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Yamareco

記録ID: 7693294
全員に公開
ハイキング
中国

本宮高倉山 ~四国から中国山地まで展望~

2025年01月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:27
距離
9.5km
登り
594m
下り
597m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
1:25
合計
5:23
距離 9.5km 登り 594m 下り 597m
10:06
78
牟佐スポーツ広場駐車場
11:24
11:33
75
12:48
13:54
36
14:30
14:40
49
高倉神社
15:29
牟佐スポーツ広場駐車場
天候 晴・曇
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
牟佐スポーツ広場駐車場に車を停めて歩き始めました。30台の駐車スペースとトイレがあります。
コース状況/
危険箇所等
落ち葉が多く道が不明瞭なところが多くあります。ルートには木の枝にピンクのテープが巻いてあるのですが、時々見失ってGPSを頼りに方向修正しました。危険個所は無さそうですが、落ち葉の下の木の枝や石で足を滑らさないように注意を払いました。
牟佐スポーツ広場はテニスコートと野球グランドがあります。
2025年01月12日 10:06撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:06
牟佐スポーツ広場はテニスコートと野球グランドがあります。
今日は時計回りで歩きます。
2025年01月12日 10:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:13
今日は時計回りで歩きます。
高蔵神社(里宮)へ立ち寄ります。
2025年01月12日 10:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:18
高蔵神社(里宮)へ立ち寄ります。
門はありますが社殿はありません。くぐって奥へ抜けます。
2025年01月12日 10:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:20
門はありますが社殿はありません。くぐって奥へ抜けます。
尾根の登山道へ入りました。
2025年01月12日 10:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:22
尾根の登山道へ入りました。
時々このオレンジの標識に出逢います。あと、送電線点検路にはありこちでお世話になりました。
2025年01月12日 10:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
1/12 10:25
時々このオレンジの標識に出逢います。あと、送電線点検路にはありこちでお世話になりました。
汗ばんできたのでフリースの上着を脱ぎました。でも,手袋は外せない。
2025年01月12日 10:31撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:31
汗ばんできたのでフリースの上着を脱ぎました。でも,手袋は外せない。
アベマキかな
2025年01月12日 10:37撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 10:37
アベマキかな
落ち葉の積もる登山道です。
2025年01月12日 10:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 10:53
落ち葉の積もる登山道です。
送電線鉄塔に出会いました。
2025年01月12日 10:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:57
送電線鉄塔に出会いました。
点検路は草が刈られています。そちらに進むしか無いです。
2025年01月12日 10:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 10:59
点検路は草が刈られています。そちらに進むしか無いです。
送電線のルートは木が伐採されて笹原になっています。
2025年01月12日 11:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 11:01
送電線のルートは木が伐採されて笹原になっています。
かつて鉄塔があったらしき跡
2025年01月12日 11:05撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:05
かつて鉄塔があったらしき跡
節理の入った花崗岩かな。
2025年01月12日 11:06撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:06
節理の入った花崗岩かな。
林から再び笹原へ。
2025年01月12日 11:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:09
林から再び笹原へ。
道が不明瞭でよくわからなくなりました。
2025年01月12日 11:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:18
道が不明瞭でよくわからなくなりました。
ピンクリボンは見つけたものの、ここから先の道がまたわからない。
2025年01月12日 11:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:20
ピンクリボンは見つけたものの、ここから先の道がまたわからない。
送電線下にまた出てきました。
2025年01月12日 11:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 11:22
送電線下にまた出てきました。
送電線の立つ尾根から尾根の上りに入って、
2025年01月12日 11:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:23
送電線の立つ尾根から尾根の上りに入って、
三等三角点「牟佐」
北緯 34°43′51″.6742
東経 133°58′10″.9925
標高(m) 333.40
2025年01月12日 11:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 11:26
三等三角点「牟佐」
北緯 34°43′51″.6742
東経 133°58′10″.9925
標高(m) 333.40
控えめに山名標識も掛かっていました。
2025年01月12日 11:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 11:27
控えめに山名標識も掛かっていました。
再び笹の中の道を少し戻ります。
2025年01月12日 11:35撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:35
再び笹の中の道を少し戻ります。
林の中へ、またピンクのテープを頼りに。
2025年01月12日 11:38撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:38
林の中へ、またピンクのテープを頼りに。
左側は急斜面制で,時折、麓の平野がみえます。
2025年01月12日 11:50撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:50
左側は急斜面制で,時折、麓の平野がみえます。
尾根に突き出た岩 この辺りは花崗閃緑岩のようです。
2025年01月12日 11:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 11:51
尾根に突き出た岩 この辺りは花崗閃緑岩のようです。
倒れてなおかつ大地にしがみつこうとする植物のしぶとさ。
2025年01月12日 11:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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倒れてなおかつ大地にしがみつこうとする植物のしぶとさ。
この辺り、道がよくわかりません。
2025年01月12日 12:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:02
この辺り、道がよくわかりません。
標識があるから、ここが道のようですね。
2025年01月12日 12:06撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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標識があるから、ここが道のようですね。
林道に出ましたが、地図には載っていない道のようです。
2025年01月12日 12:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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林道に出ましたが、地図には載っていない道のようです。
錆びて朽ちかけた有刺鉄線バリケード
2025年01月12日 12:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:22
錆びて朽ちかけた有刺鉄線バリケード
ピンクのテープがあるからこっちかな。
2025年01月12日 12:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:29
ピンクのテープがあるからこっちかな。
アンテナ施設に出会いました。
2025年01月12日 12:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:32
アンテナ施設に出会いました。
舗装道路を北方向に進みます。
2025年01月12日 12:34撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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舗装道路を北方向に進みます。
向こうの鉄塔の立っている丘が本宮高倉山のようです。
2025年01月12日 12:35撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:35
向こうの鉄塔の立っている丘が本宮高倉山のようです。
山頂登山道の標識を見つけたのでそちらに進みます。
2025年01月12日 12:38撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:38
山頂登山道の標識を見つけたのでそちらに進みます。
薄いけれども、何となく道のようです。
2025年01月12日 12:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:40
薄いけれども、何となく道のようです。
林を抜けて山頂広場に出てきました。
2025年01月12日 12:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:45
林を抜けて山頂広場に出てきました。
左(西)側に流れるのは旭川。
2025年01月12日 12:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:45
左(西)側に流れるのは旭川。
鉄塔と藤棚?
2025年01月12日 12:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:47
鉄塔と藤棚?
山頂はかなり広い広場になっています。
2025年01月12日 12:48撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 12:48
山頂はかなり広い広場になっています。
コノ、カイヅカイブキの輪の中に三角点がありました。このパターンは初めてです。
2025年01月12日 12:50撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 12:50
コノ、カイヅカイブキの輪の中に三角点がありました。このパターンは初めてです。
三等三角点「本宮山」
北緯 34°45′03″.7894
東経 133°58′17″.4305
標高(m) 457.85
2025年01月12日 12:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 12:51
三等三角点「本宮山」
北緯 34°45′03″.7894
東経 133°58′17″.4305
標高(m) 457.85
三角点脇に札が掛かっていました。
2025年01月12日 12:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 12:51
三角点脇に札が掛かっていました。
コンクリートのベンチで昼ごはん。
途中のコンビニで買ったおむすびとバナナです。
2025年01月12日 12:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 12:56
コンクリートのベンチで昼ごはん。
途中のコンビニで買ったおむすびとバナナです。
南側の広場に戻ります。ここはハンググライダーの基地になっているようです。
2025年01月12日 13:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 13:51
南側の広場に戻ります。ここはハンググライダーの基地になっているようです。
西側のあの塔のあるのは金山でしょうか。
2025年01月12日 13:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 13:52
西側のあの塔のあるのは金山でしょうか。
河口方向を望遠で撮影、岡山市です。
2025年01月12日 13:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 13:53
河口方向を望遠で撮影、岡山市です。
《ドローン撮影》北東方向
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《ドローン撮影》北東方向
《ドローン撮影》北西、旭川上流方向
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《ドローン撮影》北西、旭川上流方向
《ドローン撮影》西側を流れる旭川の河口方向を展望。
《ドローン撮影》西側を流れる旭川の河口方向を展望。
帰路につきます。高倉神社を目指して少し車道を歩きます。
2025年01月12日 13:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 13:55
帰路につきます。高倉神社を目指して少し車道を歩きます。
これは溶岩ぽいですね。
2025年01月12日 14:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:03
これは溶岩ぽいですね。
東方向の展望
2025年01月12日 14:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:08
東方向の展望
舗装道路からわき道に入ります。
2025年01月12日 14:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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舗装道路からわき道に入ります。
車が通るには狭いですが、歩くには十分な道幅。
2025年01月12日 14:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:14
車が通るには狭いですが、歩くには十分な道幅。
分岐に出ました。ここは真っ直ぐ檜林の方向へ。
2025年01月12日 14:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:18
分岐に出ました。ここは真っ直ぐ檜林の方向へ。
送電線につながる道です。
2025年01月12日 14:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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送電線につながる道です。
鉄塔の下へ出ましたが、抜ける所が無かったのでここは引き返しました。
2025年01月12日 14:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:25
鉄塔の下へ出ましたが、抜ける所が無かったのでここは引き返しました。
高倉神社の裏手に出ました。
2025年01月12日 14:30撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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高倉神社の裏手に出ました。
本殿はなかなかしっかりした造り。
2025年01月12日 14:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:32
本殿はなかなかしっかりした造り。
拝殿はあまり神社らしくない質素な造りです。
2025年01月12日 14:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:32
拝殿はあまり神社らしくない質素な造りです。
滝があるらしいのでそちらへ進んでみます。
2025年01月12日 14:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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滝があるらしいのでそちらへ進んでみます。
個々もピンクテープが頼り。
2025年01月12日 14:42撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:42
個々もピンクテープが頼り。
送電線の点検路になっているようです。
2025年01月12日 14:46撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:46
送電線の点検路になっているようです。
瀬戸内海と小豆島かな
2025年01月12日 14:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:47
瀬戸内海と小豆島かな
ピンクテープに導かれて林の中へ。
2025年01月12日 14:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 14:58
ピンクテープに導かれて林の中へ。
炭焼き釜跡でしょうか。
2025年01月12日 15:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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炭焼き釜跡でしょうか。
ここが太戸の滝のようです。東屋もありますが…
2025年01月12日 15:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 15:11
ここが太戸の滝のようです。東屋もありますが…
冬場は水が少ないです。
2025年01月12日 15:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 15:11
冬場は水が少ないです。
観光用に道が整備されています。
2025年01月12日 15:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 15:13
観光用に道が整備されています。
残念な水量、季節が悪かった。
2025年01月12日 15:15撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 15:15
残念な水量、季節が悪かった。
ベンチもあります。
2025年01月12日 15:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 15:16
ベンチもあります。
この流れが旭川源流の一つ、身近な川を大切にしようという意図だそうです。
2025年01月12日 15:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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この流れが旭川源流の一つ、身近な川を大切にしようという意図だそうです。
車の通れる道に出ました。
2025年01月12日 15:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 15:19
車の通れる道に出ました。
山陽自動車道の下をくぐります。
2025年01月12日 15:24撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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1/12 15:24
山陽自動車道の下をくぐります。
牟佐運動公園に帰ってきました。
2025年01月12日 15:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1/12 15:25
牟佐運動公園に帰ってきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ サポーティングタイツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ ニット帽 登山靴(ローカット) サブザック(19L) 昼食(おむすび+バナナ) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(麦茶600mL) 地図(行程図・地形図) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) ドローン(MavicMini) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー ファストエイドセット

感想

 連休の中日だが、山陰地方の山には雪があり、天気予報もさえない。こんな時には瀬戸内側まで遠征に出掛けるに限る。岡山の南の方で雪が無く行程が程よい山を探して「本宮高倉山」というのを見つけた。自宅からは一般道で片道3時間ほどかかるが、次の日も休みなので、少々くたびれても明日しっかり休養すれば疲れを引きずらずに済みそうだ。
 朝7時頃に家を出て、予定通り一般道で3時間ほどかかって牟佐運動公園駐車場に到着した。早速登山口に向けて車道を歩いた。地図に鳥居マークのある辺りが登山口のようだ。行ってみるとそこには神社の石段があった。鳥居はないが階段の先に門はある。しかし門の向こうにあるはずの社殿は無い。かつては社殿があったのだろうが現在は雑草の生えた空き地になっている。登山前にお参りをと思っていたが、賽銭箱もないので頭だけ下げて奥へ抜けた。車道に一旦下りて、すぐに尾根に取り付き登っていく。登山道と呼べるほど整備はされていないが、踏み跡は明瞭だ。時々標識がある。また、中国電力の送電線点検用の標識もある。しばらく歩けば送電線の鉄塔にたどり着くのだろう。地図で送電線の位置を確認して先へ進んだ。 鉄塔の下まで出ると、送電線の架かっているいる下は樹が刈られ、見通しの良い笹原になっていた。笹原から林へ入りまた出てゆるい傾斜を上って、最初の三角点に着いた。近くの木に小さな札が取り付けてある。「牟佐山」山頂だ。
 ここから先の道は国土地理院のは地図には記してない。けれど、山行記録は幾つもあったのでルートはあるのだろう。ピンクのテープに導かれて道の不明瞭な山の中を歩いた。作業道跡にも出くわしたが、その道がどこに続いているのかわからないので、再び斜面を上って尾根に向かった。そのうち、有刺鉄線の張られた杭が現れた。何の境界なのか、あちこちで途切れていて結界の役割を果たしていないがとりあえずそれに沿ってしばらく進んでみた。地図の上の点線からは外れているが、下草が少ない山でヤブコギしなくても進めるので、基本、下らず、高い方に向かって進んだ。そのうち、アンテナ施設に突き当たった。その正面から舗装道路が北方向に向かっていたのでしばらくその道を歩いてみた。鞍部で道が分岐していたが、左側に「山頂へラストアタック」と書かれた標識が立っていたので、これが登山道だなと思い、そちらに進んで行った。ここも途中で踏み跡が薄くなってルートがわかり難くなっていたが、高い方へ進めば山頂へ着くはずだ。灌木の林の斜面を上って抜けると、アンテナの立つ広場に出た。そこには藤棚らしきものがあったが、この季節には花も葉も無い。花の季節になると車で訪れる人があるのだろうか。
 広場のコンクリートのベンチで昼食を食べた後、南側の見晴らしの良い所へ移動してドローンを飛ばしてみた。東側に旭川、北側には数々の山、南側には島と海と多分四国まで見えているはずなのだが、地理感が無くてどこがどこなのかよくわからない。ただ、展望のよい高台であることは実感できる。


ドローン映像(3分28秒)
 天気は良いとは言っても、手袋をせずにドローンのコントローラーを操作していると指先が冷えてくる。ドローン飛行は30分ぐらいで切り上げて下山することとした。地図には何本かの線が描かれているが、どんな道で見どころがあるのかどうかもよくわからないので、高倉神社に立ち寄ることにした。最初は舗装道路を歩いて進んだが、途中の分岐でロープの張ってある脇道に入った。高倉神社に向かうにはこの道が近そうだ。舗装はされていないが作業車が入れるぐらいの道幅はあり傾斜も緩い作業道のようだ。進むと高圧線の鉄塔下に出た。点検道としても使われている道のようだ。そこから道幅は狭くなるが灌木の中の道は明瞭だ。そして高倉神社の裏手に出た。高倉神社の本殿はちゃんと神社の造りをしているが、その前の拝殿は四角いプレハブのような造りだった。麓の神社に社殿が無いことを思えばまだ良いが、人里離れた山の中の神社の保守管理も大変なんだろうなと思う。拝んで賽銭を入れておいたが、賽銭だけじゃスズメの涙なんだろうな。
 神社の門の脇から再び登山道に入って進んだ所に「太戸の滝へ」という標識があったのでそちらに進んでみた。しばらく送電線の近くを進み、その後、谷沿いの道を下った。落ち葉が積もっていて道がわかり難いが、ピンクのリボンを探してそちらに進むように心掛けた。谷を流れる水の量が少ないので期待はしていなかったが、太戸(たいど)の滝はちょろちょろと流れる水が岩肌を濡らしているだけの谷だった。この谷が滝に見えるほどの水量を抱えることがあるのだろうか。瀬戸内は降水量が少ないからなぁ。ただ、滝に通じる手すり付きの木道やベンチ、滝を見るためであろう東屋などがあるので、時期が良ければそれなりに見ごたえのある渓流・滝なのかもしれない。
 滝を少し下って、砂利の林道、そして舗装車道を経て牟佐運動公園駐車場へ帰ってきた。坂道がそれほどきつくなく、距離もほどほど、道の不明瞭な所はあるものの山頂に開ける展望は素晴らしかった。展望だけを楽しむのであれば車で山頂まで上がってくることも(多分)できる、なかなか手頃な山だった。自宅からもう少し近ければ季節を変えてまた来てみたいところなのだが、いかんせん山陰からは少し遠い。瀬戸内 海から中国山地まで展望できる場所のリクエストがあったら、車で訪れてみると良いと思う。できれば緑の美しい季節、藤の花の咲く時期がいいな。

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