古城山〜風師山〜矢筈山(九州「ほぼ」最北端)

2025年02月23日(日) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 17.3km
• 登り: 859m
• 下り: 853m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:11
• 休憩: 1:42
• 合計: 7:53

距離 17.3km 登り 859m 下り 853m

9:05 ノーフォーク広場
9:24 9:43 福岡/門司 関門人道トンネル入口
10:13 10:35 古城山
10:59 筆塚山
11:12 甲宗神社
11:44 九州鉄道博物館(風師登り口)
12:16 三角山
13:12 13:17 風頭
13:22 風師山
13:48 14:44 矢筈山
15:20 小森江バス停
16:58 ノーフォーク広場

天候

くもり時々小雪

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

小森江〜レトロ東本町一丁目のバス停間を西鉄バス利用。300円。車はノーフォーク広場の駐車場にとめる。

コース状況／危険箇所等

現在めかりPAの階段が工事中なので入れません。門司のアーケード街や

その他周辺情報

途中のアーケード街はレトロそのもの。この辺りの山頂は旧海軍下関要塞関係の遺跡が多いので山登り次いでに観光も出来てとてもお得。

写真

2/23 9:06

スタートはノーフォーク広場の駐車場。奥は古城山、手前の丘の上にめかりPAがある。

2/23 9:11

ノーフォーク広場からの門司港の街並み

2/23 9:21

めかり神社から。この辺は関門海峡の一番狭い所。

2/23 9:42

名は無いが多分ここが本当の九州の最北端のピーク。公園内なのに何故か荒れてる。

2/23 9:48

めかりPAへの入り口が工事中なので入れません。展望台からの下関

2/23 9:57

仕方ないけど車道が多い

2/23 10:00

展望台からの下関と関門橋

2/23 10:02

展望台からの関門海峡のパノラマ

2/23 10:06

山道は徹底して通行止めにしてある。

2/23 10:22

古城山山頂は門司城跡の立派な石碑が。

2/23 10:33

ここもまた軍事要塞だったんやね。

2/23 10:43

平和パゴダ。重要文化財。

2/23 10:43

門司と下関の立体的なビュー

2/23 10:59

筆立山。意外と人が来るらしく山頂の先はちょっと拓けてる。

2/23 11:09

下から見ると大きな学校(実は廃校)もあって人口密集地だと思ったけど、この辺は廃屋だらけ。上の方はもう大部分が解体されてる。

2/23 11:12

甲宗神社。平家所縁であることは間違いないだろう。独特の造り。

2/23 11:27

降りて旧門司の街並みを行く。目立つピークは次の目標の三角山。

2/23 11:28

中央市場とあった。ほぼシャッターなのは日曜日だからか。

2/23 11:44

九州鉄道博物館。鉄道のことは詳しくないから古くて威厳のある建物だとだけ書いとこう。

2/23 12:03

途中民家の軒先を上ると振り返れば海、風情があるね。

2/23 12:16

三角山。石の祠がある。見た目どおり結構急登だった。

2/23 12:58

風師山への歩道入り口。ここまで車で来れる。

2/23 13:11

風頭からの下関ビュー。雪が舞ってきた。

2/23 13:12

風頭が公式だけどいろんな呼び方があるようだ。有名な絶景ポイントだ。

2/23 13:21

風頭に比べると風師山山頂は地味。標識無いとただの通り道の広場。

2/23 13:35

風師山から矢筈山への道はアップダウンこそきついがとても良い森が続く。

2/23 13:55

要塞の設備がほぼ原型を留めた、時計が止まった世界。

2/23 13:57

見張らしはあるけど風頭や古城山の方がいい。

2/23 13:57

矢筈山キャンプ場中心部。

2/23 14:40

矢筈山山頂はキャンプファイヤー広場。

2/23 15:04

小森江貯水池跡に降りてきた。とっくに役目を終え、こんな小さな池になっている。

2/23 15:28

小森江バス停。ここからレトロ東本町一丁目までパスで戻る。

撮影機器：

KYG01 KYOCERA

感想

にしはじめ

下関でクマに恐れをなし(鹿らしいけど)、九州に逃げ戻ったものの、折角高速乗ってきたので即席縦走コースを作成。

九州の北の先っぽから企救山地の北半分を歩きました。史跡巡りの観光半分やね。

九州の北の先っぽと書いたが九州の最北端ではない。
本当の最北端は離島で、九州本土最北端もめかり公園じゃない。
どっち道工業用地の港湾施設内で立ち入り禁止なので、行ける場所としては「最北端」かな。

今日登った「古城山」は名のある山としては九州の最北端の山。これは事実。名のある山としては…ね。

矢筈山キャンプ場は帝国海軍の下関要塞のひとつをそのまま利用している。
要塞に泊まれるというマニアにはかなりたまらんところだろう。
ここは日本の重要拠点である関門海峡を守るために作られた砲台。国土を守ることが目的であり、立派に務めを果たして明治時代いっぱいで役目を終えてます。
つまりここで戦争があった訳でも人が死んだわけでもありません。

帝国海軍の要塞と言うと、戦争の負の遺産扱いしたり、心霊スポットのレッテル貼ったりする前にちゃんと調べよう。
軍事力イコール戦争じゃない。
ここもまた、明治の産業革命遺産と言えます。

うんちくはさておき、企救山地縦走やりたいねいつか。