信玄とゆるキャンゆかりの陣馬形（山）

2025年02月11日(火) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 12.1km
• 登り: 800m
• 下り: 795m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 1:35
• 合計: 6:11

距離 12.1km 登り 800m 下り 795m

8:35 美里駐車場
8:53 丸尾熊野権現神社
9:30 9:36 陣馬形山登山口
10:14 10:15 東屋
10:30 10:36 ブナの大木
11:02 陣馬形山キャンプ場駐車場
11:27 11:36 陣馬形山
11:40 12:49 陣馬形山キャンプ場駐車場
13:07 ブナの大木
13:15 東屋
13:40 13:44 陣馬形山登山口
14:27 丸尾熊野権現神社
14:46 美里駐車場

道迷いの分だけ時間がかかってしまった。登山道より、駐車場から登山口までの案内がわかりやすくなるとうれしいと思った。それ以外は十分「中川村民心の山」を楽しめました。

写真

2/11 8:02

いろいろ迷って陣馬形山。これが正解。途中の車窓からこんな景色が見えた！

2/11 8:17

登山者用駐車場。向かいの公民館隣にきれいなトイレあります。地元の方が熱心に整備している心意気がトイレからも伝わります。

2/11 8:21

農地改良の記念碑。山村にしては田んぼが広いのはこの事業のおかげかもしれない。

2/11 9:00

登山口がよくわからなかったのできょろきょろしていたら、女性の方が案内してくださると。ありがたい。とついて登ることに。

2/11 9:01

お互いに名前も知りませんが話がけっこう盛り上がりました。お姉さんは地元の方だそうです。YAMAP派なのが残念（笑）。

2/11 9:13

教えてもらった「丸尾の柿の木」樹齢100年を超える老木。

2/11 9:15

灌漑用の用水。

2/11 9:18

陣馬形山には有名なキャンプ場（ゆるキャンにも登場した）があり、車用の案内と登山者用の案内が混在しています。上りはお姉さんの案内があり大丈夫でしたが、下山時は何回か迷いました。

2/11 9:33

映えポイントの「山が見えるベンチ」だそうですが、実は座板が腐っている。空気イスで撮影中。

2/11 9:54

序盤は赤松の中を歩きます。

2/11 10:30

標高1300mを超えると積雪が10cmぐらいになりました。
これは「丸尾のブナ」樹齢600年以上だそうです。「室町時代！」と声をあげたら驚かれました。

2/11 10:32

うんちくゲット。

2/11 10:32

それにしても立派。

2/11 10:34

で上を見るとここにもありました！黄葉する前に急な寒さで落葉することなく枯れた葉が！　ここにも気候変動の影響が…。

2/11 10:31

「下りはチェンスパだな」と考えながら歩く。

2/11 10:45

電波塔。これのおかげでこの山はいつでもスマホがつながるそうです。節電のため機内モードにしていたのに。

2/11 11:02

そしてゆるキャンキャンプ場に着くと…。中央アルプス（木曽山脈）がドーン！

2/11 11:03

このキャンプ場、ロケーションが素晴らしい。中央アルプスと南アルプスが同時に展望できる。そして夜には星空も。人気のわけですね。

2/11 11:03

越百（コスモ）山！、南駒ケ岳！、空木岳！　登りたい山がまた増えた（冬以外に）！

2/11 11:07

山頂へのビクトリーロード。

2/11 11:10

とうちゃこ！　三角点見つからず。というより展望が目に飛び込んできます！　写真より実物のがもっとすごい。

2/11 11:10

そして地理教師的には、伊那谷の河岸段丘に深く感動したのであります。木曽山脈に垂直のラインは天竜川支流の段丘で、手前を流れる天竜川にも段丘があります。

2/11 11:10

反対側は南アルプス（赤石山脈）ドーン！
これは仙丈ケ岳。

2/11 11:11

白根三山（北岳、間ノ岳、農鳥岳）。「知らねー」なんて言わないで。北岳は国内第2位の標高です。

2/11 11:11

尖っているのが塩見君。

2/11 11:11

荒川三山と右が赤石岳。

2/11 11:13

山名標識が2つの山脈をわかりやすく説明しています。

2/11 11:14

木曽駒ケ岳。小さくとがっているのが宝剣岳。

2/11 11:15

お姉さまに撮っていただきました。

2/11 11:17

喜びのポーズ。

2/11 11:17

「なぜ陣馬形山なんて名前になったんですか？」と聞いたら、お姉さまいはく「武田信玄（の部下）が、かつてここに陣地を築き侵入者を見張ったらしい」そうです。確かに！

2/11 11:27

備え付きの双眼鏡（無料）で覗くと、なんとロープウェーの千畳敷駅（ホテル）が見えるではないですか！　で山頂にいる皆さんでそれをスマホで撮影して見せあっこしました（笑）。ゆえに丸い枠があるのです。

2/11 11:31

「信玄と　ゆるキャンゆかりの　陣馬形（山）　銀の白嶺　君にも見せたき」　一首詠みました。柄にもなく。

2/11 11:57

山頂でお姉さまに別れを告げ、僕はキャンプ場へ。
ここにもめっちゃ綺麗なトイレがあります。さすが「中川村民心の山」です。

2/11 11:57

この景色を独り占めしながら山メシつくります。

2/11 11:58

まずフライパンで、ソーセージとネギを炒めます。

2/11 12:05

そしてラーメンに豆乳じゃなく投入！

2/11 12:23

食後のコーヒー付き。山頂とランチで1時間半ぐらいまったりしました。

2/11 12:38

ここでのキャンプも楽しそう。

2/11 12:38

自撮り。きれいな山と野暮なおじさん。

2/11 12:46

つららが地面に刺さってました。

2/11 12:48

しまりんもここに泊まったと思うと感慨深い。

2/11 12:50

そして下山。チェンスパ装着完了！

2/11 14:14

あっという間に積雪がなくなった。落ち葉のうえは良いけど、石や根っこが露出しているとチェンスパだと転びそう。

2/11 14:20

ここでチェンスパを洗いました！ありがとうございます。

2/11 14:35

若者をマネして撮ってみた。全く様にならないし、税務署の署員のようだ。

2度道迷いしたので距離が伸びました。ヤマレコさん道迷いを警告していただき、ありがとうございました。

2/11 15:35

アフターはここ！
まつかわ温泉清流苑。500円で整いました。

2/11 16:55

登りはノンストップだったのでおやつはここで。
まつかわ温泉からは南アルプスの展望がグッド👍

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

nakanoma

同行予定者が体調不良でキャンセルになったので、急遽行先をもう少し近場の山へ変更した。賤ケ岳（歴史）、岩古谷山（岩場）も候補だったが北陸方面はてんくらC（おそらく強風）、そして長野方面はAだったのが決め手となり陣馬形山に決めた。これが正解。冬場は空気が澄んでいる分、山が美しく見えた。伊那谷は中央アルプスと南アルプスに囲まれて、まるでスイスのグリンデルワルドみたいだと感じた（もちろんスイスには行ったことはない）。そして駐車場で幸運にも地元のお姉さんに案内してもらえたのもよかった。道案内に加え説明もいろいろしていただきありがとうございました。おかげさまで良き一日となりました。YAMAPだけじゃなくヤマレコもご愛顧していただければ幸いです（笑）。