山あり(・∀・)
薄日さし時雨がふわりふわりかな ほの香
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写真5 大山に至る道の選択肢は多いのですローマ道と同じくらい。登山道も多く薮が取れる冬なら尚更。
立冬のひさし大山みち幾つ ほの香
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写真11-12 大山麓の阿夫利神社社務所で七五三の祝詞が。ああ今日は七五三かぁと着物正装の家族が参列していたので伺うと、これから料理屋で会席だって。絹織物で大山飲み会?とか羨ましいぞ(・∀・)
と突然に霊峰から雲が取れたのです。。30秒くらいの出来事
七五三わが子見守る阿夫利山 ほの香
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写真13
江戸期の大山開山は夏限定でした。まずこの愛宕滝(禊ぎ滝)で体と心を清めてから山頂へと。つうかさぁ真夏の江戸っ子水浴び大騒ぎが目に浮かぶんだけどw
今は大山詣での時期はずれ。滝は昨日の雨で増水していました
ざあざあと時雨集めて禊ぎ滝 ほの香
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写真22
江戸時代の山岳ガイド=先導師といいます。道案内だけでなく大山についても詳しかったのでしょう。ここから登山道です。
霊峰の先導師かな散紅葉 ほの香
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写真35-36
いよいよ山頂です。登山途中で声をかけた青年と再開したのですが、丹沢の里山や神奈川の旧道に造詣が深く情報の交換。時間を忘れていたら今まで見えていた大山三峰に雲が湧き。。
雲上で友と語れば暮れ早し ほの香
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写真38-39
ヒーヒーと下山してきましたw
コマ参道の終点に鯛焼き屋さん。”鯛焼き”は冬の季語。
鯛焼きが跳ねて体いきかえる ほの香
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写真40
大山や霊気もらいし冬日和 ほの香
JR平塚駅から輪行+ビール。
大山は、地理の目からすれば丹沢山塊の一部で・・と片付けられそうですが
文化的には、霊峰・名峰・名山・信仰の山・悠久の山など、様々な形容があります。
ここを一言で言い表すのは難しい。こんな山、関東では高尾・富士くらいなのでは?
帰りの電車で呑んでみれば、今日は前半雨模様もコマ山の時雨には趣があった。偶然に七五三と重なり。。コマ送りに暖かな日和だった。 いとおかしw
下山二日後の11月17日(火) 道祖の相方?と酌み交わしつつ久しぶりの筋肉痛です(↑▽↑)
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