金勝山へメタセコイアの巨人に会いに行く。


- GPS
- 01:52
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 281m
- 下り
- 277m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
公園内ですので非常に良く整備されていますが、丸太の木製階段など滑りやすい場所があります。また、駐車場のゲートは4時半に閉まります。ここを起点に、国重文吉田家住宅や官ノ倉山などへ周遊する場合は、閉門時間に注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 国重文吉田家住宅は、文化財の建物内でお蕎麦が食べられるという、貴重な場所です。ここから官ノ倉山へとぐるっと回って歩くと、充実感が得られそうです。 |
写真
感想
先週末に小川町の仙元山から嵐山渓谷を周回しましたが、車で自宅へ向かう途中で、夕日にメタセコイアの巨木が浮かび上がっている場所を通り過ぎました。帰宅し地図で場所を調べてみると「小川げんきプラザ」という県の施設らしいことが分かりました。金勝山の周りが県営公園になっていて、少年自然の家があるようです。
本当ならこの金勝山から国重文吉田家住宅、官ノ倉山とぐるっとひと周りして歩こうと思っていたのですが、天気のいい週末に限って来客があり、時間が空いたのは昼過ぎ。とりあえず金勝山だけならまだ間に合うかと、午後1時過ぎからのスタートで、午後から日だまりハイクをしてみることにしました。
げんきプラザの駐車場前、国道沿いには金勝池、木呂子池という池があり、周りにメタセコイアが何本も植えられているのですが、先週通りすがりに見たメタセコイアは下の方が落葉し始めていて、ちょっと悲しい姿に。でも、山の中へちょっと進むと、色付きのいい巨木が、谷に沿って何本も植えてあり、圧巻でした。
目当てのメタセコイアに満足しながら山頂へ進むと、カエデもいい色付きをしていて、何カ所かある小ピークからは、奥武蔵や群馬の山々や、小川町の街並み、遠くさいたま新都心方面まで見渡せます。そして、西斜面には谷に沿ってカエデが植えられ、まさに今が紅葉の見頃でした!
里に近いのに、杉や檜を植林されず、これだけ落葉樹が残っていること自体が奇跡的に思えるのに、コナラやアラカシの見慣れた落葉樹に混じって、カエデや外来のメタセコイアがたくさんあるのはなぜかと思ったら、どうも昭和の時代に元から自生する130種のほかに、谷沿いの痩せ地中心にカエデなど50種を植林したとのこと。
その植えられた落葉樹たちが巨木となり、金勝山の麓に色を添えてくれているようなのですが、訪れる人も少なく、歓喜する彩りのいい木も独り占めで、なんだかヒミツの場所を発見したような気分。今年の紅葉もそろそろ終わりですが、最後に今年一番の輝きを見せてもらった気持ちになりました。
コメント
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yamaonseさん、おはようございます。
メタセコイアの群生、圧巻ですね。
自宅近くの東京薬科大にメタセコイアの木が何本もあるのですが群生ではありません。こんな巨木が群生になっていると何処か海外にでもワープした様な気になられたのではないでしょうか。
午後からでもメタセコイアを見に行かれる行動力に拍手です。
メタセコイアだけでなく紅葉もまだまだ素晴らしく良い散策となられましたね。
興味深く拝見させて頂きました。
Landsberg
Landsbergさん、おはようございます!いい朝をお迎えでしょうか?
さて、金勝山のメタセコイア、群生、というには平面的な広がりには乏しい感じではありますが、谷沿いの水はけの悪そうな場所が「せき悪土壌」と呼ばれる痩せ地らしく、斜度の緩い場所にはメタセコイア、斜度のある場所にはカエデやサザンカなどを使い分けて改良植栽したようです。国道沿いは通行量のそれなりにある場所なので目を引きますし、奥まった谷沿いは別世界にいるような、エアスポット状になっていました。
人間が手を入れた場所は針葉樹などの薄暗い林、というイメージでしたが、昭和の植林事業もときどきは気の利いたことをするんだなぁ、と妙に感心してきました。厳密には外来種の問題などあるのでしょうが、ここは自生する落葉樹といい感じに棲み分けをしていました。午後からの短時間散策ですが、探すと意外な穴場は他にもありそうな気がします。手近な山でも新発見があるし、時間がないときも天気良ければ出掛けるに限ると思いました(^^)
秩父ミューズパークの「恩賜のメタセコイア」を思い出しました。
恩賜というのが昭和天皇なのか今上陛下なのか、またいわれも知りません。 私の地元なのに情報不足で申し訳ない。
ミューズパークを散歩すると、メタセコイアが大きく育っていて、きっとありがたい樹なのだろうと思いながら眺めます
suge-gasaさん、こんばんわ!秩父ミューズパークの紅葉、銀杏並木が有名ですが、メタセコイアもあるんですね。恩賜といえば皇室ゆかりの木、ぐっとステイタスもあがりそう。きっと、万全の世話もされてるんでしょうね。
と思って、念のためいろいろ調べてみたら、メタセコイアは昭和14年関西で三木博士が化石で発見し、16年にメタセコイアと命名。絶滅したと思われたのが戦時中の中国四川省奥地で生きた状態で発見された後、標本としてアメリカに渡り、大戦後に日本がアメリカから譲り受けた経緯があって、昭和天皇が昭和24年皇居に植樹してから全国へ広まったということらしいです。(昭和天皇はメタセコイアに戦後日本の復興を託したのだそうです)
てっきり北米原産の巨大樹木のひとつだとばかり思っていましたが、実は発祥は東洋(戦時中に日本が支配していた中国)ということなんです。戦時中に学術的価値のあるものが国境を跨いで繋がっていったというのがいいですね。ということで、秩父ミューズパーク金勝山も、植えられたのは戦後ということです。奥の深い樹木や植林政策の歴史、先の大戦を挟んだロマンのある話しまで広がり、ひとつ勉強になった気がします(^^)
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