【大山 VR】春嶽沢右岸尾根♪(ヤビツ峠より周回)


- GPS
- 03:34
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 893m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | 天候:晴れ(雲はやや多め、全体的に春霞の日) 風:無風〜微風 気温:午前11時過ぎの山頂で-1℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス ・自宅から一般道を利用し、県道70号線の”ヤビツ峠駐車場”へ 【県道70号線の通行止について】 *この時期のヤビツ峠は秦野側からのアクセスのみとなります。 宮ヶ瀬湖側(塩水橋側)からは、県道70号線の途中で工事による 通行止区間があるため、ヤビツ峠まで到達できません。 (逆に秦野側から宮ヶ瀬湖へ抜けることもできません) *詳細情報はこちら↓ https://www.pref.kanagawa.jp/documents/16540/70_oshirase1101.pdf 【県道70号線の積雪状況】 *2/14現在、ヤビツ峠までの県道70号線に積雪はありません。 ヤビツ峠までは無問題で通行できました。 ■ヤビツ峠駐車場について ・駐車料金:無料 ・駐車台数:22〜23台ほど ・ゲート無し24h入出庫可 ・駐車場近傍に水洗トイレ、水道、自販機、売店、レストハウス有り (売店とレストハウスは休業日があるので要確認) *駐車場の隣に神奈中のバス停有り *詳細情報はこちら↓ https://tozanguchi-p.com/post-4305/#google_vignette *2/14現在、駐車場内に積雪はありません。問題なく駐車できました。 ■ヤビツ峠レストハウスの詳細情報はこちら↓ https://tanzawamon.jp/yabitsutouge-resthouse/ *今回はこちらで”おしるこ”を戴きました。 (前回は名物の”丹沢ロイヤルカレー”を戴きました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【トイレ、売店など】 2025/02/14 現在 ・今回のルート上のトイレは始点のヤビツ峠と大山山頂の計2ヶ所、 大山山頂には売店もあります。 *但し、この日の大山山頂トイレは凍結のため閉鎖されていました。 (復旧時期は不明) *春嶽沢右岸尾根にトイレや売店などの施設はありません。 【ルート状況】 2025/02/14 現在 <春嶽沢右岸尾根> ・この尾根はバリエーションルートになります。一般登山道のような 明瞭な踏み跡や道標はなく、ピンクテープは所々にある程度です。 ・尾根の取りつきまでは、金目川の源流部を少し遡行していきます。 その間に”髭僧の滝”(ひげそうのたき)と砂防ダムを高巻きで越える 個所がありますが、ここは左岸か右岸どちらでも巻けそうな地形で、 一応薄い踏み跡もついていました(写真6、11) ・砂防ダムを越えるとすぐに尾根の末端が出てきます(写真12) ・取りつき位置は、無理をすれば尾根末端の真正面からでも取付けそう でしたが、やや崖形状で厳しそうだったので右の春嶽沢へ少し進み、 尾根側面の取りつきやすそうな箇所から登りました。 ・尾根に取りつくと、出だしから尾根の上部エリアまでほぼ全線に渡り 結構な急傾斜が続きます。踏み跡は薄いものが出たり消えたりを繰り 返すような状態でしたが、基本的にほぼ一直線の尾根上の一番高い ところを外さないように意識して歩いていれば迷うことはない印象。 *但し、尾根の頂点から谷側へ引き込まれそうな紛らわしい踏み跡が 何本かあったので要注意。 ・一般道のあるイタツミ尾根の少し手前のエリアに入ると疎林となり、 傾斜も緩くなります。この上部エリアにはアザミが多数自生し、 この時期は冬枯れで漕ぎもなく普通に通過できますが、花期になると アザミの藪漕ぎが若干あるとのことです。 ・この日は麓から山頂まで積雪や氷結箇所は殆どありませんでした。 (滑り止めはチェーンスパイクを持参しましたが未使用で完歩) *全体的には薄い踏み跡は所々にあるものの、それらを見極めて正しい 方向へ進むためのある程度の山慣れと、取りつきから延々と続く 急傾斜に耐えるためのそれなりの体力が必要なルートだと感じました。 (もちろんGPSでのこまめな位置と進路の確認は必須です) <その他の区間> ・今回の下山ルート”イタツミ尾根”は一般登山道でよく整備されており、 特に問題なく歩けました。 *各区間の状況については写真の方にも記載しましたので、そちらも ご確認ください。 ・この山行記録に記されている積雪などの情報は2/14現在のものです。 今後の天候により状況は変化しますので、これから行く予定の方は 山行直前の状況を十分確認した上で臨むようにしてください。 |
その他周辺情報 | ■ヤビツ峠レストハウスの詳細情報はこちら↓ https://tanzawamon.jp/yabitsutouge-resthouse/ *今回はこちらで”おしるこ”を戴きました。 (前回は名物の”丹沢ロイヤルカレー”を戴きました) <参考情報> *今回の行程には関係ありません。 ■大山ケーブルカーの詳細情報はこちら↓(HP) https://www.ooyama-cable.co.jp/ ■大山阿夫利神社の施設などの詳細情報はこちら↓(HP) https://www.afuri.or.jp/ |
写真
2/14現在、ここまでの県道70号線とこの駐車場に積雪はありません
先週の2/7に続いて今回も未踏のバリルート”春嶽沢右岸尾根”を歩きます
ちなみにこの滝の名前の由来は、昔、宝蓮寺にいた胸まで伸びる長い髭を生やした春嶽という僧侶がここで修行したことに由来すると言われています
この滝を高巻きで越えていきますが、左右どちらでも踏み跡があります
私は先ほどの入口標識へ戻り、その先へ続く小径(画面左の右岸)で進みました
少し踏んでみましたが、これに乗ったら完全にヤバい感じだった💦
画面左側に薄い高巻きの踏み跡があったので、そちらで渡りました
無理をすればあの正面からでも取りつけそうでしたが、やや崖形状で厳しそうだったので右の春嶽沢へ少し進み、尾根側面の取りつきやすそうな箇所から登りました
和洋問わず甘いものが大好物な自分にとっては堪らない一品
あずきも汁も多めで下山後の糖質補給にも最適。大満足の一品でした〜♪
食事中はご主人と山談義で歓談(なぜか山ビルの話題で盛り上がるw)
先週私が来店した事も覚えてくれていて嬉しかったです
楽しいひと時を過ごさせていただき、ありがとうございました☆
感想
先週に続いて今回も未踏のバリルート探索ということで、またまた大山へ行ってきました。
これで1月の最終週から3週連続となる大山バリ尾根山行。すっかりマイブームとなりどっぷりハマっている感じです。
まぁ、確かにハマってはいるのですが、実際はこの日も土日出勤の代休でせっかくの平日休み。できれば荒天続きで暫くお預けとなっている雪山へ行きたかったのですが、このところの大寒波襲来でこの日もアルプスを始めとする中部山岳方面はどこも荒天予報。私の雪山年次山行(八方唐松・乗鞍・西穂など)は、またも行けずということに…
こうなると冬型の気圧配置で関東冬晴れの下、地元のお山で楽しむのが無難ということで、結局いつもの大山となった次第です。
そうはいっても、こういう時にお手軽にアクセスできて、ちょっとした探検気分も味わえるプチバリルートで山歩きを楽しめる。それが山のぼらーとしては結構幸せなことだと思っています。
今回の春嶽沢右岸尾根は、これまで歩いてきた大山のバリ尾根の中では最も急登で、その急登が中腹の一部を除き、取りつきから上部エリアの一般道との合流点手前付近まで延々と続くという結構な厳しさの尾根でした。
しかし、そんな厳しめの尾根を無事に登りきり、山頂を踏めたことはそれなりの達成感と満足感を得ることができ、この点では登り甲斐のある良い尾根だと感じました。
そして下山後は先週に続いてヤビツ峠レストハウスへ。
自分へのご褒美ということで、前回はここの名物”丹沢ロイヤルカレー”をいただきましたが、今回はその時のメニューで気になっていた”おしるこ”をいただきました。
和洋問わず甘いものが大好物な自分にとっては堪らない一品。あずきも汁も多めで、しっかりとした甘みを心ゆくまで味わえて大満足でした♪
また、食事中は先週に続いてご主人と歓談。この日歩いたバリ尾根の最新状況や感想をお話しました。
その後はなぜか山ビルの話題になりましたが、ご主人はヒルについても詳しく、これまで私が聞いていたヒルについての知識とは違うことを多々教えていただきました。
一例として、ヒル用の忌避剤はあまり効かないということを聞きますが、これは忌避剤のつけ方やかけ方の問題で、靴のソールにムラなくかければヒルは靴から取り付いてこないそうです。
また、これまでヒルはピョンと飛びついてくるようなことを聞かされていたのですが、これも実は違うとのことで、実際のヒルは尺取虫のようにノソノソと移動して靴に取りつき、そこから這い上がってくるそうで、そうなると靴の最下部であるソール部分にムラなく忌避剤をつければ取りつかれることはそれほどないということです。
私が雨上がりの翌日に石砂山で片足に15〜20匹ほど取りつかれてパニックになった時、ヒルはピョンと飛びついてくるものだと思っていましたが、実際はそうではないことを教えられてちょっと驚きました。
やはり仕事でもヒルの出る時期に丹沢のバリを歩く経験豊富な方のお話はリアルで真実味があります。こうした山談義の中でいろいろ教えていただき本当にありがたいと感じました。
それと先週私が来店した事を覚えてくれていたことも嬉しかったです。
美味しいおしるこをいただきながら、とても有意義で楽しいひと時を過ごさせていただきありがとうございました。
そんなことで今回もショートではありましたが、先週に続いて未踏のバリ尾根をひとり静かに歩くことができ、無事に踏破することもできて良い一日でした。
これで山頂へ直結しているバリ尾根は”石尊沢右岸尾根”を除いて、ほぼ歩くことができたので、ヒルの出ないうちに残っているこのルートを歩いてみたいところです。
でも、天気が良ければこれまで荒天続きでお預けとなっている年次の雪山行へ行きたい気持ちも当然ありますが…
まぁ、お天気のことは自分でどうすることもできないので、焦らず気長に好機を待つしかないかなと…(あまりノンビリしていると厳冬期が終っちゃうかも💦)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する