浅間尾根登山口〜払沢の滝入口
- GPS
- 10:00
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 1,532m
- 下り
- 2,535m
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
浅間尾根登山口BSには9:55くらいに到着。
トイレもあり支度を整え気分良く入山。
登り始めて5分で以前あった〈浅間湯〉は雰囲気が変わっていた。
小綺麗な白木の蕎麦屋に〈木庵〉との提灯が下がっているので、
聞けば2年前に宿は全焼して、今はもう宿泊はやっていないが、
風呂は焼け残っているのでいまだに提供しているとのこと。
立ち話をしていたら、奥さんがお茶と歯ごたえの良いこんにゃくの炒め物やら、
ゆずの甘く煮た茶受けなどを出してくれて、
ワンコはめちゃくちゃ人懐こく甘えてくる。
それだけで今回の山行の満足度は合格点に達した。
浅間嶺あたりの歩きも落ち葉が積もり、
葉の落ちた木々の間から御前山、大岳山が見えて、
時を忘れて愉快に歩いているうちに、
尾根道を左に下りつつ
〈そば処 みちこ〉にたどりつく。
たまたま人がいたので(みちこさんのお連れ合いだろうか)
格子戸越しに尋ねてみると、
冬の間は、客席が寒くて申し訳ないので休業しているとのこと。
冷たいそばなら確かに厳しいかもしれんが
あったかいのを出せば喜ばれるはずだ、
むしろ休業してる方が申し訳ないと考えるべきだ!
とは言わずに、黙って下山再開。
少しで、〈峠の茶屋〉につく。
みちこさんの親父さんの店だ。つい最近までは
やっていたような雰囲気だが、
電話をしても「現在使われておりません」
との抑揚のない不吉な機械語。
店の前に剥がれかけた張り紙があった。
「あったかいの、冷たいの、どちらもできます」
だったか、写真を撮っていなかったのは全く不覚!
裏を返すとその紙は今年のカレンダーの裏紙だった。
時は2015年9月。
ならばおそらくおじさんが残したメッセージは10月に書かれたもののはず。
残念! もう少し早く来ていれば!
聞けば今年86歳だそうだ。
車を運転してこの峠まで登ってくるのも
心許なくなっていたようだ。
あの、食いきれないほどの鍋いっぱいの煮込みうどんを、
もう一度たべたかった。
下山後は、払沢の滝BSの豆腐屋で、
湯豆腐150円ならまあ納得、というところ。
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