記録ID: 7732690
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北
宮城県/金華山
2025年01月25日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 01:29
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 422m
- 下り
- 408m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
07:24 郡山 07:58 仙台 JR仙石東北ライン 08:20 仙台 09:21 石巻 JR石巻線 09:33 石巻 09:59 女川 潮プランニング 3500円 11:00 女川 11:40 金華山 潮プランニング 13:30 金華山 14:10 女川 JR石巻線 6050円 16:33 女川 16:59 石巻 JR仙石東北ライン 17:53 石巻 18:51 仙台 JR東北新幹線 19:11 仙台 19:46 郡山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鹿のフン多数 周回コース南側の道が崩壊により狭くなっているが、十分通行可能な道幅と安定さがある この時期は虫やマダニへ注意を払う必要はない |
その他周辺情報 | 潮プランニング https://ushio-planning.co.jp |
写真
@石巻駅
小牛田駅から来た1両の気動車に、仙台東北ラインからの乗り換え客約30名を積んでいく。席は埋まり、末端の区間にしては乗車率も悪くない区間である。女川までの区間には遮断機がない第四種踏切が幾つかあり、通過するたびに警笛を鳴らしていたのが印象に残っている。
小牛田駅から来た1両の気動車に、仙台東北ラインからの乗り換え客約30名を積んでいく。席は埋まり、末端の区間にしては乗車率も悪くない区間である。女川までの区間には遮断機がない第四種踏切が幾つかあり、通過するたびに警笛を鳴らしていたのが印象に残っている。
@女川駅
改札は無く、係員に切符を渡して出場する。外付けの階段を登り、4階相当にあるスペースから、海へと続くレンガ舗装の街並みを撮影。漁業に特化した女川には、田畑など見当たらない。ごく僅かな平地部分で住環境を支えている。
改札は無く、係員に切符を渡して出場する。外付けの階段を登り、4階相当にあるスペースから、海へと続くレンガ舗装の街並みを撮影。漁業に特化した女川には、田畑など見当たらない。ごく僅かな平地部分で住環境を支えている。
@旧女川交番
壊滅した街の名残はごく僅か。交番を取り囲んで歩道が設けられ、壁には震災から復興までの説明が表示されている。
もう一つの名残は、写真だと旧女川交番の看板の上にある建物「女川水産業体験館あがいんステーション」は、前の女川駅の駅舎の設計図を基に建てられた。
壊滅した街の名残はごく僅か。交番を取り囲んで歩道が設けられ、壁には震災から復興までの説明が表示されている。
もう一つの名残は、写真だと旧女川交番の看板の上にある建物「女川水産業体験館あがいんステーション」は、前の女川駅の駅舎の設計図を基に建てられた。
@女川港/潮プランニング
ホームページから予約状況が確認できる。電話でのみ予約可能。15分前に乗船開始。行きは進行方向右側に座ると女川原発が見える。船員さんのお話が説法かと思う程良かった。
ホームページから予約状況が確認できる。電話でのみ予約可能。15分前に乗船開始。行きは進行方向右側に座ると女川原発が見える。船員さんのお話が説法かと思う程良かった。
@金華山港
黄金山神社まで送迎があるが、自動車1台のみ。何度も往復しているらしい。私は勿論乗車せず、舗装道路は走って駆け上がる。制限時間1時間半の金華山周回は厳しいので、時間を稼げるところで稼ぐ。
黄金山神社まで送迎があるが、自動車1台のみ。何度も往復しているらしい。私は勿論乗車せず、舗装道路は走って駆け上がる。制限時間1時間半の金華山周回は厳しいので、時間を稼げるところで稼ぐ。
@八合目分岐
坂を登るにつれて地表から海が徐々に見えてくるのは、何度体験しても心が踊る。
鮎川港から来られた30名近い団体さんとスライド。団体さんの様にシニアになっても登山する体力を維持したい。
坂を登るにつれて地表から海が徐々に見えてくるのは、何度体験しても心が踊る。
鮎川港から来られた30名近い団体さんとスライド。団体さんの様にシニアになっても登山する体力を維持したい。
@金華山→二の御殿
二の御殿手前まで、常に海を眺めながら歩くことができる。今回歩いたコースは、みちのく潮風トレイルに指定されていて、その名の通り潮風を感じながら海を味合う道になっている。
二の御殿手前まで、常に海を眺めながら歩くことができる。今回歩いたコースは、みちのく潮風トレイルに指定されていて、その名の通り潮風を感じながら海を味合う道になっている。
@造林小屋
山頂から南側は階段が設置されていないので、勾配の大きい坂ではグリップと偶にある根や石を頼りに慎重に降りる必要がある。関節に負荷がかかるのが難点。
造林小屋からすぐ近くの黄金山神社に向かう方向を一瞬迷った。植生が変わって松林に入る場所が迷いやすい。正しい道にみちのく潮風トレイルの青いテープが幹に巻かれているが、木陰で暗い中では青色が見つけ辛い。
山頂から南側は階段が設置されていないので、勾配の大きい坂ではグリップと偶にある根や石を頼りに慎重に降りる必要がある。関節に負荷がかかるのが難点。
造林小屋からすぐ近くの黄金山神社に向かう方向を一瞬迷った。植生が変わって松林に入る場所が迷いやすい。正しい道にみちのく潮風トレイルの青いテープが幹に巻かれているが、木陰で暗い中では青色が見つけ辛い。
@造林小屋→黄金山神社
初めてみるタイプの電柱…⁇短いから杭かな?
高圧注意と書かれたケーブルが地表面に敷かれている。電柱が根本から折れているなどしているので恐らく電気は通っていないと思いたい。
初めてみるタイプの電柱…⁇短いから杭かな?
高圧注意と書かれたケーブルが地表面に敷かれている。電柱が根本から折れているなどしているので恐らく電気は通っていないと思いたい。
@神鹿角切場
13:15乗船開始、13:30出港。まだ時間に余裕があるので鹿山まで行こうと思っていたが、その道は鹿によって塞がれている。鹿山という様に鹿の場所なのだから、邪魔するのも悪いので引き返すことにした。
13:15乗船開始、13:30出港。まだ時間に余裕があるので鹿山まで行こうと思っていたが、その道は鹿によって塞がれている。鹿山という様に鹿の場所なのだから、邪魔するのも悪いので引き返すことにした。
@地元市場ハマテラス/女川バーガー
女川バーガー 550円
噛むとサクッと鳴る鮭のフライを挟んだバーガー。鮭は噛みやすく、肉で慣れ親しんだ食べやすさに差はない。適度なフライの油分とタルタルソースが鮭の味を引き立てる。バンズは最後までしなしなにならず、ボリュームがありつつ把持しやすい。おいしい。
女川バーガー 550円
噛むとサクッと鳴る鮭のフライを挟んだバーガー。鮭は噛みやすく、肉で慣れ親しんだ食べやすさに差はない。適度なフライの油分とタルタルソースが鮭の味を引き立てる。バンズは最後までしなしなにならず、ボリュームがありつつ把持しやすい。おいしい。
@女川駅
昼食後に駅併設?の温泉に入る。駅に併設する温泉よりかは、温泉施設に間借りした駅設備が正しい。老若男女入れる熱すぎない温泉だった。休憩スペースが広いので、有料の列車待合室みたいなものだ。
昼食後に駅併設?の温泉に入る。駅に併設する温泉よりかは、温泉施設に間借りした駅設備が正しい。老若男女入れる熱すぎない温泉だった。休憩スペースが広いので、有料の列車待合室みたいなものだ。
装備
個人装備 |
インナー(シャツ・Tシャツ・タイツ)
アウター(ジャケット・ズボン)
靴(ミドルカット)
サングラス
指抜き手袋
ザック
飲料(500ml)×2
ゼリー飲料×2
iPhone SE 3rd
モバイルバッテリー
財布
雨具
タオル
着替え
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感想
街の再建から13年。
店の写真は日焼けして、レンガには白い補修の跡があり、金属のポールには傷が付いている。それは嘗て壊滅した街の歴史を再び積み上げている証拠。
女川を訪れている方の表情がにこやかだったのも印象的だった。駅前で走り回る子どもたち、陽が入る地元市場ハマテラスのテーブルでうたた寝するカップル、護岸で糸を垂らす大小様々な釣り人。それぞれの目的で女川を訪れ、楽しかったな良かったなと思える街なのだろう。
駅前には幹を取り囲むために中央が円形に切り取られたテーブルがある。震災による人口流出、観光客離れが尾を引く現状だけれども、いつか木が成長してテーブルを撤去しなければいけない程遥か未来で、直さないといけないねとありふれた悩みを抱えるまで、海と共にあり続けることを選んだこの街があることを願って。
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