四阿山


- GPS
- 04:29
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 899m
- 下り
- 900m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り 無風微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はスキーをするには十分だがもう一降りあれば更に快適。雪質は最近降ったものと思われるものがあり上部はまだ粉雪に近い状態だったが、下部は高温のため湿気ていた。標高の高い所でトレースを外すと股まで潜る。 |
写真
感想
登山者用の駐車場には6:20頃に到着。日の出前なので空いてるかと思ったが既に何台もクルマがあり、ヘッドライト点灯させて準備している人もいた。早朝で結構寒いはずなのに皆気合いが入ってる。こちらも支度をして6:40に行動開始。ヘッドライトはなし。外気温はマイナス8度ほどだったが、風がないので数字ほど寒さは感じなかった。駐車場から1分歩いて雪の上に乗る。ここからシール登降の始まり。トレースはありスキーのものも見られた。新雪があるし、最近降って積雪が増えているはずなので帰りの滑りも楽しみ。トレースばっちりの別荘地内を歩き牧場の柵のところに出る。ここから見る四阿山は雲の中で、しかも雲の流れが速い。標高の高いところは寒そうだ。一方で別荘地内は樹林帯で風がなく、厚着で歩き出したので暑さを感じるほどだった。牧場のところで衣類調整して先に進む。トレースは相変わらず。牧場に出てようやく太陽が出てきた。標高の低いところはまずまずの天気だが、上は良くなさそう。牧場を進み振り返ると、天気が良ければ北アルプスが見えるはずだが、今日は雲がかかっていて見えず。牧場エリアは風が抜けるため寒い。なるべく止まらずに進み体を保温する。牧場が終わり再び樹林帯へ入ると風が当たらなくなり寒さもひと段落。でも手足の先は冷たい。先行者のスキーのトレースがあるので有り難く利用させてもらう。樹林帯に入り距離を伸ばす。牧場の柵が埋まりきっていないので、帰りの滑りの時に要注意。しばらくは標高差の少ないコースを進むが、次第に傾斜がついてくる。トレースを使ったり新たに付けたりしながら進む。雪質はこのあたりはとても良くてパウダー。最近降った雪だろう。トレースはあるものの人の姿はないので貸し切りのような雰囲気。樹林帯の上にある露岩帯に出ると、牧場のところと同じように風が当たるようになる。風がいつも吹いているためか、雪もあまり着いておらず板をガリガリ音させながら進む。天気は晴れたり曇ったりで、ずっと展望がある状態ではなかったが、ずっと真っ白で何も見えないよりは良かった。露岩帯を過ぎれば再び樹木の多いエリアになる。風が弱まり、樹木の雪も増える。スノーモンスターが見られたら良いのだが、そこまではどれも発達していなかった。この地域で丸々と太ったスノモンになることはないのだろう。標高を上げると下から見ていた時にあった雲の中に入ったようで、周囲の展望がなくなった。時折雲が退いて青空や下界がちらりと見える瞬間はあったものの、その時間は長く続かなかった。今日はもともと好天予報ではないので致し方ない。ある程度標高を上げると山頂まで見えるようになるのだが、今日はほぼ見えず。でも最後山頂にアプローチする時は雲が取れて見えるようになった。登りも下りもトレースが既にあった。最後フワフワの雪を登って9:56に無事四阿山の山頂に到着。無人で貸し切り。展望はやはりない。風も抜けて寒いので、写真を何枚か撮ったらさっさと下山する。今日は待っても晴れそうにないので長居は無用と判断した。山頂から滑るのは自分の技量では難しいので、少しシールで平行移動気味に歩いた後、風の凌げる場所で大休止。ここで帰りの支度をする。山頂に近いのに風がなく、比較的暖かに準備ができて助かった。10:12下山開始。雪質良く板もよく滑る。が、帰りは一箇所登り返しがあって、そこは雪が柔らか過ぎて登れないため、板を外してつぼ足で少し歩いた。その先は最後まで板を外す箇所なし。下り始めると続々と登りのハイカーやスキーヤーとすれ違う。今日の天気予報はあまり良くはないが、それでも多くの人が入山しているようだ。下りは適度に樹木が開いたところを探しながら滑る。登りと同じだと樹木が密集していてジャングルなので、左手の方向にわざと大回りする。毎回このルートだが、こちらのほうが比較的開いてる箇所が多いと思う。とは言えあまり大きく離れてしまうと迷子になりそうなので、適当なところで登りのルートに合流する。あとは消化試合的に下るだけだが、ここから先は本格的にジャングルで滑るのが大変。樹木に当たらないよう気を付けて慎重に進む。何とか無事にこなしたら、広々とした牧場に戻ってきた。ここまで来れば安全圏。朝と比べると雪質も悪化して滑りにくくなっていたが、それでも歩くよりは楽だし速い。牧場もあっと言う間に終了。これから登る人とスライドしつつだった。最後別荘地内を滑ったら今日の行動は終了。天気と積雪量は今ひとつだったが、雪質はまずまずだったので、下りも楽しめた。四阿山は滑るのが目的であればあまり向かない山だと思うが、展望が良いのでそれを期待してこの時期毎年のように訪れてしまう。今回展望はハズレだったので、次回以降に期待したい。
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