ダムカレー食べに冬季限定の相州アルプス 縦走したらそこは丹沢主脈の大展望台だった

2025年02月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,475m
• 下り: 1,242m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:32

距離 17.2km 登り 1,475m 下り 1,242m

7:29 スタート地点
7:30 7:33 半僧坊前バス停
7:35 半僧坊前BS
8:32 大沢ノ頭
9:03 9:14 経ヶ岳
9:27 9:29 半原越
9:48 土山峠・半原越方面分岐
10:03 革籠石山
10:23 熊古谷山
10:28 八州ヶ峰
10:31 馬渡分岐
10:37 衣浸山
10:47 11:06 仏果山
11:21 宮ヶ瀬越
11:32 11:34 高取山
11:42 矢筈
11:55 大沢山
12:14 12:17 高取山登山口
12:20 12:56 水とエネルギー館
13:00 宮ヶ瀬ダム
13:29 韮尾根の東屋・あいかわ公園分岐
13:47 13:53 南山
14:11 14:14 権現平
14:28 鳥屋越
14:55 14:57 権現平・南山登山口
15:02 鳥居原ふれあいの館バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き:国領駅→バスで狛江駅
狛江駅5:43→本厚木駅
本厚木駅北口1番バス乗場6:50発半原行き
半僧坊前バス停下車

帰り:鳥居原ふれあいの館バス停→橋本駅北口行き 京王線橋本駅→国領駅

コース状況／危険箇所等

コース全般にヤマビル注意喚起の案内がたくさんあります。
以前見たヤマビル分布マップでは、この山域が一番濃かったです。
仏果山までは関東ふれあいの道で、道標多数。それ以外も道標豊富で迷うようなところはないです。
またベンチ、テーブルがこまめにあります。

【半僧坊前→経ヶ岳】
出だしの林道や沢沿いは暗くてじめっぽく、気温上がったらここでまず喰らいそうです。関東ふれあいの道なので道は明瞭、急登もほとんどなく山頂まで行けました。

【経ヶ岳→革籠石山】
稜線乗っての経ヶ岳の下りは、ザレ激下りなので気を付けましょう。林道出合いの半原越まで150m下げます。
ここから革籠石山までの登り返しがキツかったです。革籠石山の山頂は狭くて眺望もありません。

【革籠石山→仏果山→高取山】
革籠石山から仏果山へ向かい残り0.8kmの表示がある展望のよい休憩所に、この先道狭しとあり、ここからが修験者ゾーン、超極細道だったり、鎖場も岩場自体は大したことないのですが、両サイド細くキレ落ちてるので通過に緊張感満載です。高所恐怖症の人はキツいかも。

修験者ゾーンが終わるとすぐに仏果山山頂です。
仏果山から高取山は平和な道でした。

【高取山→宮ケ瀬ダム】
このコースは下りであまり使わない方がよいと思います。仏果山、高取山のメインルートは麓の愛川ふれあいの村からのアプローチ(関東ふれあいの道)と思われ、ダムへ降りるルートはあまり重視されていないのか、荒れてるのと、階段の踏み面に砂がたまって階段の体でなく、ザレ激下りで滑ったら止まらない斜面です。さらに丸太階段の柱だけが残ってて歩きにくかったです。

【宮ケ瀬ダム→南山→鳥居原】
階段がキツいのと、若干荒れてる程度で、危険のところもなく明瞭で迷うところもなかったです。

その他周辺情報

【宮ケ瀬湖 レイクサイドカフェ】
https://lakesidecafe.co.jp/
ほぼ満席の繁盛ぶりで、びっくり

【鳥居原ふれあいの館】
https://www.toriibarafureainoie.com/
先日の近くの熊で登山者負傷を受けて、手作りカウベルを置くことになったそうです。

写真

2/15 7:28

おはようございます！
そろそろリハビリの総仕上げにまあまあの距離でアップダウンある、冬しか歩けない相州アルプスを歩きます！

2/15 7:31

市街地から登山口って分かりにくかったりしますが、こちらはすぐ案内があって迷わず行けました

2/15 7:31

関東ふれあいの道の見所の寺院のようです

2/15 7:32

神奈川県の関ふれ道への力の入れ具合がすごい。見所各所に詳しい解説がありました。
それにしても美女祭りとは、はるばる見物に訪れたい祭りだが、令和では不適切扱いされるな

2/15 7:32

立派な山門

2/15 7:35

お手製のこんなのがあったので登山口分かりづらいのかと思ったのですが…

2/15 7:38

一目瞭然でした

2/15 7:39

なんとコース案内図まであります！
これは、今日は歩かない相州アルプス南東側の華厳山、高取山方面の案内図

2/15 7:41

こっちが今日歩く方の案内図
いたせりつくせり

2/15 7:41

しばらく荒れた林道を歩きます

2/15 7:46

これが冬季限定の理由
温暖化でどんどん早く出てくるかもしらん

2/15 7:51

林道から沢の左岸を登っていきます
湿気、落葉と、危険地帯だ
どこかに冬眠で潜んでいるのか

2/15 7:53

この道標見ると丹沢に来たと感じる♪

2/15 8:01

道自体は急登もなく快適な登り
落葉の下で冬ごもりしてるんかな

2/15 8:07

最初の休憩場所
このコースとにかくベンチ、テーブルがこまめにあります
ピークや峠とかでなくても、次から次へと休憩場所が出てくる

2/15 8:16

急登になってきました

2/15 8:22

林道と合流

2/15 8:23

遠くに雪山が見えますが写真だとよく分からない

2/15 8:24

林道からのとりつきがメッチャ急で路面が脆い土、踏むとぽろぽろ崩れていく
道が頼りなく恐々登りました

2/15 8:31

防獣扉
枠だけ

2/15 8:46

またまた休憩スポット

2/15 8:47

三浦、房総が見えます

2/15 8:56

西山のと分岐
ヤマレコでは破線です
ここから相州アルプスの稜線あるきスタート

2/15 8:57

経ヶ岳登頂！
この床の間に飾りたくなる味のある書体の山名板好きだな

2/15 8:57

これはすごい
大山から表尾根、蛭ヶ岳の大展望

2/15 8:59

こういう三角点アプローチは珍しい
丹沢エリアがよく分かる

2/15 9:00

ここで腹ごしらえ

2/15 9:12

細い稜線に経石というデカイ岩があり、弘法大師が経文を納めたそうです。納めた穴探したが分からなかった

2/15 9:13

いつもなら心が折れる縦走の激下りも、怪我以来の久々で、ゾクゾクっと快感かも

2/15 9:18

低いながらも丹沢っぽい稜線歩き

2/15 9:20

経ヶ岳の山頂から少し歩くとまた休憩スポット
丹沢山塊の同定案内があり、そこからの眺めが

2/15 9:20

こちらは本物、この素晴らしさ
見ていて飽きない

2/15 9:27

半原越という峠でまた林道合流
途中の眺望がすごかったので、標高を錯覚しそうだったが、縦走なのに林道と出合う標高であることを思い出す

2/15 9:28

ここからの登りがしばらくがっつり急登でキツかったです

2/15 9:28

最近ですね🐻

2/15 9:32

メッシュどこでもドア
横に網も柵もないので脇をスルーします

2/15 9:33

登り返しの無限階段(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ

2/15 9:40

次は岩岩ゾーン

2/15 9:59

また階段(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ

2/15 10:03

登頂
このお山まで地味にキツいアップダウンがありました
そしてここは展望なし

2/15 10:07

丹沢階段ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

2/15 10:10

丹沢名物青い土嚢袋、これ、滑るから嫌いなんです。
そしてすごいのは丸太階段の丸材の上面がフラットに削り出されている。このちょっとの加工がすごい歩きやすい。
神奈川の山への予算付けのスゴさ

2/15 10:18

ここだけ扉の左右の柵がかろうじて生きてるので傾いた枠だけ防獣扉をくぐります

2/15 10:18

この休憩所から先が修験者ゾーン

2/15 10:26

ウォーミングアップの岩登り

2/15 10:28

ついに宮ケ瀬湖が見えてきた

2/15 10:29

やせ尾根でもきっちり学習φ(・＿・ ）

2/15 10:37

朝よりだいぶ蛭ヶ岳寄りの眺望になってきました
丹沢山山頂はガスってそう

2/15 10:37

これは細い、極細道
通るときはかなりゾクゾクしました

2/15 10:39

それでも左を見るとこの絶景

2/15 10:42

ゾクゾクの次は鎖場

2/15 10:46

修験者ゾーンでヘロヘロになりながら、登頂！
仏果山の山名板はだいぶ痛んじゃてる
人のいたずら？シロアリ？🐻？

2/15 10:47

山頂自体は眺望ないので展望台に登ります

2/15 10:50

相模湾

2/15 10:50

表尾根から丹沢主脈

2/15 10:51

奥多摩奥秩父

2/15 10:54

群馬辺りの雪山

2/15 11:22

次は高取山へ
ここにも立派なやつ

2/15 11:24

道は平和になりました

2/15 11:33

登頂！

2/15 11:33

ここは相模原方面だけ眺望

2/15 11:33

ここにも展望台ありますがさっき登ったので、こっちはスルーしました

2/15 11:36

それではダムへ向かって下山
またやせ尾根

2/15 11:37

鎖場

2/15 11:49

なかなか標高下げないなあと思ってたら
無限階段の下りが

2/15 11:56

大沢山という鉄塔のあるピークの少し先に宮ケ瀬湖の大眺望ポイントあり
電線が残念

2/15 11:56

この看板
ヒルを火事に置き換えたのもありました

2/15 12:07

ラスト、ダムに向かって急降下
しかも階段が荒れてて歩きづらい
ここは登るのも嫌だな

2/15 12:12

写真だと分かりづらいですが、ここ、階段が谷側にかなり傾いてて危ないポイント

2/15 12:17

ダムに降りました

2/15 12:19

渋い喫煙所

2/15 12:26

水とエネルギー館の1階にあるレイクサイドカフェです

2/15 12:41

ダムカレー、かなり辛口。ジャワカレーの辛口より辛いです。

2/15 12:52

スイーツにも惹かれましたが、もう一山あるので我慢しました

2/15 12:57

あれが南山、こうして見ると意外に大きく、これから縦走するのかと思うと少し萎えましたが、行かないとバスに乗れないので頑張ります

2/15 13:05

さあ登山道に戻ります

2/15 13:06

7cmのやつは見たくないな

2/15 13:21

また無限階段

2/15 13:21

春になったら置いてくれるのでしょうか
心ない人が持ってっちゃった感ありますが

2/15 13:36

緩いが鎖場もあり

2/15 13:42

ニセピークの洗礼その2
一本道なので地図見てなかったのですが、いかにも頂上っぽさのアプローチでしたが騙されました、ここはその2つ目です。心折れます。もはや朝のように心折れるのを楽しむ余裕は皆無です

2/15 13:47

3度目の正直、登頂！

2/15 13:50

角度が変わってここもなかなかの眺望
もしかしたら表尾根をちょうど真横に見ている気がする

2/15 13:53

権現平へ向かいます

2/15 14:09

持ち物検査ゲート入口

2/15 14:12

権現平の展望台
ここは南東側のみの眺望
ランドマークタワーが見えます

2/15 14:18

持ち物検査ゲート出口

2/15 14:18

権現平からすぐのところにトイレありますが、冬季は使えません。
ということは冬季限定コースの人は永遠に使えないということ

2/15 14:55

これ、歩きづらい

2/15 14:57

ラスト道路に出るところ、侵食でひどいことに

2/15 15:01

鳥居原ふれあいの館、道の駅みたいな施設です。

2/15 15:02

予定していた15:40に間に合った
乗り換えなく京王線で帰れるというありがたや

2/15 15:18

800mに満たない標高でしたが、歩きごたえがありました
お疲れ▲

撮影機器：

802SO Sony

感想

およぽん

骨挫傷からほぼ癒えてきて、徐々にリハビリ山行を重ねてきて、ここいらで体力いじめるため、アップダウンある縦走をしようと相州アルプスを歩いてきました。

この山行計画、2年ぐらい前にTVで宮ケ瀬ダムのカフェが紹介されてて、全国各所にあるダムカレーの中でも、美味しそうな食レポだったので、当時それを絡めた縦走路、朝はバス移動で小田急利用だけど、帰りは京王線で乗り換えなしで帰るという、作ったときは我ながらなんて上手なルート設定だ！と満足してたのですが、以来実行に移すときはなかなか訪れず。

何せ少しでも気温上がるとヤマビルの恐怖と隣り合わせ、去年もたしか暖かく3月でも20℃の日があって、ああ…今年もこの山行計画は歩けなかった…と計画欄を眺めていました。

そして今年、リハビリハイクの総仕上げ？に遂にこの計画が実行出来ました。
800mに満たない稜線ですが、とてもそうは思えない丹沢の大展望にしっかりと歩き応えとスリルもある稜線、相州アルプス、いい道でした(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
惜しむらくは冬しか歩けないのがホント惜しい…
自分の大好き山ランキングに入るよい山たちでした🤩