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Yamareco

記録ID: 7745612
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

星あかりの八甲田大岳

2025年01月26日(日) 〜 2025年01月27日(月)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
09:49
距離
9.0km
登り
702m
下り
708m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:03
休憩
1:14
合計
4:17
距離 3.7km 登り 431m 下り 13m
11:19
5
スタート地点
11:30
11:31
82
13:21
13:22
4
13:25
13:27
5
13:31
12
13:44
13:49
32
14:21
4
14:26
15:33
5
15:38
宿泊地
2日目
山行
3:19
休憩
2:32
合計
5:51
距離 5.3km 登り 272m 下り 695m
4:23
7
宿泊地
4:29
4:31
73
5:44
6
5:51
7:06
4
7:09
7:12
30
7:42
4
7:46
6
7:52
9:04
4
9:08
16
9:24
4
9:28
11
天候 26日
 登山口は晴れたり曇ったり
 1200mあたりから雲の中へ。
 時折ホワイトアウトに近くなるも、それほど問題なし。
 仙人岱へ登り切った頃、急に雲が割れ青空に。
 夕焼けの時刻はちょうど雲の高さという感じで諦め。
 19時過ぎ辺りから満天の星!
 おそらく朝まで晴れが続いていたと思われる。
27日
 相変わらず満天の星
 徐々に白み出す空と、その後の御来光は見事。
 山頂は風も強く寒い。
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯温泉までの道路は時間制限あり
コース状況/
危険箇所等
たくさんの方が訪れておりトレースバッチリ。
ただ、ルートがいくつもあるらしく、どれを追うべきか逆に悩む場面も。
トレースを外れてもスノーシューでスネあたりまでと歩きやすい。
仙人岱から大岳へは明け方に登ったこともあり、
スノーシューにはちょい硬い印象。
今後積雪が少なければアイゼンが良いのかも。
その他周辺情報 酸ヶ湯温泉@1000円也(タオル付き)
酸ヶ湯温泉周辺はまるで迷宮
5
酸ヶ湯温泉周辺はまるで迷宮
ありがたくハイウェイをゆく
4
ありがたくハイウェイをゆく
じわじわ登っていく
4
じわじわ登っていく
木が高い!
さて...と、
行きは右へ進んだ。
左から下山してきた。
4
さて...と、
行きは右へ進んだ。
左から下山してきた。
沢に出た。
ここからグッと標高上げていく
5
沢に出た。
ここからグッと標高上げていく
ガスってきた。
振り返って。
4
ガスってきた。
振り返って。
だんだん視界が悪くなってきた
3
だんだん視界が悪くなってきた
おお
遠くのモンスターに陽が当たっている
5
おお
遠くのモンスターに陽が当たっている
仙人岱エリアに入ったか。
3
仙人岱エリアに入ったか。
おおお、なんかモンスターが見える、
見えるぞ
3
おおお、なんかモンスターが見える、
見えるぞ
太陽も感じるんだけどなぁ...
3
太陽も感じるんだけどなぁ...
コレはコレで魔界感ある
3
コレはコレで魔界感ある
登りが終わったこともあり
ちょっと撮っていく
4
登りが終わったこともあり
ちょっと撮っていく
闇の世界にうごめくモンスターたち
2
闇の世界にうごめくモンスターたち
おや!?
このタイミングで晴れたらかなり劇的!
5
このタイミングで晴れたらかなり劇的!
だんだん明るくなってきた!
6
だんだん明るくなってきた!
おおお青空も!
あ!大岳が見えてきた!
5
あ!大岳が見えてきた!
どこからか歓声も上がっていた
7
どこからか歓声も上がっていた
もう少し早く晴れると思ってたけど、
7
もう少し早く晴れると思ってたけど、
雲の高さがちょうどだったか
5
雲の高さがちょうどだったか
仙人岱ヒュッテとの分岐にある旗
3
仙人岱ヒュッテとの分岐にある旗
仙人岱ヒュッテ
入り口は除雪済み
ありがとうございます。
6
入り口は除雪済み
ありがとうございます。
荷物を置いて外に出るとコレ!
11
荷物を置いて外に出るとコレ!
っひょー!!ヽ(゚∀゚)ノ
13
っひょー!!ヽ(゚∀゚)ノ
素晴らしい!!
硫黄岳方面
いやいやいやいや凄い
9
いやいやいやいや凄い
当たり前だが、蔵王とも森吉のとも違う感じがする
15
当たり前だが、蔵王とも森吉のとも違う感じがする
夕陽に合わせて大岳へ
も考えたが
13
夕陽に合わせて大岳へ
も考えたが
登ってる間に曇りそうな危うい雰囲気
10
登ってる間に曇りそうな危うい雰囲気
小屋周辺で撮ることにする
11
小屋周辺で撮ることにする
なんていうか、大きいし迫力が凄い
10
なんていうか、大きいし迫力が凄い
夕焼けの時刻
晴れたり雲に巻かれたり
6
晴れたり雲に巻かれたり
これ朝までこんな感じだったりするのかもと
4
これ朝までこんな感じだったりするのかもと
半ば諦めのような心境
4
半ば諦めのような心境
まあ、それもまた山だよね
とガチャピンとムックが寄り添う
8
まあ、それもまた山だよね
とガチャピンとムックが寄り添う
夜に、期待。
袋を開け汁気が無くなるまで煮て作るタイプのパスタ
コンビニで調達した肉類とチーズを添えて
10
袋を開け汁気が無くなるまで煮て作るタイプのパスタ
コンビニで調達した肉類とチーズを添えて
ちょっと様子見に外へ...
な!なんじゃこりゃあ!!
16
ちょっと様子見に外へ...
な!なんじゃこりゃあ!!
月が無い夜なので、
正直地上景が写らないのではないかと
14
月が無い夜なので、
正直地上景が写らないのではないかと
あまり夜に撮ることはないんじゃないかと
16
あまり夜に撮ることはないんじゃないかと
ところがドスコイ
12
ところがドスコイ
ここは本当に東北か!?
21
ここは本当に東北か!?
満天の星の明るさと、
真っ白な世界のレフ効果により
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満天の星の明るさと、
真っ白な世界のレフ効果により
もの凄く写真向けなコンディション
17
もの凄く写真向けなコンディション
弘前の街明かりでさえ、
光害にはならない
20
弘前の街明かりでさえ、
光害にはならない
オリオンに見守られ、夢中で撮る
17
オリオンに見守られ、夢中で撮る
目標としていた厳冬期の八甲田山は
17
目標としていた厳冬期の八甲田山は
想像のはるか上をいく美しさだった
21
想像のはるか上をいく美しさだった
通常、バッテリーが持つ限り撮ってたりするのが、
すっかり満足して小屋へ引き上げた。
12
通常、バッテリーが持つ限り撮ってたりするのが、
すっかり満足して小屋へ引き上げた。
大岳で御来光を。
星空へ向かって登った。
10
大岳で御来光を。
星空へ向かって登った。
少しの間ヘッデンを消し、
星の明かりを頼りに歩いた
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少しの間ヘッデンを消し、
星の明かりを頼りに歩いた
山頂からは青森市の夜景
13
山頂からは青森市の夜景
秋に歩いた、井戸岳〜赤倉岳
16
秋に歩いた、井戸岳〜赤倉岳
振り返ると、細い月が微笑んでいた
9
振り返ると、細い月が微笑んでいた
寒い。
風があり非常に寒い。
12
寒い。
風があり非常に寒い。
でもこんな景色を前に
10
でもこんな景色を前に
自然と涙が出てきた
10
自然と涙が出てきた
風が目にしみたのかもしれない(笑)
8
風が目にしみたのかもしれない(笑)
左下に大岳避難小屋
12
左下に大岳避難小屋
なかなか来れるところではないだけに感動
12
なかなか来れるところではないだけに感動
岩木山が雲に浮かんでいた
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岩木山が雲に浮かんでいた
だんだんと光が強まる
8
だんだんと光が強まる
そして唐突に、デタ
11
そして唐突に、デタ
岩手山はどっしり。
実家にあった赤富士の絵を思い出す
13
岩手山はどっしり。
実家にあった赤富士の絵を思い出す
染まる硫黄岳
井戸岳の手すりの名残が見える
16
井戸岳の手すりの名残が見える
美しい。
美しいとしか言えん。
13
美しい。
美しいとしか言えん。
昨日の夕方には、半ば諦めていたのだ
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昨日の夕方には、半ば諦めていたのだ
それが一転、夜から朝にかけての
最高さと言ったらどうだ
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それが一転、夜から朝にかけての
最高さと言ったらどうだ
生きてる人、旅立った方、
いろんな人に感謝を想う
13
生きてる人、旅立った方、
いろんな人に感謝を想う
山頂を後にするとあっという間
5
山頂を後にするとあっという間
登りでは気づかなかった、
「シュカブラ天国」
12
登りでは気づかなかった、
「シュカブラ天国」
どうやらテン泊の方がいらっしゃったようだ。
昨夜、誰もいないと思って歌ったりしてなかったっけと不安になる(笑)
6
どうやらテン泊の方がいらっしゃったようだ。
昨夜、誰もいないと思って歌ったりしてなかったっけと不安になる(笑)
高田大岳には早くも雲の手が
10
高田大岳には早くも雲の手が
いやぁ、たまらん。
たまらんよキミ!
9
いやぁ、たまらん。
たまらんよキミ!
来た甲斐しかない
8
来た甲斐しかない
見慣れぬ山並みを目で追う
5
見慣れぬ山並みを目で追う
山によってモンスターの雰囲気も
なんだか違うんだなぁ
8
山によってモンスターの雰囲気も
なんだか違うんだなぁ
小岳の方も行く気でいたけど、
なんだかすっかり満足してしまった
5
小岳の方も行く気でいたけど、
なんだかすっかり満足してしまった
なんだか雲も流れてきたし
6
なんだか雲も流れてきたし
とりあえず小屋に戻って朝ごはん
6
とりあえず小屋に戻って朝ごはん
そして少し早めに切り上げよう
7
そして少し早めに切り上げよう
とにかく八甲田の雪はキラッキラしていた印象
6
とにかく八甲田の雪はキラッキラしていた印象
ゆっくり食べて片付けて、
掃除をし、引き戸のレールについた雪をよけて、
9
ゆっくり食べて片付けて、
掃除をし、引き戸のレールについた雪をよけて、
最高の気分でいざ下山
8
最高の気分でいざ下山
気温もなかなかポカポカしている
9
気温もなかなかポカポカしている
すっかり楽しませてもらいました
14
すっかり楽しませてもらいました
また、よろしくね
7
また、よろしくね
登りでは見れなかった景色を堪能して
8
登りでは見れなかった景色を堪能して
いろいろ観察しながら
6
いろいろ観察しながら
下ってゆく
月曜なのにたくさんの方とスライド
6
月曜なのにたくさんの方とスライド
今日は良いですね♪
と皆嬉しそうだ
5
今日は良いですね♪
と皆嬉しそうだ
今年の冬、なんだか満足しちゃったな〜(笑)
5
今年の冬、なんだか満足しちゃったな〜(笑)
下りはあっという間
6
下りはあっという間
間違って落ちたら怪我しそうな雪の回廊がゴール
6
間違って落ちたら怪我しそうな雪の回廊がゴール
さあ温泉が待っている♪
5
さあ温泉が待っている♪
夢が現実になった、最高の二日間でした。
15
夢が現実になった、最高の二日間でした。

感想

厳冬期の八甲田山で泊まり山行&撮影は、
実は夢だった。
秋には冬の下見も兼ねて地形を覚えることを意識して登った。
今回、天気にそこまで期待せずに、
これも下見で良いのだと自分を納得させて入った。
夕方までは、やっぱり微妙だったか...
と諦めムードだったが、本番はそのあとだった。
見事な、本当に見事な星空。
撮ってみると、、ん!?
月明かりがないのになんだか明るい...
星あかり!?
明け方にはあえてヘッデンを消し、
星あかりを頼りに大岳へ登った。
振り返る東の空のグラデーションと、
徐々に見えてくる八甲田の山々。
こんなに劇的で感動的な朝は数えるほどしかなかったような。

夢だったこともあって、山頂で寒風に吹かれながら、
風が目にしみるような、感極まっているような。
涙ちょちょぎれる、印象深い山行となった。

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