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Yamareco

記録ID: 7700797
全員に公開
山滑走
東北

やまがた百名山 翁山BC「新規開拓は難しい」鍋越峠より

2025年01月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
14.9km
登り
770m
下り
773m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
0:06
合計
6:27
距離 14.9km 登り 770m 下り 773m
8:18
242
スタート地点
12:20
12:26
139
14:45
ゴール地点
天候 くもり 上部はガス
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道347号 鍋越峠
冬期間 19:00〜翌7:00まで夜間通行止め
除雪のスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
林道はほぼ平ら、帰りはシールオフで来たが、思うように進まないのでシールを付けたほうが早いかもしれない。
林道を3kmほど進んだ所から尾根に取り付いた。

P660mを過ぎると尾根が狭まる、尾根は灌木があり通過できないので急斜面をトラバースしたが前日の好天で溶けた雪が締まったようで雪質はカリカリ、クトーを付けて通過した。

P680mからは急斜面の尾根を登る。
ここも雪質はカリカリで中々大変な登りとなった。
急斜面を140mほど登ると徐々に緩み、ブナの疎林帯になる。
さらに標高を上げると広い尾根の灌木帯となる。
視界が悪い場合ルーファイが必要。

下り(滑走)
視界が悪かったので基本登りのトレース沿いに下る。
雪質はそんなに硬く、雪に板が引っかかり思うように板が回せなかった。
疎林帯の急斜面、本来なら一番良い斜面なのだが、雪が硬くて横滑りで滑り降りた。
鍋越峠から翁山へ向かいます
2025年01月13日 08:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 8:20
鍋越峠から翁山へ向かいます
まずはほぼ平らな林道を進む
たまに枝先が邪魔をしているが回避は余裕
2025年01月13日 08:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 8:46
まずはほぼ平らな林道を進む
たまに枝先が邪魔をしているが回避は余裕
商人沼
ワカサギとか放流すれば人気が出そうな気がします
2025年01月13日 08:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 8:59
商人沼
ワカサギとか放流すれば人気が出そうな気がします
無雪期の登山ルートはここから沢へ降り吹越山へ向かうルートになるが、まだ沢が埋まり切ってないようだったので
2025年01月13日 09:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 9:12
無雪期の登山ルートはここから沢へ降り吹越山へ向かうルートになるが、まだ沢が埋まり切ってないようだったので
今回はそのまま林道を進むことにした
2025年01月13日 09:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/13 9:13
今回はそのまま林道を進むことにした
林道終点付近から尾根に取り付いた
2025年01月13日 09:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/13 9:21
林道終点付近から尾根に取り付いた
尾根状、雪庇の張り出しはまだそれほどでもない
2025年01月13日 09:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/13 9:33
尾根状、雪庇の張り出しはまだそれほどでもない
P680m付近から急斜面の尾根に取り付く
雪質はカリカリとシールだけでは登ることができない、クトーを装着して登る。
2025年01月13日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 10:38
P680m付近から急斜面の尾根に取り付く
雪質はカリカリとシールだけでは登ることができない、クトーを装着して登る。
標高を上げるとガス
なんかもう行くの嫌になって来たんだけど・・・
2025年01月13日 10:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 10:55
標高を上げるとガス
なんかもう行くの嫌になって来たんだけど・・・
傾斜も緩み、ブナの疎林帯になってきた。
ここら辺はツリーランが楽しそうだ。
2025年01月13日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/13 11:29
傾斜も緩み、ブナの疎林帯になってきた。
ここら辺はツリーランが楽しそうだ。
辺りは静まり、足元は小動物たちのトレース
2025年01月13日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 11:38
辺りは静まり、足元は小動物たちのトレース
更に進むと広い尾根状に、灌木もまばらになり
視界が悪いのでルーファイが必要になって来た。
2025年01月13日 11:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 11:45
更に進むと広い尾根状に、灌木もまばらになり
視界が悪いのでルーファイが必要になって来た。
えーっとどっちだ?
2025年01月13日 12:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 12:07
えーっとどっちだ?
翁山(1075m)
とりあえずピークハント
休憩もなしですぐさま下山開始
2025年01月13日 12:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 12:26
翁山(1075m)
とりあえずピークハント
休憩もなしですぐさま下山開始
カリカリの雪質でターンもままならないので苦行の滑走が続いた。疎林帯の急斜面は本当なら気持ち良く滑れるんだろうなぁ
2025年01月13日 13:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 13:05
カリカリの雪質でターンもままならないので苦行の滑走が続いた。疎林帯の急斜面は本当なら気持ち良く滑れるんだろうなぁ
下山すると晴れる法則
2025年01月13日 13:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/13 13:26
下山すると晴れる法則
行きは写真を撮らなかっらので帰りの写真
P660m付近の尾細根
尾根上は通れなかったので急斜面をトラバース、カリカリで痺れた。
2025年01月13日 13:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/13 13:27
行きは写真を撮らなかっらので帰りの写真
P660m付近の尾細根
尾根上は通れなかったので急斜面をトラバース、カリカリで痺れた。
翁山の東斜面かな?オープンバーンになっているがさすがに危ないか?
2025年01月13日 13:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/13 13:34
翁山の東斜面かな?オープンバーンになっているがさすがに危ないか?
木々の間から吹越山の輪郭が少し見えた
2025年01月13日 13:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/13 13:42
木々の間から吹越山の輪郭が少し見えた
今回は一部の斜面しか確認できず、まだまだいい斜面がありそうなので機会があればまた訪れてみたいと思います。
2025年01月13日 14:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/13 14:45
今回は一部の斜面しか確認できず、まだまだいい斜面がありそうなので機会があればまた訪れてみたいと思います。
撮影機器:

感想

以前から気になっていた翁山BC
事前にあまり情報を入れてなかったこともあり、ほど行き当たりばったりに訪れた。
翁山は山形宮城の県境にあり、両県どちら側からも登れ、今回は前回無雪期に来た鍋越峠から向かうことにした。
鍋越峠がある国道347号は19時〜7時が夜間通行止めになるので注意したい。
林道入口は除雪スペースらしく車2台分のスペースしか空いてなかった。
しばらく林道を進む、林道はほぼ平ら、終点付近まで進んだ。
初めは沢沿いに進む予定だったが、沢が埋まり切ってないようだったのでP660m向かうために尾根に取り付いた。
途中細尾根になる所があり、尾根通しでは立木が邪魔で進めない、急斜面をトラバースすることになったが、前日の好天で緩んだ雪が凍ったらしく、雪質がカリカリでしびれるトラバースになった。
P680mからは急斜面になり、ここも雪質は変わらずでジグを切るのも苦労する場面があった。
徐々に傾斜は緩み、ブナの疎林帯となり、ツリーラン滑走に良い斜面が広がっていた。しかし標高を上げるとガスの中に突入、傾斜もほとんどない広い尾根になりルーファイが必要となった。視界が悪い中無事にピークに立つがすぐに下山に向かう。
滑走は基本登りのトレースを辿る形での滑走。
カリカリの雪質でターンもままならない、本当なら登りで苦労した急斜面は絶好の滑走ポイントなのだろうが、この日は苦行の滑走となった。
林道に戻ればボブスレーで下山とは行かず、横着して滑走のまま下ろうとしたが、思うように進まず。誰も周りにいないかったので
「ああもう!これもう帰りも登りで全く進まねーぞ!チョクショー!!」
とボヤキを叫びながら下山する姿がそこにはあった。

今回は新規開拓で訪れたが、まだまだ気になる斜面はありそうだったので機会があればまた訪れてみようと思います。

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