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記録ID: 77070
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沢登り
日高山脈

十勝岳(南日高・楽古川B沢溯行・A沢下降)

2010年09月02日(木) [日帰り]
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pah01510 その他2人
GPS
11:06
距離
17.0km
登り
1,423m
下り
1,415m

コースタイム

Co304広場(5:26)-Co484分岐(6:25)-AB沢出合(6:55)-F1(6:55)- Co760大滝(8:54)- Co840最後の大滝(10:04)-Co980二股(10:42)-稜線(11:35)-十勝岳頂上(11:50)-稜線上からA沢に向かって下降開始(12:40)-AB沢出合(14:50)-Co304広場(16:32)
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
だってやっぱり忠類ナウマン温泉
さて広場を出発
2010年09月02日 05:26撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 5:26
さて広場を出発
水は左の方が多いんだけどな?
Co484二股
2010年09月02日 06:25撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 6:25
水は左の方が多いんだけどな?
Co484二股
AB沢出合に向かってナメを進む
2010年09月02日 06:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 6:37
AB沢出合に向かってナメを進む
AB沢出合の前の小滝
2010年09月02日 06:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 6:39
AB沢出合の前の小滝
B沢に入ります。
2010年09月02日 06:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 6:57
B沢に入ります。
小滝の後にF1が
2010年09月02日 07:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 7:07
小滝の後にF1が
F1登るわし
2010年09月02日 07:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 7:39
F1登るわし
F2登るわし
2010年09月02日 07:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 7:48
F2登るわし
ここはいやらしかったので巻きました。
2010年09月02日 07:57撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 7:57
ここはいやらしかったので巻きました。
F3遠景
興奮が冷めない滝の連続(ワクワク)
2010年09月02日 07:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 7:58
F3遠景
興奮が冷めない滝の連続(ワクワク)
綺麗なのでもう一枚
2010年09月02日 07:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 7:58
綺麗なのでもう一枚
F3近景 ここから右を大高巻き
2010年09月02日 07:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 7:59
F3近景 ここから右を大高巻き
F5遠景
2010年09月02日 08:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 8:50
F5遠景
F5近景 Co760の大滝
2010年09月02日 08:52撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 8:52
F5近景 Co760の大滝
こう見ると流木がうざいすね。(残念)
2010年09月02日 09:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 9:41
こう見ると流木がうざいすね。(残念)
Co840 F7はF6のリベンジを誓って先に登らせてもらう。
2010年09月02日 10:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 10:02
Co840 F7はF6のリベンジを誓って先に登らせてもらう。
が、あえなくバンドの先の枝沢へ・・・
2010年09月02日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 10:03
が、あえなくバンドの先の枝沢へ・・・
源頭部
2010年09月02日 10:57撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 10:57
源頭部
ガスの稜線に出ました。
2010年09月02日 11:35撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:35
ガスの稜線に出ました。
カッコいいです。オムシャ
2010年09月02日 11:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 11:51
カッコいいです。オムシャ
十勝岳頂上
2010年09月02日 11:53撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:53
十勝岳頂上
A沢に突入
2010年09月02日 13:21撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:21
A沢に突入
A沢だってなかなかです。
2010年09月02日 13:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/2 13:34
A沢だってなかなかです。
なめだって綺麗だし。
2010年09月02日 13:57撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:57
なめだって綺麗だし。

感想

 十勝岳は多くの沢ルートに恵まれ三角のすっきりした山容はなかなかかっこいい。
 私は過去にはコイボクとニオベツから登っている。今回は人気のB沢遡行で、平日ながら3名が参加。



 長い山行であることを覚悟。帯広を朝3時半に出発。楽古林道はそれ程荒れてはいない。
 Co304に明瞭な広場があり車を駐車。
ひたすら崩壊した作業道と沢の徒渉をつないで距離を稼ぐ。
実質的な入渓地点であるCo484二股はなんか正しいルートより左の方が水量は多い。
 D沢出合を越えると美しいナメが続き、AB沢出合でもう帰りを夢想する。

 B沢を入って少し進むと小滝の連続できれいだが、すぐに大滝が現れる。ここは問題なく直登。またしばらく小滝の連続で今度は函の滝が現れる。
 ここは先行者が偵察していやらしいかもと判断。右岸に巻きに入るがこちらもなぜか嫌らしい藪で大高巻きになっちゃう。この調子では核心の760大滝まで高巻いてしまうぞと言うことで、二つの滝を巻いたところで沢身に戻る。「崖だったらやだな」と思ったが平穏な下降だった。
 なぜかみんなが登ったこの滝で私はのぼれないので先行者からロープをもらった。なんか自分にがっかりであった。

 汚名挽回とCo840の最後の大滝の手がかりを偵察しに行くが滝の途中まで行ってそこからバンド状に右に伸びていく先の枝沢を登らざるを得なかった。

 Co980二股を左に選べば藪こぎはほとんどないとのご宣託で迷うことなく左にルートをとる。
 ガスの草原を稜線に向かって進むが、鹿道のあまりの適当さに直登を開始。この方が早いです。
 稜線から十勝岳頂上までは踏み後をたどってもうすぐだ。この間にガスが晴れだしてくる。

 頂上に出ると流れる雲をまとうオムシャヌプリが迎えてくれた。楽古方面は全く見えないが、晴れっぽい十勝岳に登ったのは初めて。
 トヨニ岳・野塚岳がみえては言うことも無し。
 「オムシャ。かっこいい〜♪」私の咆哮が谷間に何度も消えていく。とても幸せだ。

 十勝岳ピーク直下のテン場からA沢に下降する尾根へ明瞭な踏み跡がある。
 稜線を歩いていると50メートル先ぐらいに黒い物体が二回立ち上がった。「やっべ〜ぇ」みたいな表情に見える。
 今年、二回目の山親爺との遭遇で、私が過去出会ったヒグマでは一番大きなものだった。
 ホイッスルを吹くと幸いにしてA沢方面ではなくニオベツ側の崖を転がるように逃げてくれた。
 
 私はクライムダウンが遅いのでkameさんにペースを作ってもらう。必死について行く。

 AB沢出合までは思ったよりも滝も出てきておもしろかった。ここから私が先頭。ゆっくりペース(苦笑)

 Co484から再び作業道をつなぐのだが、最後に右岸の作業道に出る徒渉のもう一つ手前の作業道を間違えて時間をロスした。間違えたのは上流に上がる沢に沿って伸びる作業道。なるべく川側に寄ってくださいね。
 ここで笹漕ぎでばててしまって休みをもらう。

 車を駐車した広場に着いてしみじみと長い山行だったと嘆息したはずなのだが、また、沢に行きたいなと思っている自分があるのはこの山行がとても充実していたからに違いない。

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