傾山で2024年山納め

2024年12月31日(火) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,547m
• 下り: 1,552m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:53

距離 12.0km 登り 1,547m 下り 1,552m

8:51 スタート地点
8:53 九折登山口
9:01 9:06 上畑コース分岐
9:09 酒桶滝
9:25 芥神の滝
10:18 10:35 林道合流点
11:31 11:32 九折越小屋
11:33 11:34 九折越
12:02 千間山
13:21 後傾
13:31 13:47 傾山
13:54 14:05 前傾
14:12 14:13 五葉塚
14:15 14:16 三ツ坊主分岐(下り)
14:33 水場
15:01 三ツ坊主分岐(登り)
15:15 三ツ尾
16:02 登山口（三ツ尾経由）
16:07 16:16 観音滝
16:31 上畑コース分岐
16:40 九折登山口
16:44 ゴール地点

天候

晴れ 後 曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

九折登山口の駐車場を利用
大晦日でも5台くらいクルマがありました

コース状況／危険箇所等

上畑コース、三ツ尾コースどちらも渡渉や岩場があります
【九折登山口〜九折越】
・前半は渡渉を繰り返しながらの緩い登り、渡渉の難易度はどれも低いが足場が悪い場所や正規ルートが分かりにくい場所はあるので要注意。
・後半は次第に勾配が急になり補助ロープ付きの岩場を何度か通過する。岩場の難易度はそれほど高くない。

【九折越〜傾山】
・九折越からしばらくは緩くて歩きやすい尾根道。傾山直下の急勾配に突入するまでが今回歩いた中で一番快適な区間。
・傾山の直下は再び急勾配となって岩場だらけの道となる。
・日当たりが良いので雪は無い。

【傾山〜三ツ尾】
・三ツ坊主は迂回路を利用したが、それでも今回歩いた中で一番道が悪い区間だった。
・踏み跡が分かりにくい場所や足場の不安定な岩場があるので要注意。
・日当たりの悪い北斜面を中心に凍結した積雪あり。

【三ツ尾〜九折登山口】
・三ツ尾分岐からドウカイ谷の渡渉地点まで特に大きな難所は無し。
・ドウカイ谷の渡渉は水量が少なく問題なく通過できた。

写真

12/31 8:50

九折登山口
大晦日ですが今日も山に登ります😗

12/31 8:54

最初は少しだけ舗装路歩き
少し奥に見える険しそうな稜線が傾山…？あるいは三ツ坊主だろうか？

12/31 8:55

標高400mの標識
山頂は約1,600mなので標高差は1,200mか…頑張るしかない😑

12/31 9:01

上畑コースへの分岐点
真っ直ぐ進んでも傾山に行けるけど反時計回りに周回したいので右の上畑コースに入ります

12/31 9:01

うーん、落ち葉に埋もれて踏み跡がほとんど見えないぞ😇

12/31 9:33

風穴？
冬なので冷たい空気が出ているかは分からない

12/31 9:46

芥神の滝

12/31 9:53

渡渉

12/31 10:01

また渡渉

12/31 10:01

何度も渡渉
水量が少ないのでどの渡渉も難易度は高くない

12/31 10:02

やっと標高700m
時間の割に標高を稼げていない🙄

12/31 10:09

険しい岩場💦

12/31 10:29

林道とクロス

12/31 11:10

樹林の間からミツ坊主の岩壁

12/31 11:31

九折越に到着しました
登山口からここまで2時間半、渡渉、岩場、急斜面が繰り返し現れる険しい道のりでした😥

12/31 11:31

九折越から望む傾山
まだまだ遠いのぉ…😓

12/31 11:32

日差しが温かな九折越の広場で一休み

12/31 11:54

九折越から先はさっきまでの険しい登山道から一転、歩きやすい尾根道に♪
冬枯れした落葉広葉樹森は明るくて気分も軽やか🥰

12/31 12:03

センゲンの小ピークを通過

12/31 12:03

段々と展望も良くなってきた

12/31 12:10

センゲンから少し進んだポイントで真正面に傾山が見えました

12/31 12:23

最高の傾山ビュー🥳
本当にカッコイイ山だなぁ

12/31 12:26

鬼の角のような山頂
これからあそこへ登ると思うとドキドキします

12/31 12:44

九折越から1時間ほど続いたボーナスタイムは終了😇
いよいよ傾山直下の険しい岩場に突入！

12/31 12:56

展望が良くなり祖母山へと繋がる稜線が一望できるようになってきました
ちなみに肝心の祖母山そのものはモヤの中で、今見えているのは本谷山までの模様

12/31 13:04

岩壁の迫力が凄い！

12/31 13:09

九州山地の深い山なみと光芒が美しい

12/31 13:10

12/31 13:18

断崖絶壁を横目に見ながら山頂を目指します

12/31 13:22

遂に登頂！と思ったらここは「後傾」という名の偽ピーク(´；ω；｀)
本物は崖の向こうに見えてるピークのようです

12/31 13:22

本物のピークはこの稜線の先に

12/31 13:30

午後1時半、今度こそ傾山に登頂！
とても登り応えのある山でした😇

12/31 13:31

傾山から見る後傾
あっちの方が高いように見えるけど気のせいかな🤔

12/31 13:38

ちょっと霞んでいるけど傾山山頂からの眺めは最高！

12/31 13:38

眼下に見える険しい岩山は「三ツ坊主」

12/31 13:42

光芒煌めく九州山地の山なみ

12/31 13:42

12/31 13:43

12/31 13:44

12/31 13:46

三ツ坊主の岩肌をスポットライトのように照らす日差しが神秘的

12/31 13:49

下山を開始
帰りは三ツ尾コースを下ってみます

12/31 13:55

北斜面に入ると積雪あり
深さはうっすら積もっている程度だけど凍結しているので滑りやすいです

12/31 13:57

険しい岩場

12/31 14:03

前傾から望む本傾の絶壁

12/31 14:14

三ツ坊主の縦走路は難路とのことなので巻道へ迂回します
縦走路を歩きたい気持ちもあるけど既に午後2時を過ぎていて今から難路に入り込むには時間が足りません( ˘ω˘ )

12/31 14:16

巻道の方はしっかり整備された登山道なのかと言えばそんなこともなく、踏み跡がはっきりしない状態です

12/31 14:32

水場は凍結していて氷瀑みたいになっている

12/31 14:35

12/31 14:38

滑りやすい岩場

12/31 14:56

想定以上に道が荒れていて気持ちがゲンナリ…😓
足元が悪くてスピードが出ません

12/31 15:02

三ツ坊主の縦走路と合流したあとは急に歩きやすい尾根道になりました

12/31 15:16

三ツ尾分岐点

12/31 16:08

三ツ尾から1時間ほど下ったところでトウカイ谷の渡渉ポイント

12/31 16:10

滑床が美しい沢です
この沢のすぐ下流には観音滝がある模様

12/31 16:10

水量は少なく渡渉は楽勝

12/31 16:12

朽ちた標識

12/31 16:15

観音滝
さっき渡渉した場所のすぐ下がこんなに大きな滝だったとは😨

12/31 16:16

落差は75mとのこと
遠くから眺めるだけでも圧巻

12/31 16:28

午後4時半、無事下山
関東なら日没になる時間ですが九州ならまだ余裕あり
昨日は九州の朝の遅さに困惑させられたけど今日は九州の宵の遅さに助けられました😇

12/31 16:44

クマさん…本当に九州に居るのだろうか？

12/31 18:53

阿蘇の「火の国温泉どんどこ湯」で温泉タイム
大晦日でも夜遅くまで通常営業していて風呂難民にならずに済みました♨︎😌♨

12/31 20:10

年越し蕎麦😋
良いお年を(* 'ω')ノ

撮影機器：

NIKON D750 NIKON CORPORATION

Pixel 8a Google

感想

kuge

（2024 - 25年 九州登山遠征)
12/27　0日目…所沢夕方発〜三重県まで移動
12/28　1日目…竜門岳登山〜福岡県まで移動
12/29　2日目…脊振山登山
12/30　3日目…経ヶ岳〜太良岳登山 天草松島観光
12/31　4日目…傾山登山
1/1　5日目…九重中岳〜大船山登山 阿蘇神社初詣
1/2　6日目…高隅山登山 雄川の滝観光
1/3　7日目…韓国岳登山 霧島温泉観光
1/4　8日目…鶴見岳登山 湯布院観光
1/5　9日目…東京九州フェリーで帰宅

とうとう大晦日になりました。
普段の年なら地元に帰省してぐうたらして過ごしている頃ですが、今年は年を跨いでの九州遠征中なので大晦日も休まずに山登りです😗

大晦日に登る今年最後の一座は傾山。
お世辞にも易しい道のりの山とは言えず、渡渉と岩場と荒れた道の繰り返しに登りも下りも心が折れそうになりましたが、山頂が近くなるにつれて絶壁が迫りくる光景にはとても冒険心をそそられました。特に九折越からの尾根道を歩きながら正面に見える傾山の姿は本当にカッコいいですね🥳
本格的に岩場だらけの山に登るのは久しぶりで体力的もかなり堪えましたが、一年の締めくくりに面白い山に登ることができてよかったです。

そして断崖に囲まれた山頂からの眺めはとても開放的で、九州山地の深い山なみがどこまでも広がる景色が圧巻でした。祖母山が霞に覆われて見えなかったのはちょっと残念ですが、雲の合間から深い山なみに降り注ぐ光芒がとても美しかったのが印象的です。

昨日、一昨日と標高1000mくらいの山でもしっかり雪があったので標高1600mもある傾山は下手をしたら本格的な雪山かな…？と想像していましたが、あれれ…？北斜面以外はほとんど積雪は無し。
やっぱり九州山地の東側だと雪雲の影響をあまり受けないのか、不思議なもんです🤔

傾山からの下山を以って2024年の山行はすべて無事に終了。
下山後は阿蘇神社初詣と九重連山での初日の出登山に備えて阿蘇方面へと移動、火の国温泉で年越し蕎麦を食べながら大晦日の夜を過ごしました。
それでは良いお年を(*´∀`)ノシ