オートルート2015 (装備品評価)
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
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写真
感想
装備品評価
5 : すごく良かった、4:良かった、3:期待通り、2:やや期待を下回る、1:かなり期待を下回る
これは当初期待値に対しての評価なので、期待値が高ければ辛めになるし期待値が低ければ甘めになるのだが、そもそも軽量化の為に装備品は厳選しているので、期待値の著しく低いものはない。
軽量化には腐心した。全ての装備品を計量し限界効用を考え厳選した。その結果ザックの総重量は水1.5L込みで8Kg。レンタルしたピッケル入れて9Kgくらいだったであろう。100g単位での軽量化を考えるなら金属を使う装備品とザックを見直さないと効果は薄い。シャツを1枚余計に持って行くかを悩むよりは、アイゼンやピッケルを軽量品に買い替えるのかを考えなければならない。
ハードウェア編
装備品 採点 コメント
- スキー Dynafit Cho Oyu 174cm 4 軽量で取り回しが良い。
- スキン Coltex Whizee 4
シート不要なのでスキーを履いたまま剥がすことができる。ただテールクリップをリベット止めするやり方は良くない。そこから細かな雪が入り込み超低温時に剥がれの原因になりやすい
- ビンディング G3 Onyx&モンベルリーシュコード 1
ビンディングとリーシュのセットで最低点。ツアーで一番いらいらさせられた。特に前半に多い狭いコルの上での装着でOnyxの押し込み型のトゥピースとブレーキレスは非常に扱い難い。分かっていたが予想以上。リーシュも足首に巻くのは手間がかかる。色々試した結果の選択だったが間違っていた
- ブーツ Scarpa Maestrale 4 足首の可動域が大きく歩きやすい。靴擦れの気配もなかった
- スキーアイゼン ブンリン 3 2カ所で使用
- ストック BD 3 特にコメントなし
- ビーコン Mammut Element 3 ガイドもMammutを推奨
- ショベル BCA B1-EXT 3 出番なし
- プローブ Lifelink Carbon 3 出番なし
- クランポン BDネーベ 3 4カ所で使用
- ザック Dynafit Speed Exp 45+ 3
容量の割りに軽く巻込み型の開口部も使いやすいが、問題はカタログ上重量860gとなっているが実測すると1.1kgもある。そうでなければ4だった。ショベルポケットなし。
- ハーネス DMM+安全環付きカラビナ 3 特にコメントなし
- ピッケル - 持ってこいと指示がなかったのだが、現地でピッケル必要と言われシャモニのショップでレンタルした
衣類編
- 日除けシェード&キャップ 5
厳しい日射の中で最高のパフォーマンスを発揮してくれた。ただ誰もイイネ!とは言ってくれない。まあ格好悪いからだろう。
- ビーニー Mammut 3 特にコメントなし
- ゴーグル Uvex 3 特にコメントなし
- サングラス Uvex 4
滑走時に目の周りへの風の巻込みが想像以上に少ない。コンタクトをしているので滑るときはどんなに短くても常にゴーグルだったが、結構使える
- バラクラバ 4
朝は大体-10℃から-12℃だった。この気温だと使った方が快適、暑くなったらさっさと脱ぐ
- ネックゲータ カラースポーツクラブオリジナル 3 あまり出番なし
- アウタージャケット Millet Axon Pro Jkt 3 特にコメントなし
- アウターパンツ Millet 3 特にコメントなし
- インナージャケット Mammutウィンドストッパー 3 使いやすくベンチレーションに優れる
- ミドルウェア上 Finetrackメリノスピンサーモ 3
レイヤリングでMammutのジップ長袖との差が出るかと思っていたがあまり違いは感じなかった。初日から4日使用
- ミドルウェア上 Mammut ジップの長袖 3 2日間使用
- アンダーウェア上 Finetrack スキンメッシュ半袖 5
6日間の行動中、着続けたが、汗でべたつかず最高。汗もかかないように気をつけた
- アンダーウェア上 Finetrack スキンメッシュ長袖 3
寒い日に着ようと思ったが全て半袖で、専ら部屋着
- ダウンウェア代用品 Finetrack ポリゴン2UL 4
小屋は上記の長袖にこれを着ていれば十分だった。軽く嵩張らない。
- グローブ 厚 モンベル 古い3レイヤーのもの 4
手を入れ難いのが欠点だが厳冬期以外はレイヤリングした方が気温に合わせやすく使いやすい
- グローブ 薄 Finetrackフラッドラッシュパワーメッシュ, BD 薄手フリースグローブ 4
メッシュグローブはグローブの中で手がべたつかず良い。それイイネ!と言ってくれた人がいた
- 腰用コルセット 3 特にコメントなし
- アンダーパンツ CXーW冬用 4 冬の間中これしか履いていないが、どんな天候でも快適
- アンダーパンツ スキータイツ 3 部屋着のみしか出番なし
- パンツ ユニクロ1 3 特にコメントなし
- 靴下 スマートウール レース用薄手 2足 4
薄手のスマートウール靴下も臭くならず、靴擦れもできず良かった
- 靴下 Finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ 4
靴下のレイヤリングも靴擦れ防止に有効だったと思う
その他、オプション編
- ヘッドランプ PETZL 3 特にコメントなし
- ハイドレーション プラティパス2L、ハイドレーションチューブ、チューブインシュレーションカバー 3
良かったのだが、5日目終了後に、プラティパスに穴が開き5€もする水が全部流れ出てしまった。ザックの底は水浸し。ザックはハイドレーション対応でないのを無理に背面に入れていたためフレームで傷をつけてしまったらしい。天気は良かったし、小屋に入ってからなので大きな問題にはならなかったが、これで-1。
- ライナーシーツ ドイター製 4
これだけで290g、4000円もするので期待値の低かった装備。だがこれ1枚あるとすごく暖かい。小屋によっては寒い所もあったので初日以外は毎日使った。
- 日焼け止めクリーム&White Balm 5
White Balmの日焼け止め効果はすごい。日よけシェードと合わせて最強日焼け防止策
- 救急用品 3 使わず
- リペアキット 針金、テープ、細引き 3 使わず
- 小型万能ナイフ 2 軽量化で小さいのを持っていったが小さ過ぎてスシソンを切るときに苦労
- コンパス、Googleで印刷した地形図 3 特にコメントなし。現地の山岳用地図はかなり高価
- メガネ、コンタクトレンズ、消毒用アルコールジェル、目薬、ティッシュ 3
特にコメントなし
- 歯磨き用品 3 特にコメントなし
- ビオレさらさらパウダーシート3セット 5+
今回のMVP。以前から使っていたが、6日間シャワーなしでも、これで体を拭くと本当にスッキリ。体も臭わない。使い終わったシートでお尻も拭くとほとんどウォシュレット感覚
- タオル Finetrackナノタオル 3 さらさらパウダーシートの陰に隠れて出番なし
- アミノバイタルプロ12本 3 特にコメントなし
- スニッカーズ3本 念の為 3 特にコメントなし
- 三ツ矢サイダーキャンディ20個 4
水の汎用性を確保するためにドリンク材は使わなかった。歩きながら食べて、水を飲む。なかなか良かった。ただクローブをしながら袋は開け難い
- カメラ Nikon Coolpix S9700 予備バッテリー2 2
せっかく買い替えたがまるでダメ。快晴の日の雪は全部真っ白で飛んでしまう。シーンモードで雪を選んでも雪の質感が全くでない。携帯のカメラに負けている。コンデジの未来はない。予備バッテリーはアマゾンで1個700円、純正品は3400円もする
- カメラケース Mountain Magic 4
ポケットが二つあり、メインにカメラ、前面の小さいポケットに日焼け止めを入れておくという使い方が便利だった。
- ボイスレコーダー 4
寝るときに音楽を聴いて、そのまま寝込むとイヤホンが耳栓になる。耳栓を持っていったが最後まで使わず
- Grand's Remedy 5 これは出発前に投入し絶大な効果あり。ただインナーは毎日天日干ししていたが
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