谷川岳 熊穴沢避難小屋で撤退


- GPS
- 03:47
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 276m
- 下り
- 279m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:41
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼンのみで歩いたが、粉雪が降り続き、ピストンでも往路の踏み跡が消える。ワカンがあった方が良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯電話
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ライター
細引き
|
---|---|
共同装備 |
ガスバーナー
ガスカートリッジ
コッヘル
|
感想
●移動(松葉屋 → 土合駅 → 谷川岳ロープウェイ)
8:28発の上越線で土合駅へ。土合駅は地下深く「日本一のモグラ駅」と呼ばれます。写真を撮っている間に9:13のバスを逃し、25分ほど歩いてロープウェイ駅に向かいます。道は除雪されているものの路肩の雪は背丈以上。9:55発のロープウェイで天神平駅へ登りました。
●登山開始(天神平 → 天神尾根)
雪は病む気配がありません。意を決して登山開始です。急登が続き尾根に出ると強風が吹き付けてきます。西側斜面には雪庇ができており、注意しながら歩を進めます。同じ方向へ向かう登山者3組と出会い、途中でツアーを追い越しますが、穴熊沢避難小屋手前の急登でいよいよトレースが無くなります。ラッセルで進もうとしますが、足を置いたそばから雪が崩れ「これ以上は進めない」と自身の限界を感じます。後続のツアーガイドさんが足場を作ってくれて何とか避難小屋へ到着します。
避難小屋は雪に埋もれ、赤い柱の先端だけが覗いていました。入り口にはもぐらの巣の様な縦穴が掘られていますが、入れば出られるのか不安になり外で休むことに。ツアー客はツェルトを使っていました。この先は踏み跡がなくまたラッセルが必要となるため撤退を決めます。休憩の間、アマチュア無線で群馬県渋川市二子山と交信できました。
●撤退(天神尾根 → 天神平)
風雪が強まり、往路の踏み跡はすっかり消えています。適当に足を置くと膝下まで埋もれてしまいまともに進めません。これはワカンかスキーが必要です。黄色いジャケットの男性と道連れになり、ピッケルで足を置く先を突き刺し、雪のしまっている所を探しながら進みます。ラッセルを交代しつつ、14時前に天神平へ戻りました。
ツアーガイドにお礼を伝え、男性とレストランで「谷川岳パングラタン」を食べながら雪景色を眺めました。
●下山(天神平 → 水上駅)
15時発のロープウェイで下山。ゴンドラ内からスノーボーダーが谷を滑走する姿が見えました。15:13に麓の駅に到着し、15:45発のバスで16:05に水上駅へ戻りました。
●覚書
昨日の奥白根と今日で少し装備を変えて挑んだ。
・サングラス → スキー用ゴーグル:吹雪の影響を受けにくいが、視界が狭まり雪面の凹凸が見えにくい。
・ネックウォーマー(ウール → フリース):可もなく不可もなく。風雪が強い時はバラクラバ
・グローブ(化繊インナー+テムレス → ゴアのミトン):保温性は問題ないが、細かい操作が困難に。タッチペンがあっても使いにくい。
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