小塩山 静謐の結界

2015年11月28日(土) [日帰り]

• GPS: 03:34
• 距離: 7.9km
• 登り: 473m
• 下り: 457m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:35

6:36 スタート地点
6:59 7:13 金蔵寺
7:59 8:05 小塩山
9:17 9:19 小塩山登山口
10:11 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り　スタート時3℃　小塩山頂7℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険な場所はありませんが、落ち葉で滑りやすくなっています。
イノシシが多いエリアなので、鈴をつけましょう。
アクセスする道はとても狭く、山道に慣れないかたの運転はお勧めしません。

写真

11/28 6:42

げげ、スタート時点でお天道様がお出まし。

11/28 6:48

舗装の府道を少し登って、金蔵寺へ。

11/28 6:49

林の向こうにお天道様が・・・

11/28 6:56

金蔵寺山門

11/28 6:58

境内　今年は鮮やかさがイマイチ

11/28 7:03

境内の見晴台から、京都市南郊。

11/28 7:08

こんなに緑のカエデも。

11/28 7:10

さあ、参りましょう。

11/28 7:22

しばらく急な坂を上り、体が温まったころから、明るい尾根道に。

11/28 7:23

山神様の朝食テーブル。

11/28 7:26

天皇陵道に合流。

11/28 7:42

質素な足許でここを往来したいにしえの人々を想う。

11/28 7:45

小塩山頂のアンテナ群の関係者以外通行できない道路と交差。

11/28 7:54

京都市内からもよく見えるアンテナたち。

11/28 7:56

淳和天皇陵参道　しっとりと苔むした別世界

11/28 7:58

平安時代に実在した天皇、治世に心を砕き、崩御にあたっては薄葬を命じられたとか。

11/28 7:59

当時の貴人としては珍しく火葬、この陵付近で散骨した。幕末まで、小石を積んだだけの塚だったそうだ。今も付近に灰方・出灰などの地名が残る。

11/28 8:00

陵の裏にひっそりと山頂。このあたり、清潔でとても静かです。

11/28 8:09

西側に向かうと、明るい雑木林。

11/28 8:13

やはり撮ってしまう。

11/28 8:14

鉄塔の向こうに見えるのは、地蔵山。

11/28 8:16

我がポンポン山。きっと山頂は賑やかだろう。こちらは、誰にも遭わない静かな山。

11/28 8:30

早めの昼食は、あったかいものを。

11/28 9:01

うまく撮れませんが、まあまあ綺麗です。

11/28 9:07

よく踏まれた道。なのに週末は殆ど人に出遭いません。

11/28 9:12

いい気分。

11/28 9:16

杉の植林にはいると、まもなく府道にでます。

11/28 9:23

今日は森林公園には寄らず、逢坂峠に向かいます。

11/28 9:43

逢坂峠付近から、金蔵寺方面に向かうとすぐに、お墓の墓。

11/28 9:45

お墓の墓を過ぎて、雑木林を歩いていると、後ろから足音。でも、振り返っても誰もいませんでした^o^;

11/28 9:58

金蔵寺に戻ると、駐車場にマイクロバスのタクシーがずらり。

11/28 10:08

前にも書きました、ワタシのお墓。

11/28 10:11

結局、スタート地点がイチバン紅葉綺麗だったかも。

撮影機器：

COOLPIX P100 ニコン

感想

Ameoyaji

近所の里山に登っても10時半には降りないといけない、でも行きたい。
で、小塩山へ。予定ではヘッドランプをつけて出発、帰りに金蔵寺でゆっくり、という計画でしたが、寝坊してしまいました。
それでも、小塩山はとても静かなエリア。ポンポン山の賑わいとは対照的なんです。
山頂に広場が無く眺望がきかない、バスのアクセスが悪い、などあるのでしょう。
とても静かで、天皇陵界隈は清涼で潤いのある雰囲気。
気持ちがキュッと引き締まり、気分転換にもとてもよい場所です。

路はよく踏まれているのに、週末に人と遭うのはとても稀です。
今年の紅葉は、あまり鮮やかでなく残念ですが、とても素敵な山塊です。

訪れる前に、淳和天皇の事蹟を調べておくと、山の趣をより深く感じることができそうです。