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ハイキング
丹沢
足柄の不老山頂から富士見はできず、不老不死は老人の夢のまた夢
2025年03月10日(月) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:54
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 708m
- 下り
- 696m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:57
距離 13.9km
登り 708m
下り 696m
7:45
1分
スタート地点
13:42
ゴール地点
電車とバスに間に合わず、急遽この登山ルートに変更。これが正解。向河原から登れば、急登ルートで雪道が厳しく、🗻も望めなかったと思われる。何が功を奏すかわからない。電車に間に合わなかったなんて滅多になかった。ヤマレコ計画は電池を食う。補助電池を2個持ってきて良かった。このルートはほぼ林道を歩くので、距離の割に楽だ。不老山の山頂は眺望がほぼない。他に登山者も見ない。正にマイナールートだ。
天候 | 朝零下、温度上がらず、日は照るも、風が冷たい。登山道にも雪が残る。アイゼンが必要ない程度で助かった。寒いし、花粉症で🤧が止まらない。風邪をひきそうになった。スパッツを持ってきて正解だった。ただ🗻は本来の白き姿を取り戻す。美しき富士嶺、感動する。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
05:45 府中本町JR南武線・川崎行 06:14 登戸小田急小田原線急行・小田原行 07:15 新松田 07:23 松田JR御殿場線・沼津行 07:42 駿河小山 (本来は新小平05:09発新松田06:45着、新松田駅07:15発のバスで向河原07:48着、そこから不老山を目指す予定だった。運の悪いことに電車そしてバスが悉く辿り着く直前に出発していた。新小平、登戸、新松田3駅で涙。次の向河原行きバスは8:25発になる。とても1時間なんて待てない。登山計画を変え、急遽、駿河小山駅から山へ向かう。これがしかし功を奏すから面白い。全てこの登山計画は電車の中でヤマレコで作った。補助バッテリーを2個準備しておいて良かった) 帰り:13:45 駿河小山JR御殿場線・国府津行 13:55 山北 (途中下車 さくらの湯) 15:15 山北JR御殿場線・国府津行 15:23 松田(箱根そば) 15:44 新松田 小田急小田原線快速急行・新宿行 16:58 登戸JR南武線・立川行 17:17 府中本町JR武蔵野線・海浜幕張行 17:26 新小平 |
コース状況/ 危険箇所等 |
兎に角歩きやすい。急登がない。ほとんどが林道なので当たり前。遂にストックを使わなかった。 |
その他周辺情報 | さくらの湯:場所は山北駅前なのだが、ホームからは遠い。さくらの湯は駅の南側、山北駅は北口しかない。電車のホームからは跨線橋を越え、北口に出る。南側に出るには改札口を出て、また別の跨線歩道橋を上がり、降りて向かうことになる。この2つの跨線橋が並んで設置されているのが微妙。何も改札口を高架橋上に設置し、北と南両方に行けるようにすれば良いのにと思うのは私だけか。何れにしてもさくらの湯へ、途中下車して向かうには時間の余裕が必要だ。私はもう少しで、また乗り遅れるようだった。さくらの湯は山北町の健康福祉センター内にあり、入口は役所に入る感じになる。風呂は3階、事務所奥のエレベータで向かう。入湯料500円は一風呂には嬉しい。サウナもある。寂しいが一応露天風呂がある。山でも望みたいところだが、贅沢は敵かも。食事もできるが、事務所隣接なので、社員食堂の雰囲気になる。 https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004250.html |
写真
金時公園へまっしぐら。金時は金太郎さん、足柄山の金太郎の歌を思い出して、ここ足柄じゃないよね。足柄は神奈川県じゃないの?大体、足柄山も足柄市も足柄郡だってないことに後で気が付く。
新しい建物が金時公園、でかい金太郎。駿河小山は坂田金時の生まれた地とのこと。足柄山は足柄山地とすると不老山も仲間入り、足柄峠や金時山山頂は駿河小山。神奈川の足柄は上足柄郡と南足柄市になる。足柄駅も神奈川と静岡両方にある。要は金太郎は広大な足柄で生まれ、育ったことになる。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ダウンジャケット ズボン シャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 携帯バッテリー2 ケーブル 筆記用具 常備薬 保険証 スマホ ティッシュ ビニール袋 メガネ 着替え タオル2 スパッツ
|
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備考 | 補助バッテリー2個とスパッツを持って行って良かった。 |
感想
遂に先日65歳になり、めでたく老人の仲間入り、良くぞここまで生きた。一方、人生の終着点もまた忍び寄ってきている。親父は75歳でこの世を去った、そうか!後10年。忍び寄る老いと免れない死を見つめながらも、老人は敢えて不老不死を願う。と言うことで今回、足柄の不老山を目指した。山頂で富士見ができれば不死身も祈願できようものを。世の中はそう甘くない。全く🗻は望めず、望めたのが電波塔近くというのが侘しい現実。電波塔と電線の下は電力会社のもの。杉檜を植える必要がないので、自然眺望が開けるreason。納得。山の持ち主はめたらやったら杉檜を植えるが、切らない。育つのを待ち、相場が上がるのを待つ。そんなんでこちらは花粉に襲われくしゃみがが止まらない。眺望が失われる。これでこの山は富士山の見える山60選に入っているのだからどうしようもない。
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不老山が「富士山の見える山60選」に入っていることを初めて知りました。
確認したところ、確かに入っていますね。
15年くらい前は不老山南峰の木立もまだ背が低くく、富士山を眺めることができました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=46234&pid=4bc4a6cc7471c58c0b0adf74c4cb8a0f
遮るものがない富士山を今見るには、南の送電線の辺りか西のサンショウバラの丘まで行く必要があると思います。
ご参考までに。
コメント頂きありがとうございます。「富士山の見える山60選」自体が4半世紀前に選ばれたものですので、現状との食い違いは致し方ないと思います。しかし、不老山の山頂は余りに寂しいですね。山岳信仰が明治維新以降、法的に禁止され、山がビジネスの対象としか見られなくなったのが原因です。これだけ杉檜が植えられると、熊にも食べ物がなくなり、金太郎の馬なんてやってられないよ。なんて嘆くのではないでしょうか。一方、こちらは花粉症で苦しむわけです。今は花粉の少ない杉が開発されたそうですが、それならまず今まで植えた杉檜を伐れと叫びたくなりませんか!何せ植樹祭でさえ杉檜松を植えるのですから山が本来の姿を取り戻さないはずですよ。尚、不老山は山北町のもので、個人のものではありません。町政のあり方が問われるでしょうね。山頂まで林道が走っているのですから、伐採運搬は容易いと思われました。なんとかならないのですかね!
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