箕作山〜太郎坊山《琵琶湖周辺の山脈を眺め、湖東の低山を縦走》

2025年03月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 8.7km
• 登り: 411m
• 下り: 406m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:26
• 休憩: 1:42
• 合計: 5:08

距離 8.7km 登り 411m 下り 406m

9:35 スタート地点
9:57 船岡山
10:20 10:26 十三仏登山口
11:02 11:10 十三仏
11:11 11:16 岩戸山
11:18 11:22 十三仏
11:24 11:25 岩戸山
11:46 12:13 小脇山
12:34 12:48 箕作山
13:11 13:40 太郎坊山
13:58 14:01 夫婦岩
14:23 14:28 太郎坊宮 参道入り口
14:43 太郎坊宮前駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

〈最寄駅〉
・S-JR高槻 7:46（新快速・近江塩津行）〜 近江八幡 8:35
　近江八幡駅発（近江鉄道）9:12　〜　市辺駅着　9:24
・G-太郎坊宮前駅（近江鉄道）〜近江八幡

コース状況／危険箇所等

〈道の状況〉
・十三仏登山口~十三仏/岩戸山：石階段の参道
・岩戸山~小脇山~箕作山~太郎坊山：
　小さなアップダウンが連続する尾根道。危険な所なし
　眺望良し
・太郎坊山~太郎坊宮参道入口：参道は急な長い石階段
　石階段を避けたい場合は、車道を利用する
・トイレは十三仏登山口、太郎坊宮、太郎坊宮前駅の3か所
　市辺駅は無人駅、トイレも何もありません。

写真

3/9 9:52

近江鉄道・市辺駅
無人の何もない駅から万葉の森・船岡山に向かいます

3/9 10:01

船岡神社
神社の裏道から船岡山へ

3/9 10:14

船岡山
標高137mの山頂

3/9 10:20

船岡山から田園地帯を十三仏登山口へ
前方に見えるのが岩戸山

3/9 10:35

船岡の田園から見える
比良山系の山脈、青空に雪山が鮮やかに輝き美しい

3/9 10:44

十三仏登山口から十三仏へ
尾根まで長い石の階段の参道が続きます
参道の両側には無数の石仏が置かれている

3/9 11:05

大岩の十三仏に到着
左の岩山を登ると岩戸山です

3/9 11:33

岩戸山　
標高322mの狭い岩の山頂です
展望は素晴らしい

3/9 11:29

岩戸山山頂からの展望
比良山系最北の雪の蛇谷峰　

3/9 11:34

比良山系の蓬莱山
雪がまだまだ残っているようです

3/9 11:34

比良山系の武奈ヶ岳

3/9 11:34

湖北の雪山、雄大な金糞山
琵琶湖と長浜市街まで見えます

3/9 12:01

小脇山
標高371m、快晴の青空の山頂で昼食
琵琶湖からの北風は冷たい

3/9 12:20

小脇山山頂から展望
残雪の鈴鹿の山脈/綿向山と雨乞岳

3/9 12:20

鈴鹿の山・銚子ケ口

3/9 12:20

小脇山の三等三角点
点名・老蘇

3/9 12:57

箕作山
標高371m
湖北の山が一望できる

3/9 12:58

箕作山からの展望
湖北の名山・冠雪の伊吹山

3/9 12:59

湖北の雪山・金糞山

3/9 12:59

湖北の雪の山脈・横山岳

3/9 13:36

太郎坊山
標高350m、山頂は大岩のテラスで展望良し

3/9 13:34

太郎坊山山頂からの展望
鈴鹿の雨乞岳

3/9 13:34

東近江の街並み

3/9 13:34

八日市街と鈴鹿の山脈

3/9 13:35

遠方に比叡山

3/9 13:37

鈴鹿の銚子ケ口

3/9 13:37

雪の霊仙山

3/9 13:38

八日市街と伊吹山

3/9 13:56

太郎坊宮本殿

3/9 13:58

夫婦岩入口

3/9 13:58

狭い夫婦岩を抜けると奥宮

3/9 14:53

三角錐の岩峰に見事に組み込まれた太郎坊宮

撮影機器：

SH-53A SHARP

E-PL10 OLYMPUS CORPORATION

感想

mikimiki

2年前の3月に同じJR近江八幡駅から、琵琶湖近くの奥島山に登っている。
その時、山頂付近の絶景スポット・空奏テラス（ソラカナテラス）から眺めた、琵琶湖と湖西の山々を思い出す。
同じ時期でしたが、そこから見える景色が雪山だったら
もっと素晴らしいと思った。
今日はその絶景を現実に眺め楽しむことができました。

湖東の平野にそびえる三角錐の山容は周囲からよく目立つ岩の山である。
それが太郎坊山。
今日の山歩きは市辺駅〜船岡山〜箕作山〜太郎坊山〜太郎坊前駅まで、湖東の低山縦走だ。
青空が拡がる快晴、琵琶湖からの冷風が吹き抜けるが、空気は澄み切り風景はどこまでも見渡せる最高の天候に恵まれる。十三仏登山口までの田園から早速、比良山系の残雪の山脈が輝いて見える。

十三仏登山口から十三仏までは長い石段の急坂が続き、その参道の両側には無数の石仏が置かれている。そして集落の人々が今日も、清掃や参道のメンテを行っている。思わず頭を下げて通り過ぎる。
十三仏から岩を登ると岩戸山、山頂は狭いが展望は最高だ。琵琶湖と湖西の比良山系の山脈や湖北の連なる山々の残雪が光輝く。
ここからは尾根の縦走路。300〜400m低山のアップダウンが連続する。
次の小脇山で昼食を摂る。陽は当たるが琵琶湖からの風は冷たい。
岩戸山〜小脇山〜箕作山〜太郎坊山まで、すべての山頂からの眺望が素晴らしい。
山頂からは琵琶湖、比良の山、湖北の山、鈴鹿の山そして湖東の山や市街地まで全方位が眺望できる。最後の太郎坊山山頂は大きな岩のテラス、風がなく暖かく最後の眺望をゆっくり楽しみ長い時空が過ぎてゆく。
そして太郎坊山から太郎坊宮へ。
あの三角錐の岩峰に見事に配置された太郎坊宮は大勢の参拝客で溢れている。
「太郎坊」は天狗信仰にちなんだ名称、太郎坊宮は「勝利と幸福を授ける神様」として信仰されている。ちなみに参道入口から神社までの石の階段の数は740余段で急傾斜です。湖東の山は信仰の山、急傾斜の参道は長い石の階段が多い。登りも下りも一苦労ですね。