三郡山・上殿・高嶽


- GPS
- 09:37
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:38
天候 | 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山口:JR山陰本線高津駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
質山峠〜芽の木峠間は指導標なし |
写真
感想
山陰本線の始発列車に乗り立木駅に着いた。辺りは霧に覆われ未だ薄暗い。由良川の支流沿いの林道を南に遡り林道終点から登山道に取付いた。嘗ては棚田であったのか人為的に作られた平坦地に石垣を築いた跡が散見された。京丹波町と福知山市の境の尾根を登り綾部市との3市町界のピークを目指した。途中送電鉄塔のあるP467に立ち寄り樹林越しに三郡山(みこおりやま498m)を望んだ。3市町界のピークはある三郡山は今日の最高峰で3等三角点「三郡山」が置かれているが展望はない。
此処から高嶽への長い縦走路は全て福知山市と綾部市の境界尾根を歩く。赤テープや黄色い指導標が頻繁にありありがたいが、地形図にない林道が稜線近くに付けられ惑わされてしまった。三郡山から南西方向に進むのに赤テープにつられて北へ行ってしまったのを皮切りに4回も道間違いを犯した。しかし怪我の功名で思わぬ収穫もあった。稜線からの展望は全く得られず、目標となる地点も少ない。標高は400m前後だが稜線が結構複雑でピーク直下に付けられた林道を意識的に外すとルートファインディングが難しかった。次の目標地は1時間余り歩いて4等三角点「蛇ヶ谷」(406m)に到った。福知山側に少し飛び出した処にあり、霧の領域を抜けても空は曇っていたが、此処に来て晴れてきた。
縦走路に戻り大原峠へと下ると三和町大原蛇ヶ谷と綾部市の和木町からの古道が越えていた。此の峠を越えると指導標を見かけなくなり、赤テープも殆んど無くなった。残雪も略なくなった。3等三角点「中ノ谷」(423m)を過ぎて質山峠に達すると府道173号線の旧道が越えていて切通の断崖を下るのに苦労した。登り返しは急斜面で福知山側に飛び出した上殿(453m)に達した。2等三角点「上川合」がありピラミダルな山容の山だった。
市境界尾根に戻り田野町と稲葉を結ぶ無名の峠を越え、50分程で4等三角点「長宮」(368m)に到った。急斜面を下ると長宮峠で此処も府道709号線が越えていた。P306はピーク性があり目標地点となり、深い谷間の芽の木峠を越えると鳥ヶ坪山(324m)への厳しい登り返しで稜線に上がると指導標や赤テープがまた現れ、道もしっかりしてきた。P371は存在感のあるピークで反射板が設置され壊れた山頂標識が木に立てかけられていた。一旦320m位まで下り、長い登りで高嶽(416m)に到った。広い山頂には3等三角点「高嶽」が設置されていた。最後にして漸く展望のある山で大江山(832m)、鬼ヶ城(544m)、由良ヶ岳(648m)、そして青葉山(693m)まで見ることができ満足できた。
P275でずっと続いた福知山・綾部市境界尾根を離れ綾部市域の登山道を下り最後に登山道から西側飛び出したピークにある4等三角点「高津」(83m)に寄り道し、登山道に復した処に稲荷神社があった。集落に下りると村の鎮守、荒倉神社にお参りして薄暗くなった頃JR高塚駅に辿り着いた。
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