丸山
- GPS
- 03:38
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 711m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 登山後のお土産: 道の駅果樹公園あしがくぼ (きのこや野菜が充実) 登山後の温泉: 武甲温泉 登山後の食事: 珍達そば 横瀬店 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
トレッキングポール
飲料
入浴セット
|
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感想
深まりゆく秋・・・。
いつの頃からかいちばん好きな季節になっていた「秋」。野山の錦もやがて舞い落ちた葉が積もり、「山粧う」季節もそろそろ終わりを告げようとしています。
一雨降るごとにそぞろ寒し。そんな雨降りの翌日の今日は、澄んだ青い空が広がり、今季最後の「秋の山」を与えてくれました。そして、こんな日にうってつけの眺望の山、奥武蔵の丸山に登ります。
丸山は秩父市と横瀬町の境に位置する標高960メートルの山で、山麓一帯には〔あしがくぼ果樹公園村〕があり、秋のシーズンには、りんごやぶどう狩りを楽しむ行楽客で賑わいます。また山頂付近には、白樺などの美しい森林に囲まれた広々としたピクニックゾーンがある〔県民の森〕が整備されています。しかしなんといっても山頂展望台からの眺めは、奥秩父から北関東一帯を遮るものがなく広がる360度のパノラマが圧巻。「外秩父丸山の眺望」として埼玉県文化財にも指定されている名勝として人気があります。
文化財級の眺望を楽しみに、一周10kmのコースを歩きます。やはり汗をかいて自分の足で登った後の山頂からの光景がたまりません。満足感が加わるからでしょう。
さあ、スタートです。国道299号沿いを、芦ヶ久保郵便局を過ぎて茂林寺前の道を行き、勾配した車道を上がっていきます。横瀬町のコミュニティバス「ブコーさん号」が、賑やかに音楽を鳴らしながら通り過ぎていきます。天気が良いので、目の前の武甲山がクリアー。
車道からようやく登山道に入る頃には汗ばんできました。薄暗い杉林の急坂を上って行くと、木ノ子茶屋方面から合流する日向山分岐で視界が開けます。連なる山々の後方をよく見れば、一つだけ雪化粧した丸い山がありました。浅間山でした。
明るく幅の広い尾根道に出て、ほっとしたのもつかの間、アップダウンが始まります。やがて県民の森一帯に入り、学習展示館への分岐に出ました。学習展示館周辺には、集会所や中央広場など憩いの場所があって、新緑の頃、「森のコンサート」が開催され、地元の 〔横瀬そばの会〕が、屋台を出して「そばほうとう汁」を振舞うので、桜の下で舌鼓をうつハイカーで賑わうそうです。
遊歩道を横切り、ナラやアカマツ、クリなど杉以外が植林された開けた坂道を歩きます。変わった木ではリョウブやガマズミなどがあります。そして最後の急登を行くとコンクリートの見晴台が見えてきます。
展望台からは期待通りの光景が...♪
秩父の盟主・武甲山が奥秩父の山々を背後に従えて立ち並んでいるよう。少し後方には、武甲山に並び圧倒的な存在感で両神山が座しています。そして遥か後方に見えた白い山は八ヶ岳でした。
しばし絶景を満喫して下ります。急傾斜にてこずりながら大野峠へ。林道の中を、横瀬川にそそぐ清流「井戸の入」沿いを、せせらぎを聞きながら、しばらく下り続けます。そして、カエデの落ち葉が敷き詰められた道に陽が射した金色のなかを行くと、視界が開けて赤谷(あかや)の集落に着きました。
〔感想〕
のどかな山登りだった。朝早かったせいか、下り時の大野峠から赤谷までの樹林帯で、我等と逆周りのハイカーたちと何組かすれ違ったが、山頂の展望台には誰も居らず、我等で奥秩父の素晴らしい山々の展望を独占し、「素晴らしい...」を連呼した。贅沢な15分だった。
今回もお手軽な午前中ハイクだったが、次回は一年の締めくくりとなる恒例の忘年登山。いつものように、ガッツリと荷物を背負って登ることになろう。
それにしても、もう、ダイヤモンド高尾の時期か...一年は早い、あっという間だ。
コメント
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こんにちは。
時間的に、赤谷集落〜大野峠の山中ですれ違ってますね(^_−)−☆ あそこの登りは長くて急でした…(^_^;)
コメントありがとうございます。当低トレ部部長のO島です。天気に恵まれて何よりでしたね。秩父でけっこう登ってらっしゃるのですね。またどこかの山でお会いしましょう。
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