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Yamareco

記録ID: 78379
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山を散々歩く(青木鉱泉起点周回)

2010年09月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:50
距離
14.7km
登り
2,017m
下り
2,017m

コースタイム

7:10青木鉱泉-7:40中道コースの登山口-10:20御座石10:35-11:35薬師岳山頂部11:50-12:25観音岳12:40-13:30地蔵岳山頂部13:50-14:10鳳凰小屋-14:45五色滝-15:00白糸滝-15:55南精進滝(分岐)-17:00青木鉱泉
天候 晴れのちガス・・・
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■青木鉱泉への道のり
韮崎ICから甲州街道に出て右折後、県立射撃場方面に釜無川を渡り道なりに進んで突き当たると「鳳凰三山 左折」というやや間の抜けた案内表示があり、それに従い左折するとすぐ青木鉱泉への道しるべがあります。あとは道なりに約30〜40分。一部未舗装です(それほどヒドくない)。
コース状況/
危険箇所等
■概況
概ね異状はないかと思いますが、数日前の雨のためか全般的にウェットな路面でやや滑りやすい状態かと思いました。
なお、ドンドコ沢ルートでは新しい倒木が散見されましたが今のところ登山道を塞ぐような箇所はありませんでした。

■青木鉱泉〜中道の登山口
鉱泉の先にあるルート案内看板のところを左に行くとドンドコ沢を簡易な木橋で渡り、その先で未舗装の林道に合流。道標のある箇所まで約30分くらい

■中道ルート
ひたすら樹林の登りです。なかなか急ですがドンドコ沢ルートほどではないように感じました。道標は少なめですが次のポイントまでの所要時間が記載されており、目安になります。個人的にはなかなか登り易かったです。

■薬師岳〜観音岳〜地蔵岳の稜線
多少の登り返しはありますが下り基調で逆コースより楽なんじゃあないかと。。。但し、疲れた状態でアカヌケ沢の頭への登り返しはちょっとイヤな感じ。
稜線の雰囲気は最高!!

■地蔵岳〜鳳凰小屋
砂礫というよりビーチのような砂地で、下る分には楽チンです(登りはなかなか進まない)。途中で樹林となり小屋まではすぐです。

◆鳳凰小屋〜ドンドコ沢ルート
河原地帯を過ぎると、樹林の急下降が連続。とくに白糸滝ー南精進滝間は段差の大きい箇所が多く下りも厳しい道のり。嫌な感じです。ドンドコ沢沿いに出れば緩い傾斜が続きます。
韮崎IC出口から6時前時点での鳳凰山。素晴らしい晴天ではありませんか!
2010年09月18日 05:46撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 5:46
韮崎IC出口から6時前時点での鳳凰山。素晴らしい晴天ではありませんか!
写真には写していませんが青木鉱泉は超賑わってました。さすが3連休初日
2010年09月18日 06:59撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 6:59
写真には写していませんが青木鉱泉は超賑わってました。さすが3連休初日
このコース案内看板を左に行きますと・・・
2010年09月18日 07:10撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 7:10
このコース案内看板を左に行きますと・・・
このような橋でドンドコ沢を渡り・・・
2010年09月18日 07:11撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 7:11
このような橋でドンドコ沢を渡り・・・
このような林道を歩きます
2010年09月18日 07:16撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 7:16
このような林道を歩きます
するってーと、このような道標の導かれ中道コースへ。傍らに白い廃屋があります
2010年09月18日 07:40撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 7:40
するってーと、このような道標の導かれ中道コースへ。傍らに白い廃屋があります
間もなく急坂のつづら折りが始まります。。。
2010年09月18日 07:45撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 7:45
間もなく急坂のつづら折りが始まります。。。
地形図で登山道と黒い実線が交わる箇所。ここまで車で来れるのだろうか・・・?
2010年09月18日 08:24撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 8:24
地形図で登山道と黒い実線が交わる箇所。ここまで車で来れるのだろうか・・・?
しばらくは笹原を進みます
2010年09月18日 08:48撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 8:48
しばらくは笹原を進みます
途中の樹間から八ヶ岳方面・・・だと思いますが山頂部がことごとく雲に覆われ同定出来ず。なにやら不穏な雲行き・・・
2010年09月18日 09:21撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 9:21
途中の樹間から八ヶ岳方面・・・だと思いますが山頂部がことごとく雲に覆われ同定出来ず。なにやら不穏な雲行き・・・
御座石を通る筆者(セルフによるヤラセ撮影)。この頃にはすっかり曇天と化しています。。。
2010年09月18日 10:32撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 10:32
御座石を通る筆者(セルフによるヤラセ撮影)。この頃にはすっかり曇天と化しています。。。
御座石を過ぎると低木が多くなり・・・
2010年09月18日 11:16撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 11:16
御座石を過ぎると低木が多くなり・・・
ちょっとした公園のような箇所を過ぎ・・・
2010年09月18日 11:20撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 11:20
ちょっとした公園のような箇所を過ぎ・・・
ダケカンバ林を抜けると・・・
2010年09月18日 11:27撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 11:27
ダケカンバ林を抜けると・・・
突如、このような白砂の山頂部に飛び出します!
2010年09月18日 11:34撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 11:34
突如、このような白砂の山頂部に飛び出します!
とあるガイドブックにある通り「日本庭園」的趣。。。実に風光明媚!
2010年09月18日 11:38撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 11:38
とあるガイドブックにある通り「日本庭園」的趣。。。実に風光明媚!
ミニオベリスクもあります
2010年09月18日 11:44撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 11:44
ミニオベリスクもあります
観音岳山頂部より振り仰ぎし薬師岳方面の稜線。ガスっててすみません
2010年09月18日 12:27撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 12:27
観音岳山頂部より振り仰ぎし薬師岳方面の稜線。ガスっててすみません
観音岳山頂部。狭い
2010年09月18日 12:35撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 12:35
観音岳山頂部。狭い
地蔵岳まで1時間15分だそうです。そこまではかからないと思います
2010年09月18日 12:37撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 12:37
地蔵岳まで1時間15分だそうです。そこまではかからないと思います
振り仰ぎし観音岳山頂部の西斜面。これで晴天であったならば!
2010年09月18日 12:42撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 12:42
振り仰ぎし観音岳山頂部の西斜面。これで晴天であったならば!
この前、昔の「ベストキッド」を息子と観たばかりなので、オベリスクを背負ってクライマックスの「鶴の技」をやってみました
2010年09月18日 13:38撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 13:38
この前、昔の「ベストキッド」を息子と観たばかりなので、オベリスクを背負ってクライマックスの「鶴の技」をやってみました
オベリスクも「白い巨塔」といった風情・・・
2010年09月18日 13:50撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 13:50
オベリスクも「白い巨塔」といった風情・・・
砂地を下ります。こういうのも幽玄とゆーか、僕ぁ嫌いじゃないですね
2010年09月18日 13:52撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 13:52
砂地を下ります。こういうのも幽玄とゆーか、僕ぁ嫌いじゃないですね
鳳凰小屋のテン場。この時点ですでにいっぱいでした!
2010年09月18日 14:13撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 14:13
鳳凰小屋のテン場。この時点ですでにいっぱいでした!
鳳凰小屋直下の河原より地蔵岳。ガスまたガスのガスだらけ
2010年09月18日 14:25撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 14:25
鳳凰小屋直下の河原より地蔵岳。ガスまたガスのガスだらけ
下ったドンドコ沢から地蔵岳。少しガスが晴れてます。さぞや明日の朝は素晴らしいンでしょうね。。。
2010年09月18日 16:48撮影 by  DSC-H5, SONY
9/18 16:48
下ったドンドコ沢から地蔵岳。少しガスが晴れてます。さぞや明日の朝は素晴らしいンでしょうね。。。
撮影機器:

感想

なかなかヤマに行けない日々が続き、ようやく行けそうな3連休(ただし初日のみ)!
直前、発作的に選んだのは前回未遂の鳳凰三山。せっかくなら・・・と逆コースで挑みました。
登り:5時間20分、稜線歩き:1時間55分、下り:4時間40分・・・計11時間55分。
油断ならない標準タイムですが、前回ドンドコ沢ピストンをやっているので休憩込み9時間30分と想定の上、行って参りました。
30分後ろズレしましたけど概ね予想通りでした♩但し、天気予報に裏切られ生憎のガス日和・・・。せっかく好天の白い稜線歩きを期していたのですが、それでもこの三山の縦走路が如何に素晴らしいかは極めて実感!3度目の正直を今後狙いたい!ですがもうすぐアッとゆー間に冬が来そうだし悩ましいです。。。

今日は3連休初日ということでしょうか、青木鉱泉は大変な賑わいで朝6時半時点で駐車場もかなり埋まり、老若男女が山支度に忙しい・・・そんな光景でした。
但し大半はドンドコ沢登りのようで、中道では登りの方にほとんど会いませんでした。もっとも、下る方とすれ違うことはポツポツとあり、このルートはやはり下りに使う方が多いんだなーと再確認。

稜線では夜叉神からの登山者が結構いるのでは?と思いましたがそうでもなく。地蔵岳までは静かな山歩きを満喫しました。その後、鳳凰小屋以降は一転、大勢の人とすれ違いました。
しかも驚いたことに、午後3時前後だというのに青木鉱泉〜鳳凰小屋間の中腹(白糸滝前後)で相当な人数がまだ登っているのです。小屋着5時過ぎは必至。中には既にバテて座り込んでいる人もおり・・・。すごく心配になりました。
彼ら彼女らはちゃんと小屋に着けただろうか。。。

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コメント

こんにちは!
日帰り周回、お疲れ様でした
鳳凰三山、未踏ですが、マイカー派なので行くならやはりこのルートでと考えて今年の僕のシーズンは終わってしまいました。

来年になるかと思いますが、やはり日帰りは厳しそうですね 最近コースタイムをいつも上回ってしまうもので・・・

来年までに鍛えて、僕も日帰りで挑戦したいと決意を新たにいたしました〜

ベストキッド、カッコ良いです
ジャッキー版も気になりますね
2010/9/19 17:47
奥穂もお疲れさまでした!
jimsonさん

こんばんは!
北岳以降どうされたか少々気にしておりましたが、数日前に奥穂の記録を見て「ほお!」と思いました。足を痛めたり小屋が混雑していたり、なかなか大変そうでしたね。。。
でも奥穂はズバリ羨ましいですね。僕は来年以降にとっておいていますが(今年は逃しました)おいしい物は後にとっておくタイプなので比較的近いところをジワジワ登っています。
で、このコースですが・・・ドンドコ沢と中道、いずれのルートにしても下りがツライですね。今回は先月登ったドンドコ沢を下ったので「学習」効果でとまどいはありませんでしたが初見だったら相当難儀したと思います。下るなら・・・中道の方がまだマシだと思います。
それと最悪のケースとして日帰りを断念して山中泊もオプションにするといいかも、ですね。
鳳凰小屋のテン場であればツエルトでもまずます快適に過ごせると思います(僕もテント山行は少ないのですが、一度劔沢のテン場で敢えてツエルト泊したことがあります。ご存知の通り軽いし一泊凌ぐなら充分アリだと思います。もちろんストック2本で張る練習をした上でのことですが)。

ちなみに「ベストキッド」ですが、3枚目でうまく撮れました。我ながらアホですね。。。
2010/9/19 20:27
廃屋の前の駐車場
連休初日の、廃屋の前の駐車スペースの混み具合は
如何でしたか?。
逆コースならここに駐車すれば稜線まで早く出られ
ます。私が10/6に薬師岳で写真を撮りっこした方は
ここに止めて来たそうです。その日は一台だけ駐車
していました。
2010/10/8 21:54
廃屋前の駐車スペース
i_wata18さん

回答致します。
あそこは当時一台も停まってませんでした!青木鉱泉の直前、橋を渡らずに直進するとあの道に繋がるようでしたが、青木鉱泉が混雑していたのと対照的に駐車しているクルマはほとんどいませんでしたね。
青木鉱泉からドンドコ沢を渡った直後の駐車スペースに2台、林道途中に一台だけでした。廃屋前に停めれば中道ピストンでサクっと稜線を楽しめる穴場かもしれませんね。中道は意外と歩きやすいですし。
2010/10/9 7:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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