熱海逍遥


- GPS
- 05:14
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 102m
- 下り
- 93m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
熱海で夕方用事があり、夕方から出掛けて行っても良かったのだけれど、せっかく行くのなら熱海観光もできればいいなと思った。前の晩は早めに寝て、いつも山いっている時間よりも、ちょっとだけ遅い時間に起きて支度をする。
いつも起きるぐらいの時間に家を出たがまだ日は昇ってきていない。普通列車でのんびりいこう思ったが、せっかくだからグリーン車に乗ってみよう。いつも電車で移動のとき、いいなぁってもいながら見ていたので、乗ってみることにした。改札を通る時に駅の券売機で熱海までのグリーン券を購入しておく。チャージしておかないと買えないので、注意が必要です。
熱海に行く東海道線は海の近くを通ることがあるので、進行方向左側に座る。電車に乗ったら座席の頭上にある赤いランプのついたところにカードをかざして緑色にしておく。これで座席確保できた。それにしてもグリーン車は静かで快適です。いつも乗っている電車とは全然違う。新幹線とは言わないけれど、特急に乗っている感じがした。いつもの駅をいつもじゃない目線で見るのは新鮮だった。シートに座りながらコーヒータイムと洒落込んでみた。
二ノ宮あたりを過ぎた頃から海が遠くに見えるようになる。だんだん近づいてきて、国府津を過ぎたあたりから海のすぐ横を通っていた。キラキラと反射した海がきれいだった。熱海についてみるとけっこうきれいな駅で驚いた。ちょっと古い温泉街だったのでもうちょっと寂れた感じだと思った。それでも商店街は昔ながらの店も多く、駅前の商店街は昭和レトロな感じが満載だった。まずは糸川遊歩道を目指す。
日本で一番早いという熱海ザクラ。結構花期は長い。
実はここのには一番早く開花する熱海桜というものが咲く。沖縄の寒緋桜とおんなじかなって思ったけれど、ちょっと様子が違う。寒緋桜は本当に赤いけれど、熱海桜はちょっと薄ピンクいろ。なんとなく早咲きの江戸彼岸との合いの子なのかな。なんて思っていた。秋から花を堪能していなかったので、久しぶりの花に心が躍る。真っ青な空に、薄ピンクの花がとてもきれいだ。写真では収まらないぐらいきれいだった。糸川の川辺に植えられた熱海桜をみんな楽しんでいた。比較的早い9時台に歩けたので、そこまで人は多くなかったので、ゆっくり散策できた。
やっぱり熱海は心なしか暖かい。時折り冷たい風が吹くけれどひだまりは暖かかった。それから起雲閣を目指す。明治に建てられた古い別荘が建物をそのまま使って旅館になり、その後熱海市のものになり、中を見られるようになっていた。古い建物は大事にされておりいまの建物では考えられないような構造だったりした。ゆっくりとした時間を過ごしながら古い建物をまわっていた。
確かに実業家の家だったこともあるのだろう、細かいところまでこだわっていた。見られるか見られないかわからないところに手をかけていくのは、やっぱり職人だなぁって思いました。起雲閣は庭も気持ちがよく、歩いていたら梅が咲いているのを見つけた。桜も見て梅も見ることができ満足満足。
そのあと、来宮神社に向かう。来宮神社は山の上の方なので登っていく。ここでちょっと登山ぽい。途中お腹が空いてきたので、cafe柿の木に寄る。ハンバーグランチをいただく。ちょっとお腹が空いていたので、ちょうど良かった。
さらに登って来宮神社を目指す。JR東海道線来宮駅の近くにもう来宮神社がある。斜面にある本殿を目指して鳥居をくぐる。けっこう人が多いのは休みのせいだろうか。ここには2000年近く生きた楠がいる。来宮神社の大楠と言われた御神木だ。周りをぐるっと回ってその気に当てられる。やっぱり長く生きてきた木はちがうなぁ。たくさんの人の流れを毎日毎日見ている楠、これから先も人の世を見ていくのだろうか。行く末まで穏やかであることを願ってしまう。
そこから境内を抜けて降りていくともう終点の来宮駅はすぐだ。楽しい熱海逍遥もこれで終わり。今日は天気にも恵まれ心地よかった。
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