【鉢盛山】冬期限定ルート ワカントレでアルプスの大展望

2025年03月01日(土) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 12.1km
• 登り: 809m
• 下り: 1,096m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:33

距離 12.1km 登り 809m 下り 1,096m

9:12 スキー場ノ頭
10:44 10:48 小鉢盛山
12:09 鉢盛山
12:10 12:46 鉢盛山反射板
12:48 鉢盛山
14:12 14:19 小鉢盛山
15:45 スカイライナー山頂駅

天候

晴れのち高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野麦峠スキー場第3駐車場（無料）
リフト2本（スカイライナー、スカイラビット）を乗り継いでゲレンデトップへ。リフト代は1500円（チケット5枚買って、スカイライナーで3枚、スカイラビットで2枚使用）。土日はチケット発売開始が8:10、リフト開始が8:30。
下山はスカイラビットは使用不可、スカイライナーのみ利用可。無料。最終16:00。

コース状況／危険箇所等

この日はトレースあり、道は明瞭でした。ピンクテープは少なめ。スノーシュー、ワカンの人がほとんどですが、急な登下降が続くので結構大変。アイゼン、ツボ足だと踏み抜き多い。
登山道の東側は雪庇が出ているところがあるので、ルート取りには注意。
自分は登山時はワカン、最後のスキー場の下山のみ12本アイゼンを使用しました。

その他周辺情報

日帰り温泉：山栄荘（500円）
白濁の硫黄泉に入りたかったので乗鞍高原まで足を伸ばしました。ご主人は耳が遠いのか話は通じないし愛想はないですが、温泉は間違いなし。

写真

3/1 7:59

市営の小さな野麦峠スキー場
少し早めに並んだので列の前のほうで買えました

3/1 8:49

リフトに乗ってゲレンデトップへ
いつもながらリフトに乗っている時間が一番寒い

3/1 8:54

ゲレンデトップから御嶽山
山に登らなくても、ここからでも十分じゃん

3/1 9:05

今シーズン初ワカン

3/1 9:10

少しゲレンデを下ります

3/1 9:11

こちらからは乗鞍岳
本当にここだけで満足（笑）

3/1 9:18

ここのところ晴天が続いていたし、今日も先行者が何人かいて、トレースありました

3/1 9:21

八ヶ岳連峰

3/1 9:23

急な登り下りが多く、柔らかい雪が崩れたりして、体力が削られる

3/1 10:08

目指す鉢盛山はまだまだ遠い
山頂の反射板も判ります

3/1 10:12

南アルプス北部
北沢峠の間から富士山

3/1 10:21

右側には雪庇が張り出しているので踏み抜かないようにルートを取ります

3/1 10:34

小鉢盛山山頂
目立たなすぎる標識

3/1 11:39

一旦150mほど下って、今度は200m以上登り返す
登り甲斐があります

3/1 11:47

中央アルプス
去年登った将棋頭山から木曽駒ヶ岳まで良く見えます

3/1 12:03

鉢盛山山頂
こちらも控えめな山頂標

3/1 12:05

展望の良い反射板へ
2400mのところにこんな大きな人工物があるのにびっくりです

3/1 12:06

御嶽山
木曽側から見ると横に拡がっていて立派です

3/1 12:07

待望の北アルプス

3/1 12:07

迫力ある槍穂高

3/1 12:07

蝶ヶ岳、常念岳から大天井岳へのパノラマ銀座

3/1 12:08

後立山の峰々は真っ白

3/1 12:08

頚城山塊と北信の山
今日は空気も澄んでいて遠くの山までクッキリ

3/1 12:11

乗鞍岳
ここから見ると乗鞍岳も多くの山頂の集まりなのがわかります

3/1 12:43

浅間山に四阿山

3/1 12:47

南アルプス南部の山々
先週とは反対側からの眺め

3/1 12:55

一気に下って

3/1 13:21

再び登り返し
なかなかキツイです

3/1 13:51

木の上に雪が載っていて、時々バサッと落ちてくる

3/1 14:04

午後になっても南アルプス、富士山まで霞まないで見えてます

3/1 14:13

ようやく登り切って小鉢盛山
予定より少し遅れ気味

3/1 14:18

3月中に中央アルプスにも行ってみたい

3/1 14:30

雪庇に注意
まあこれだけハッキリしていればわかるよね

3/1 14:32

八ヶ岳が見えるところまで戻ってきました

3/1 14:34

鉢盛山は遠くなりにけり

3/1 14:39

スキー場のゲレンデが見えてきました

3/1 15:34

2本目のリフトは下りでは使えないのでゲレンデの端を歩きます
乗鞍岳を正面に滑れる良いコースですが、スキーヤー少な目

3/1 15:39

リフト終了の20分前に無事戻って来られました

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

ken_poplar

夏は地元自治体に一週間前までに申請書を提出し、許可されないと登れない鉢盛山ですが、冬は野麦峠スキー場のリフトを利用して登れることを知りました。しかも野麦峠スキー場は存続が危ぶまれていて、とりあえず今年、来年は営業するものの、その先はわからない様子。ならばということで早速行ってきました。
それほど登山者も多くない雪の多い樹林帯歩きなので、スタートからワカンを装着。ほとんどの登山者はスノーシューかワカンでした。
ワカンなので踏み抜きは少ないものの、急な登り下りが多くて、いつもの登山ではあまり使わない筋肉に力が入って、体力的に消耗し、足が何度か攣りました。
鉢盛山は北アルプス、乗鞍岳、御嶽山のちょうど真ん中に位置し、どの山も間近に迫る眺めの良さ。遠く頸城山塊や南アルプス、八ヶ岳、富士山、そして伊吹山まで見えて、まさに大展望。
風も穏やかでいつまでも眺めていたい景色ですが、最大の難関が最終リフトまでに下山しなければならないこと。しかも帰路も小鉢盛山の150mの登り返しがあるので、結構タイト。休憩も少なめに、何とか最終の20分前に下山できました。
歩き慣れないワカンでの行動、かなりの急傾斜の登下降、リフト開始から終了までの時間制限など、距離や標高差以上にハードな山でした。