焼肉竹の親父の山歩記 高見山(奈良県/三重県)寒さに凍えながら見た感動の雪景色


- GPS
- 02:18
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 455m
- 下り
- 365m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
凍えるほど寒かった。
稜線の強い風の冷たさは、二重にしたグローブをものともせずに、指先に届き、キリキリとした痛みを覚えさせるほど。
麓より歩く予定であったが、いつもの如く寝坊して、夜の仕事はいえ、山を舐め過ぎてると自戒。
仕方なく、駐車地に選んだのは前回と同じく高見峠(大峠)。
トイレ前のベンチで登山靴に履き替えていると、たった今下山したばかりの男性が目の前でこちらをチラチラ見ている、気がした。
「霧氷はどうでした?チェーンスパイクでも大丈夫そうですか?」などと声を掛けると、私の横に座り、部分的に、チェーンスパで十分と和かに答えてくださった。
今日のコース予定を聞かれたので、林道を小峠まで歩き、そこから周回するつもりですと言うと、小峠まで車で送ってあげましょうかと親切なお言葉。
一瞬考えたが、時間も時間だし(実はここまでの車移動で道に迷い、既に夕方4時前)、甘えて便乗させてもらうことに。
半時間ほど短縮出来たろうか。
車中、色々聞いてると、主に建築関係のプロの写真家であり、時々自然や山を撮影しているとのこと。
東京からここ地元の奈良県東吉野村に住居を移し、活動を続けておられるらしい。
そして肝心の山行。
本日のお目当ては、霧氷はもちろん、それと頂上からの眺望も素晴らしいが、何より前回感動した笛吹岩からの絶景を愉しむことだった。
霧氷は小峠からの登りは痩せ細ったところが多く、結果的に頂上から大峠への下山道の方が育っていた。
しかし、それでもなお、やはり笛吹岩からの雪景色、眺め渡した山々の絶景は別格だった。
最初から最後まで人と出会うこともなく、誰もいない、真っ赤な夕日が沈みかけた頂上の避難小屋で腹拵えをしようとも、寒過ぎてそんな気にもなれず、下山を急ぐことにした。
すっかり暗くなった高見峠でカップラーメンにお湯を注ぎ、ほんの少し小腹を満たし、体を温めてから、凍えるほど寒くて、その分だけ綺麗で感動した高見山を後にした。
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する