記録ID: 7872087
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ハイキング
北陸
岩谷から夜叉ヶ池を経て三周ヶ岳へ
1997年11月03日(月) [日帰り]


- GPS
- 06:00
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 945m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
再び沢を渡ると最後の水場に出る。ここにはトチの大木が立っていた。
池まで1500mと書かれた道標を過ぎるとつづら折りの登りが始まり、はどなく稜線へと続く尾根に出る。ちょうど7時だった。
湿り気の多かった道も尾根に出てからは乾いて歩きやすくなる。落葉をカサカサと鳴らしながら高度を上げて行く。
池まで1500mと書かれた道標を過ぎるとつづら折りの登りが始まり、はどなく稜線へと続く尾根に出る。ちょうど7時だった。
湿り気の多かった道も尾根に出てからは乾いて歩きやすくなる。落葉をカサカサと鳴らしながら高度を上げて行く。
振り返ると岩谷の対岸の稜線に目が射し始めている。空は青く晴れ渡り絶好の登山日和だ。この尾根道は本当に登山道らしい道で、何となく三伏峠への道を思い出すようなところもあった。
池まで1000mの道標を過ぎ、ブナなどの落葉樹や石楠花の生える道を登って行くと雪が現れ始める。雪道の急登も池まで200mと書かれた道標のところでようやく平坦になる。
池まで1000mの道標を過ぎ、ブナなどの落葉樹や石楠花の生える道を登って行くと雪が現れ始める。雪道の急登も池まで200mと書かれた道標のところでようやく平坦になる。
小さな嗣にお参りをし、凍てついた池の畔を歩いて稜線に出る。さすがに風が冷たく寒い。
稜線の道はこれまでの道とは違い細々としたものだが、踏み跡はしっかりついており迷うことはない。取り付きの短い急登を終え、第1ピークに着くと左奥に目指す三周ヶ岳の姿が望まれた。右は第2ピーク。
稜線の道はこれまでの道とは違い細々としたものだが、踏み跡はしっかりついており迷うことはない。取り付きの短い急登を終え、第1ピークに着くと左奥に目指す三周ヶ岳の姿が望まれた。右は第2ピーク。
比良の山々。
いつまで見ても見飽きない眺めだが、人がやってきて騒がしくなる前に下山することにした。10時に山頂を発ち、途中で白山や能郷白山を何度も振り返りながら、第1ピークを越えて池に戻ったのは10時50分だった。
いつまで見ても見飽きない眺めだが、人がやってきて騒がしくなる前に下山することにした。10時に山頂を発ち、途中で白山や能郷白山を何度も振り返りながら、第1ピークを越えて池に戻ったのは10時50分だった。
少し早いが、買ってきたお弁当を食べてから、11時15分に夜叉ヶ池を出発し帰途についた。朝方凍りついていた道は泥濘の道となっていた。
尾根の上部から、すっかり葉が落ちてしまった樹々の枝越しに三周ヶ岳の稜線を望む。
尾根の上部から、すっかり葉が落ちてしまった樹々の枝越しに三周ヶ岳の稜線を望む。
感想
泉鏡花の戯曲で有名な夜叉ヶ池は美濃と越前の国境の標高1100mほどの山の上にある。そこから稜線に沿って東に行くと三周ヶ岳に辿り着く。文字どおり三方を奥美濃の山に囲まれており、平地はわずかに北側に今庄方面が望まれるのみです。
あまり有名な山ではなく、夜叉ヶ池までは沢山のハイカーが訪れますが、そこから先に行く人はかなり少なくなるため静かな山行が楽しめそうなところです。また、奥美濃の山々の中でも数少ない一等三角点が設けられたその山頂からは、白山や能郷白山を始めとする奥美濃の山々の広闊な展望が得られるようです。
11月になり秋の気配も深まってきましたが、この連休はどうやら天気も良さそうなので、前から一度行ってみたいと思っていた夜叉ケ池と併せて出掛けることにした。
この山には福井県と岐阜県の両側からの登山道があるが、今回は表登山道とも言える福井県側の岩谷から登ることとした。深夜の北陸道を走り、今庄ICを出て登山口に着いたのは5時50分だった。登山口には鳥居がありその前が小広い駐車場になっている。そこには先着の車が2台止めてあった。いつのも簡単な朝食をとって6時15分に出発した。
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