荒廃した醍醐登山道のグリーンパトロールで、市道山(795m) 登山。(八王子市醍醐集落→)林道ににく沢→醍醐峠 (3)


- GPS
- 04:25
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 535m
- 下り
- 533m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
古代の陣馬街道の脇街道としての醍醐街道は、今ある荒廃した醍醐登山道である。
醍醐街道は檜原村から生糸を担いだ若衆たち、五日市の市への交易路でもあった。八王子から檜原に嫁入りするルートでもあった。
それを考慮すると、この道標は、醍醐街道の途中に立てられたもの?
すると、向きが90度間違っている。
険しい登山道を上から眺めれると、しっかりと俯瞰できた。
ジグザグになった踏み跡を辿りながら、林道出合から、吊尾根の醍醐峠までの間、蛍光ピンクテープを木々に巻付けてきた。これで、闇夜でも、熟練者と同じような道筋を安心してエスケープ下山できる。
実は、東京都の境界標杭とは、地図にある登山道は、どうもずれている。さりとて、登山道は、歴史上の交易路と言うものといいことで、林業の方が、これを伐採されないことを願う。
分岐ポイント、ここで、必ず、左に登る!
🙏
前日には、暗闇の中、崩落地点で転落して、枝打ちされた太い枝が、顔に刺さり、酷い目にあった。
その前の入山時には、やはり暗闇の中をコンクリート林道の半分も、降りてしまい、さりとて谷が深くて、林道にも、はい上がれず非常に困った。結局は、この地点まで退却した。
感想
10年前のことで、八王子市立第四中学校ワンゲル部の聖域は、地元の山林作業者以外、熊🐻と猪🐗を除き誰も通らぬ林道ににく沢から多摩百山の市道山への幻の登山道。
市道山(795m)の山頂に、短時間で効果的に立つのが、醍醐登山道美化活動目標。また、エスケープルートにもなります。人の目があれば、BBQの人も山を汚しません。
1.日本山岳耐久レースの選手が毎日走っている吊尾根に合流する登山道を熟練者でなくても登れるように、誰の目からも踏み跡を鮮明にする。
2.八王子側からの市道山に、大人が林道駐車余地から1時間程度で登れるハイキングコースとしたい。
この一念で、道が何とか残っている所を起点にして、登山道、作業道の区別せずに、斜面に同化した踏跡を辿り、登山道を探す!
道標のボルトの締め直しや、ベンチの防腐剤塗り、路を塞ぐ倒木の片付けと登山道整備に勤しんでいる奥多摩サポートレンジャーも、廃道までは手が回らない。このため、見つけ出した登山道には、立木にピンクテープを巻付け、一人で動かせる倒木や枝打ちされて散乱する枝を片付ける。その結果、不鮮明区間は、誰の目にも、熊倉山並のジグザグに登っていく登山道になりました。成果はまだ、「コースは復旧された」とは、言い難い。
前回、前々回の登山した時には、醍醐峠直下からの登山道が落葉に埋もれて、出合を見つけられなかった。このため今回は落ち葉清掃というか、奥多摩サポートレンジャー会の「倉戸山事故ゼロ宣言!落ち葉掻き」を見習って、しっかりと落葉かきをした。余力が残っていたので、一歩地山の部分も追加作業。更に出合の立木にピンクテープを巻付けたので、エスケープルートらしくできた。
一応、八王子から市道山に登りたい方だけでなく、市道山から下山を余儀なくされた方は、ご利用ください。
次回は、弾丸ピストン登山の実践?
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