三斗小屋温泉・大黒屋泊と那須の山歩き



- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
週末はゆっくり歩いて、ノンビリ景色を眺めて、たっぷり温泉に浸かって、二日間ゆる〜く那須の山を散策しました。
5:10気温12℃の肌寒い峠の茶屋駐車場を出発。少しばかりの樹林帯を歩いた後は、那須岳らしいガレた景色に出ます。空には少し雲がかかっていますが、ほとんど風も無く天気はまずまずかな。斜面には何株もウラジロタデが咲いていました。
強風有名ポイント峠の茶屋跡避難小屋も、本日はよそ風程度しか吹いていません。
6:39朝日岳山頂。目の前の茶臼岳と対峙する爽快な眺めです。まだ早い時間だったからか、他に誰もいません。存分に景色を満喫したら、次は三本槍岳へ向かいましょ〜。
朝日岳を過ぎると、ガラッと山の表情が変わります。急に緑が増え、穏やかな景色になりました。柔らかな色合いの緑の絨毯が綺麗です。花は相変わらずポツリ、ポツリ。
8:20三本槍岳山頂。名前に「槍」なんて文字が付いてますが、なだらかな優しい山です。山頂からは、グルリと全方向近県の名だたる名峰も見渡せますが、なんといっても、すぐ目の前に広がる裏那須の眺めが良いです。尾根に沿って続く縦走路が手に取るように見えます。
景色を眺めながら朝食を兼ねて大休憩。山頂では他にも10人弱ほどのハイカーさんが、食事休憩をされていました。
食後、石に腰掛けてノンビリしていると、なんと!タイツの上をマダニさんが這い上がって来るではありませんか!去年からマダニさんとの遭遇が多いな〜〜〜。どちら様もご用心。
9:12お腹がこなれたところで移動開始。あとは三斗小屋温泉へ行くのみですが、あまり早く行ってもお宿に悪いので、時間潰しをかねて少しだけ赤面山方面へ行ってみました。赤面山へと続く縦走路は、背の低い草木の広がるなんとも爽やかで気持ちの良い尾根道です。
しばらくすると、朝日岳を目の前に望む広場に出ました。ここは静かで休憩に最適!・・・というワケで、ここで本日2回目の大休憩。
その後、元来た道を戻り、熊見曽根の分岐へ。
そして左手に茶臼岳を見ながら、隠居倉方面へ進みます。すると・・・なんと、まぁ!隠居倉の少し手前に、極致的に花の咲くポイントが!ちょっとしたミニ花畑のようになっています。表那須にも、こういうメルヘンの世界があったんですね。知らなかったなぁーーー。
隠居倉で昼食を兼ねた3回目の大休憩。今日はいったい何回休憩すれば気が済むのか?というツッコミは無しで。大黒屋には13:30頃を目安に到着したいので、とにかく時間を潰しますよ〜。
お腹がこなれた頃、再び歩き始め、温泉マニアにはたまらない火山ガス臭プンプンの源泉地通過。
途中、猿の群れに遭遇。こちらを見て激しく木を揺さぶってましたが、アレは威嚇しているんでしょうか?
そして、ギョリンソウがポツリポツリと顔を出す樹林帯の中、苔むした狛犬の見守る温泉神社を抜けると・・
13:31予定していた到着時間ほぼドンピシャ13時31分に、本日のお宿三斗小屋温泉に到着ーー!煙草屋は数年前に泊まったので、今回は大黒屋にお世話になりました。
部屋で一息入れた後、さっそくお風呂をいただきます。浴室は大小二箇所あり、一時間ごとに男女入替えになります。各浴室は使用源泉が違い、熱湯とぬる湯の掛け流しが楽しめる贅沢さ。
山小屋色の強い煙草屋と比べ、大黒屋は山の中にある湯治宿といった雰囲気で、
しっとりと落ち着いた時間が流れていました。
翌日は8:00に大黒屋を出発。ほとんどのお客さんが既に出発済みでした。皆、早いな〜。
その後、観光客で賑わう茶臼岳をまわって人生3度目の茶臼岳ピークです。ロープウェイ利用のお客さんで狭い山頂は大賑わいでした。
ちなみに、茶臼岳で局地的に賑わっているのは、ロープウェイ駅〜山頂の間だけで、
牛ヶ首〜峰の茶屋跡避難小屋間の噴気地帯まで歩く人は少ない印象でした。
最後は青空に見送られ・・峠の茶屋駐車場到着!今回も、怪我も無く、楽しく無事に下山する事ができました!
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