女峰山(行者堂コース)

2025年02月23日(日) [日帰り]

• GPS: 10:33
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,795m
• 下り: 1,796m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:39
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:33

距離 17.2km 登り 1,795m 下り 1,796m

4:09 滝尾神社 駐車場
4:14 4:16 行者堂
4:44 殺生禁断境石
5:18 稚児ヶ墓
5:44 5:49 水場分岐
6:17 6:18 水呑の石標
6:34 白樺金剛
7:36 八風
7:59 8:06 遥拝石
10:04 10:35 唐沢避難小屋
11:02 11:10 女峰山
11:50 唐沢避難小屋
12:20 遥拝石
12:40 八風
13:10 白樺金剛
13:20 水呑の石標
13:40 水場分岐
13:50 稚児ヶ墓
14:13 殺生禁断境石
14:35 行者堂
14:42 滝尾神社 駐車場
14:42 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り
時々雪

アクセス

滝尾神社　駐車場
つめれば20台くらい
下山したら6台くらい止まっていたが、無料なので日光観光に利用するかたが殆どのようだ

コース状況／危険箇所等

行者堂～白樺金剛
行者堂の裏側に登山道があり、ポストも設置されている
しばらく無雪の林道を進むと徐々に笹薮が現れるが、踏み跡はあるのでよく見て進めば問題ない
稚児ヶ墓あたりからは雪があったり無かったりのミックスが続き、P1398の樹林帯あたりから本格的に積雪路が始まる
白樺金剛あたりまでは基本的に緩やかな傾斜

～遥拝石
手前の八風あたりから岩場が現れる
黒岩までは巻道もあるが行きはピークを目指す
岩場と行ってもスノーシューで攻略できる程度
遥拝石からは雲竜渓谷が一望できる絶景スポット
レッドバンドもここからが一番よく見える

～竜巻山
激しく急登
樹林帯なのでトレースが無い場合はルーファイも必要

～唐沢避難小屋
激しくトラバース
当日はカチカチだったので緊張を強いられた
こちらもトレースがないと不安かもしれないが、所々にロープ等があるのでそれを目標に進む

～山頂
鬼のような急登
吹溜りあり、クラストあり、アイスあり、岩場ありで難易度はそれなり

その他周辺情報

コンビニは外国人で溢れかえっていました

写真

2/23 4:08

予定より若干遅れてスタート
車中泊は私だけ

2/23 4:16

行者堂の裏手に登山口があります

2/23 5:20

徐々に雪が現れる

2/23 5:38

振り向けば
日光の街並みと朝焼け
おまけに三日月

2/23 5:44

男体山
彼はこの後ずっとガスの中

2/23 5:58

明けて来る

2/23 6:18

最近ご来光はいつも樹林帯で迎えるパターンだ

2/23 6:21

モルゲンに染まる

2/23 6:21

まだまだ壺で行けたが、背負うのが億劫で換装

2/23 6:33

白樺金剛

2/23 6:44

あっという間に日が昇り
晴天の予感

2/23 7:02

よく見ると富士山

2/23 7:10

前半の難所
若干雪庇気味なっていて枝を掴んで這い上がった

2/23 7:23

八風へと続く尾根

2/23 7:25

右手にはおそらく赤薙山

2/23 7:30

あれは・・・
太平洋なのだろうか
まさか見えるとは

2/23 7:32

八風
風はそれほどでもなかった

2/23 7:41

落葉松金剛
黒岩との分岐でもある
行きは直登した

2/23 7:48

黒岩ピーク
レッドバンドの前女峰

2/23 7:48

雲竜渓谷の氷瀑

2/23 7:48

あちらこちらに氷瀑が

2/23 7:48

赤薙奥社跡あたりと思われる

2/23 7:49

東側

2/23 7:49

レッドバンドアップ

2/23 7:55

ちょい引き

2/23 7:57

下って黒岩を振り返る

2/23 7:57

遥拝石
雲竜渓谷やレッドバンドはここからが一番よく見えるっぽい

2/23 8:35

いよいよ本番
急登が始まる

2/23 8:46

所々トレースらしきものは現れるが浮力は無い

2/23 9:24

避難小屋を捉えるが、ここからのトラバースがきつかった

2/23 9:46

何の変哲のないトラバースに見えるがカチンコチン

2/23 10:02

ようやく避難小屋

2/23 10:04

-9度くらいか
それでも暖かく感じる

2/23 10:06

古いが綺麗にしてある

2/23 10:06

2階もあるようだ

2/23 10:11

冷え切った身体を回復させる
ガス缶がテーブルにくっ付いて難儀した

2/23 10:48

ここで携帯が一度ご臨終
何とか温めて復旧したつもりだったが動作がおかしい

色々と苦労はしたがやっと山頂
小屋を出た時は雪が舞っていたが山頂手前で女峰ブルーに包まれた

帝釈山方面
晴天だが爆風なので即時撤退
携帯が死んでたので写真はデジカメ

2/23 12:01

下山時、ストックの紐が切れるアクシデント
序盤に切れなくて良かった

紐だけ修理ってないのかしら...

2/23 12:08

疲れ果ててシリセードを試すもうまくいかない

2/23 12:38

ストックはいつも手首に引っ掛けているだけなので紐が無いとついつい放してしまう
なので携帯の落下防止チェーンで放しても大丈夫なように

2/23 13:21

ここ
最高に落ち着ける場所
土の上が暖かい

2/23 13:22

筑波山

2/23 13:44

長い長い下り

2/23 13:48

行きは真っ暗だった稚児ヶ墓

2/23 14:08

雪が無くなる
冬靴で土の上を下るとダメージが激しい
今回も血豆が発症

2/23 14:12

こんなところに巨大な石碑
意味は解らんが、どうやって運んだのか…

2/23 14:35

行者堂

2/23 14:42

返ってきました
身体中ぼろぼーろ

2/23 15:00

そして大渋滞
あはーん

撮影機器：

iPhone 15 Pro Max Apple

感想

さいとうさん

女峰山
以前から気になっていた行者道ルートから
稚児ヶ墓あたりからチラホラと積雪有り
数日前と思われるトレースを辿る
雪質はクラスト気味

白樺金剛手前あたりからスノーシューに換装
八風あたりから岩場が現れるがスノーシューのまま黒岩を超える
遥拝石からは雲竜渓谷が見下ろせて雲竜氷瀑も見ることが出来る

このコースはここからが本番で、竜巻山まで200m程度高度を一気に上げる
そこから小屋まではカリカリのトラバースで緊張を強いられる
小屋で休憩中にiPhoneを出しっぱなしにしていたら、またしてもダウン
なんとか電源だけ復旧させたがログがおかしなことなっている

そして核心部の女峰山への急登はさすがにアイゼンだったが、ピッケルは役に立ちそうもなかったのでストックのバスケットを外して使用
踏み抜き地獄を抜けた一瞬、ガスがとれてなんとか青空の元、独り占めの山頂に立つことが出来た

今回も遥拝石からノートレース急登ラッセルからのトラバースでかなり体力を消耗させられて、下山時は満身創痍
歩くの遅いから早めに出る
↓
ノートレース
↓
体力消耗→結局遅くなる
↓
満身創痍
抜けられないルーチン

3連休の日光は大賑わいで帰りは渋滞
月曜は家から一歩も出られなかった・・・

コメント

⚾ジャイロ⚾

はじめまして。
当日遥拝石ですれ違った者です。
先行トレースありがとうございました。
さいとうさんのトレースが無ければ避難小屋にたどり着けなかったと思います。
あの状況では翌日の女峰山登頂は無理と判断し翌朝下山しました。
あのコンディションでのノートレース日帰りピストン････ただただ尊敬の念がふくらむばかりです！
お疲れ様でした。

さいとうさん

⚾ジャイロ⚾さん
コメントありがとうございます。
私もジャイロさんの記事を読ませて頂きました。
無理をしないで引き返す事は本当に大事だと思います。
コンディションが良い時はきっとありますから、また挑戦出来ると良いですね。

私の反省点としてはトラバース区間をスノーシューで強行してしまったせいで体力をかなり奪われました。
中々換装のタイミングって難しいですね。
これからもお互いに安全登山を楽しみましょう。