寧比曽岳
- GPS
- 02:19
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 353m
- 下り
- 336m
コースタイム
天候 | ☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東海自然歩道のため休憩所、案内標識が整備されている。 |
その他周辺情報 | 豊田市稲武地区 道の駅 どんぐりの里いなぶ「どんぐりの湯」 http://dongurinosato.com/hotsprings.html |
写真
感想
約20ヶ月振りの投稿です。昨年10月に自動車運転中のもらい事故で頸椎捻挫により、気圧の変化でも首が痛く頭痛もして山行は休んでいましたが、症状もだいぶ緩和されたため再開しました。今後も容態を見つつの山行となりそうです。
寧比曽岳を選んだのは、所属する「伊那谷自然友の会」で来年3月に「信州と三州の展望台、寧比曽岳ジオツアー」を予定しているためその下調べを兼ねての、稲武町「どんぐりの湯」の岩盤浴での保養目的です。
大多賀峠より山頂まで約1時間のハイキングコース。亀の甲石も見ることもでき、途中2箇所に休憩場もあり、山頂では晴れていれば、信州方面に南アルプス、中央アルプス、恵那山、御嶽山が展望できそうです。曇っていましたが名古屋市内も展望できました。また各箇所に温度計も設置されていました。
■亀の甲岩(亀甲岩(石))
長野県根羽村、岐阜県上矢作町、愛知県稲武町、設楽町にかけて点在しています。
玄武岩の5〜6角の柱状節理によって断面が亀の甲羅のような模様ができたものです。
これは玄武岩質のマグマは粘りが少なく、火山噴火の時に窪地にたまって溶岩湖を造ります。冷えると収縮して割れ目が入りこのような模様になったものです。
なぜこんな場所に玄武岩がと思われますが、すでに火山の山体は侵食によって消滅し、火山の地形は見ることができませんが、平成17年、根羽村内に大規模な火山跡が発見されました。今から約1,300万年前(新第三紀中新世中期)に火山活動をした古火山で、「古根羽火山」と命名されています。この火山は、玄武岩を中心の溶岩を噴出させた火山群の一つです。
このように火山の山体が消滅しているにもかかわらず、「古根羽火山」という名前までついた古火山は、日本には他に例がありません。
(参考文献:伊那谷の自然、下伊那史地質編)
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