安駄山、高鉢山

2015年12月05日(土) [日帰り]

• GPS: 04:14
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,266m
• 下り: 1,322m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:14

11:40 スタート地点
12:41 12:48 布山（花茎山）
13:56 14:00 安駄山
14:10 14:11 中三田分岐
14:31 14:32 三ツ掛山
15:00 15:00 高鉢槍
15:14 15:14 高鉢山（三角点）
15:20 15:21 高鉢山（南峰）
15:24 15:24 高鉢山（三角点）
15:43 15:44 高鉢山登山道分岐
15:54 ゴール地点

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

JR芸備線、狩留家駅までカブ。上三田駅へ移動。

コース状況／危険箇所等

上三田側の縦走路鞍部からの登りは足元が不安定な急登。
高鉢山から狩留家への登山道も急坂。いずれも立ち止まるのが難しい斜面。

その他周辺情報

温泉はふかわの湯が使えそうです。市内から近く、コンビニ等にも困りません。
芸備線が並走しているので活用可能です。

写真

12/5 11:14

下山予定の狩留家駅にカブを停め、列車に乗ります。
そして上三田駅に降り立ちました。北から縦走してみます。

12/5 11:38

排水処理場から二つ西のカーブ地点、登山口らしき場所です。
25000分の1地図では何本かの破線がここに出てきています。

12/5 11:38

山の方にピンクのテープが見えます。道らしいものは分かりませんが…

12/5 11:42

登山口からすでに道が分かりませんでした。
沢沿いなのはわかるので、少しラインを変えてみると、道があらわれました。

12/5 11:51

道らしきものはありますが、地図のラインとは違うようです。方向はあっていると思うのでそのまま行きます。

12/5 12:00

道らしき踏み跡は右岸の山に消えていくようなので、谷のほうへ軌道修正しました。下草が枯れているのでルートは適当に選べます。

12/5 12:06

二つ目の赤テープを発見しました。もしかしたらテープで案内されたまともな登山道があるのかも…

12/5 12:09

鞍部に着きました。左右に縦走路らしきものは見当たりません。

12/5 12:15

鞍部から、本日の縦走コース、安駄山方面を見上げます。
テープがありました。

12/5 12:29

立ち止まるのが困難な急坂です。両側の樹林帯へもぐりこみたくなりますが、森の中は枝に阻まれ歩きにくそうでした。

12/5 12:31

急登を登りきりました。稜線は広く伐採されていますが、眺望はまったくダメです。

12/5 12:45

鞍部から登りきった634.2mの三角点です。
花茎山らしいですね。

12/5 12:50

この先は道幅が狭くなり、普通の山道になります。
普通よりはかなり歩きにくい山道ですが…

12/5 13:10

足元には境界標などがたくさんあります。稜線を歩いていることを裏付けてくれているようです。

12/5 13:25

縦走路付近の山は地図上に載っていません。ここ608ピークは前安駄山というのでしょうか。安駄山はまだまだ先です。

12/5 13:31

稜線歩きですが、アップダウンがかなりあります。

12/5 13:32

時期的に花はありません。ミヤマシキミの実。

12/5 13:54

眺望はさっぱりですが、木の間からわずかに白木町方面が見えました。

12/5 13:56

安駄山山頂、735m。やはり森の中で展望はありません。

12/5 14:10

564m鞍部付近に、中三田への分岐がありました。
安駄山へは中三田から登るのがメジャーなのでしょうか。

12/5 14:21

縦走路は結構荒れています。特に倒木が多いです。

12/5 14:49

やっと頭上の木がなくなりました。

12/5 14:49

763mピークは高鉢槍というらしいです。視界を遮るものがなく、360度を見渡せます。
これは縦走してきた、北東に連なる山々。

12/5 14:50

南西方向は高鉢山と、遠くに広島湾が見えました。

12/5 14:50

北西方向には、人気の白木山。

12/5 15:02

高鉢槍から鞍部に下ると、志和方面、小野池への分岐。

12/5 15:13

縦走路を進んで、高鉢山の三角点。ここが狩留家駅への分岐。
山頂はさらに先とのことです。

12/5 15:17

山頂手前には、志和方面湯坂峠への分岐。

12/5 15:20

高鉢山山頂、726m
満足したので下山します。

12/5 15:28

狩留家からの登山道は大変な急坂です。さらに稜線付近には倒木多数でした。

12/5 15:43

鬱蒼とした林の中、立ち止まるのも困難な急坂を下りました。

12/5 15:47

林道へ出てきますが、2回横切り、さらに下ります。

12/5 15:55

狩留家駅そばの信号交差点に下山しました。

12/5 16:04

狩留家駅にて、芸備線列車と高鉢山。
ここからカブで帰りました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

muehara

いつもの勤務明け登山です。
遠くへ行く時間がもったいないので、今回は近くの里山を歩いてみることにしました。
いつか歩いてみたいと考えている、海田からの縦走路の北側末端を見ておこうと思い、安駄山、高鉢山付近を探索することにしてみました。
縦走コースをできるだけ長く取れるようにと、上三田付近から縦走路へ登ってみます。
芸備線が並走しているので、下山予定の狩留家駅にバイクを置いて、上三田駅まで列車で向かいました。

上三田からの登山道は、入口付近から道が分かりにくく、倒木などで荒れ放題、足元もイノシシが掘り起こしてむちゃくちゃになっていました。
地図の破線をトレースすることもままならず、谷筋を詰めて鞍部へ登る、ということだけ考えて、適当なラインで歩きました。
周囲のどこでも歩けそうなのですが、特別きれいな道があるようにも見えませんでした。

鞍部に到着し、縦走路を探したものの、こちらもきれいなルートが見当たらず、赤テープによると尾根筋を直登していくのがルートのようでした。
花茎山東側斜面は急坂、足元が不安定で、立ち止まるどころか、ゆっくり登るのも難しい場所でした。
花茎山から先は稜線伝いに縦走路がきちんと確認できました。
倒木等で歩きやすいとは言えない縦走路で、急坂の上り下り、景色が見えない道のりで、なんだか修行をしている気分です。

高鉢槍まできてやっと素晴らしい眺望が得られ、なるほど、このために歩いてきたのかと納得しました。
谷を挟んだ向かいには白木山がありますが、眺望なら高鉢槍が勝っているのではと思いました。
後は、高鉢山に立ち寄って下山します。
狩留家へのルートは、これもまたかなりの急坂で、ゆっくり下るのも難しく、小走りで一気に下ったところ、ひざを酷使してしまいました。

海田付近からこの付近へ、呉娑々宇山経由の縦走ルートを設定する際には、花茎山は避けるのが無難かと思いました。

コメント

あきら

高鉢槍はご褒美
6月のいい天気の日に同じコースを歩きました。苦しいコースを越えて着いた高鉢槍に感動です。それだけでこのコース歩く価値ある！広島で一番のコースと思います。眺望で有名な十方山や大峯山もここには敵わないでしょう。倒木がなくなればもっと歩きやすいんだけどなぁ。
それにしてもこのコースを勤務明けで4時間余りで歩くmueharaさんはスゴイ！

muehara

Re: 高鉢槍はご褒美
高鉢槍は素敵でした。山それぞれにいい景色がありますが、市内からほど近くにこんな逸材があるなんて！　登山道がもう少し整備されれば、訪れる人が増えると思いますね。
metabolinさんの記録拝見しました。（たぶん以前にも見て参考にしているはず）　緑がいっぱいで素敵ですが、暑くて大変だったことでしょう。またその他の記録も参考にさせていただきますね。
勤務明け登山は早く休もうと思ってペースが上がるのかもしれません^_^;