ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7790143
全員に公開
山滑走
蔵王・面白山・船形山

不忘山

2025年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:27
距離
8.0km
登り
744m
下り
749m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:06
休憩
3:21
合計
4:27
距離 8.0km 登り 744m 下り 749m
8:53
13
スタート地点
9:06
12:24
0
スキー場リフト終点
12:24
12:27
53
13:20
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スタート地点のスキー場センターハウス前
2025年02月11日 08:52撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/11 8:52
スタート地点のスキー場センターハウス前
ゲレンデトップの第3リフト終点、稼働に向けてスタッフが作業中
2025年02月11日 09:27撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/11 9:27
ゲレンデトップの第3リフト終点、稼働に向けてスタッフが作業中
周囲のガスと樹林を縫っての歩行で方角が分かりづらいがトレースを参考に進む
2025年02月11日 09:39撮影 by  KYG01, KYOCERA
2/11 9:39
周囲のガスと樹林を縫っての歩行で方角が分かりづらいがトレースを参考に進む
山頂はガスの中、この時点でで稜線での強風は想定していた
2025年02月11日 10:04撮影 by  KYG01, KYOCERA
2
2/11 10:04
山頂はガスの中、この時点でで稜線での強風は想定していた
今日撮った最後の写真、尾根上のトレースに合流して歩きやすくなったが風は勢いを増していく
2025年02月11日 10:46撮影 by  KYG01, KYOCERA
1
2/11 10:46
今日撮った最後の写真、尾根上のトレースに合流して歩きやすくなったが風は勢いを増していく
撮影機器:

感想

 郡山勤労者山岳会の自主山行で不忘山を計画した。先週からの記録的な大雪で日本海側の山域へ行くのは時期尚早かと思い、奥羽山脈を対象に。てんきとくらすではC判定と前途多難。計画では白石スキー場のリフトを利用する予定であったが、上のリフトは動いておらず、歩いてもあまり変わらないためリフトは使わずに、ゲレンデの端を歩かせていただく。上部は圧雪されていなかったが、先行者のトレースを使わせていただき、リフト終点まで33分で到着。
 リフト終点からはトレースから離れて、脛までのラッセルで緩斜面を登る。ブッシュがうるさく、右に左にルートを探す。リフト終点からは、先行トレースのように沢形を意識しながら登る方がブッシュは少なそうだ。ブッシュ帯を抜けるところで、スノーシューの単独の方と出会う。あちらから御挨拶をいただいた。尾根より南側の開けた雪原を進み、傾斜が急になる手前で小休止。雲間から日が差し、天候回復の期待膨らむ(が、実際は真逆であった)。
 また、ブッシュ帯に阻まれ、尾根筋に向かって右上していくと、2名パーティが滑降していくところであった。トレースに合流し尾根に出ると風の影響で雪が締まり、ラッセルから解放される。上からスキーて滑降して来た2名パーティから、上部は風が強く何度か倒されたため、標高1600mで諦めて下山してきたという話を聞き、前途が不安になる。
 尾根筋は風が強く、ゴーグルを装着して、一歩一歩登る。耐風姿勢をとり暴風をやりすごしてから、数歩進み、また耐風姿勢という状態が続く。ホワイトアウトの中、ブッシュを目印に一歩ずつ登るが、ついに耐風姿勢を取っているのにも関わらず、風の力ですくい投げのようにひっくり返されてしまった。
 この風の中でシールを外して、兼用靴を締め直すのは不可能なので、ツェルトの中で待機してやり過ごそうとしたが、ツェルトが風をはらみ、さらに風の影響を受ける羽目となった。
 話し合った結果、シールをつけたまま踵を固定して南斜面に下りて風を避けようということになった。無木立斜面のため雪崩の危険性も頭をよぎるが、安定しているようだ。キックターンをしながら、ダケカンバの林まで標高をさげる。ところが、風は一向に治まらない。シールを着けたまま樹間を滑ることは不可能なので、シールを外すことにするが、暴風の中、作業は困難を極めた。途中、風でザックが飛ばされてしまったが、ダケカンバに引っかかり事なきを得た。
 スキーを装着するまでかなりの時間を要したが、なんとか滑降を開始。地吹雪の中、滑降する。積雪が多く、下りラッセルをする場面が多かった。
 最後は、強風でクローズしたゲレンデ内を滑って、センターハウスへ到着。教訓としては、天気予報に基づく行動と、状況を判断し早めの撤退が重要ということであった。




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:90人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら