長沢背稜(東日原-富田新道-雲取山-芋ノ木ドッケ-天祖山-東日原)
- GPS
- 27:40
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,376m
- 下り
- 2,378m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:46
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:25
天候 | 21日晴れ、22日曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富田新道、長沢背稜、天祖山共に落ち葉で道が隠れている場所が多い。ルートを示すテープ類に気を配るとともに、ときどき道型を見極める必要がある。 |
写真
感想
1か月近く山から離れていたので、今週は何とか登りたい。3連休で混みそうだが、雲取山荘に泊まる予定で少し遅めに家を出た。
しかし、奥多摩行のホリデー快速は御嶽駅でも結構な人数が残っており、奥多摩駅は人で溢れていた。結局、東日原と鴨沢西へのバスは3台以上増便されたようだ。私は何とか3台目に乗れて東日原到着。
しかし、ここから鍾乳洞方面に歩き始めたのは私ともう一組だけであった。いつもと同じく、川苔山が2/3で、あとは天目山他なのであろう。
八丁橋から先に入るのはこれが初めてだ。延々と歩くこと1時間半、林道から川に降りて唐松橋に到着。ここは唐松谷との合流点であるが、本流よりも唐松谷の方が立派に見える。また、それ以外にもう一つ小さな沢が流れ込んでいる。このような合流点は大菩薩にもあったが、そんなに多くは無いだろう。
ここまでの林道ではまだ紅葉が残っていたが、唐松橋から先は冬枯れの世界となった。唐松谷のルートを分けた後、ダラダラとした登りが続くが、なかなかきついところである。2時間ほどで権衛の頭と思しき場所に出る。樹林の間に見え隠れする富士山や長沢背稜の姿を楽しみながら歩いていると、馬糞のような糞の塊があった。臭いもあるので確かに何かの糞なのだが、こんな場所に馬がいるとは考えにくく、帰ってから調べてみたが良くわからない。ひょっとするとため糞をするという狸であろうか。それにしてもすごい量である。パッと見て数キロはある。
そこからカラマツ林を抜けてだらだら登ると小雲取山に着いた。ここからは通いなれた道である。山頂で一息入れた後小屋に向かった。
小屋は案の定激混みであったが、これも行ったことがないところに行くのであるから我慢しかない。
翌朝暗いうちに小屋を出る。霧が深くて足元が不安であるが、速度を上げなければ何とか進める。芋ノ木ドッケ山頂への分岐を過ぎるころから明るくなったが、まだ林の中ではストロボが光る。
晴れていれば気持の良い稜線であろうが、霧の中ではいまいちである。が、初めて歩く道はそれなりに楽しいものである。1時間半で長沢山に到着。長い間頭の隅にあった山頂である。
しかし、ボショボショ霧雨の降るところでは長居は無用、早めに下山したくなって水松山から天祖山の山稜を下った。結局、長沢背稜で単独行の女性に抜かれたのと、天祖山への登る2組3人に出会っただけの静かな山行であった(雲取小屋を除いて)。
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