初めてのヘッデン&またも猪。芦屋川~六甲山頂ピストン
- GPS
- 05:30
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,271m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:30
天候 | うす曇りから晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山時の雨ヶ峠でイノシシと遭遇。登ってくる人に襲われた人がいました。風吹岩から七曲りまではイノシシに要注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
今回の山行は、午後から演劇の練習に出なければいけなかったのですが、
なんとか運動不足を解消したかったため、初めてヘッデンを使用して
日の出前からのハイクを強行しました。
ヘッデン・・・これ使う時は遭難するときやから、できれば出番がない方が
いいね~なんて言って買ったのですが、まさかこんな形で使うとは(笑)
いつもの芦屋川駅に到着しましたが、もちろん辺りは真っ暗。前日夜に山行を
決めたため、飲料食料の準備が整っていないため、駅近くのコンビニで買いそろえ
出発です。真っ暗な中まだ静かな町を歩いていると、こんな時間から山ガールが
一人で登り始めています。すごいです!!
で、しばらくはほぼ同じように歩いていましたが。その方は一人で真っ暗な
荒地山方面へ向かわれてました。怖くないんでしょうか・・・(実は私の方が
怖がっていたのかもしれません(^^;)
高座滝までは街頭がともっており、お散歩をされる近所の方々も多くいて
あまり不安を感じることなく登れました。そして、高座滝では早朝散歩の
ご老人が大勢集まってキャンプファイヤーもどき。いやー皆さん楽しそうです。
私もご一緒したい気持ちに後ろ髪をひかれながら、この後の予定もあるので
急いでヘッデンを装着して先を目指します。ここからは暗闇。ドキドキです。
何が怖いかというと、岩場でイノシシに遭遇した時。
真っ暗、人っ子一人いない状態でイノシシに遭遇したらどうしようかと・・・
そんな心配をしつつ、岩場に入っていったのですが、そんな事より岩場を
ヘッデンで登る難しさを痛感しました。このルートはもう数回通っているので
見慣れたところなのですが、それでもヘッデンに照らされて映るのは単調な
岩の壁。もしここが初めてならどこが道か分からなかったでしょう。
いくら、ヘッデンがあるといっても、知らない山道を夜が更けてからウロウロ
するのは危ないなぁと感じました。
さて、そんな初めての夜間山行もしばらくすると、空が徐々に白みはじめ辺りの
視界が効くようになってきますが、木陰や森に入ると足元が良く見えません。
風吹岩手前の眺望まではヘッデンをつけたまま歩きました。驚いたことに、
そこに付くまえに、ヘッデンをつけながら下山してくる人がいました。
いったい何時から登られたのでしょうか・・・(汗)
風吹岩到着後はいつもの山行。風吹岩には猫ちゃんもいなく、途中イノシシに
会うこともなく順調に山頂まで到着。既に健脚の方々が数名山頂にはいらっしゃ
います。ヘッポコハイカーの私には場違いな感じ(^^;
時間が無いので大急ぎでカップ麺を掻き込むと、休憩もそこそこに下山。
ダブルポールでせっせか下っていきますが、ポールに頼りすぎたせいか、
親指の付け根にマメができてつぶれてしまいました。まぁ、これもいい勉強です。
順調に下って雨ヶ峠の休憩所を過ぎたころ・・・・
右手のささやぶに「ガサガサガサッ!!!」と気配が。イノシシのようです。
どうやら、下手の杉林から休憩所のある所に向かっているようです。
下から上がってい来る人に、今イノシシがウロウロしているので注意してください
ね~と声をかけると、「いまやらちゃったんですよ~」との事!!!
ザックを狙ってお尻をかまれたようです。恐ろしい・・・
で、さらに10数m下ると、今度は中高生らしきジャージの一団が「ウワァー!!」
っと逃げて駆け登ってきます。「そこに猪いますよ~!!!!」っと教えてくれ
ました。「わかった、ありがとう~」といいながら、彼らの来た方向を見ると
巨大な雄イノシシ。ゆっくりとこちらを見ながら近づいてきます。
完全にこちらをロックオン。登山道には私とイノシシの二人きり。そこで、すかさず
ポールを高く上げ広げ、ブンッ!と振り下ろして地面を叩き威嚇。ポールを
叩き合わせ、カンッ!カンッ!と音を出して威嚇すると、徐々にイノシシが
身じろぎしているのが分かります。そのまま続けると、やがて逃げるように
登山道から藪の中に逃げていきました。
勝利!!!(^^)v
ホントにこれだけ猪と何回も遭遇すると、なんとなく対処法が分かってきた
ような気がします。そして、やっぱり武器(威嚇用)は必要だなぁと感じました。
そんなこんなで、今回も始めてのヘッデンも含めて色々経験値あがったかな?
と思える山行でした♪
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