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記録ID: 791469
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ハイキング
房総・三浦

湘南平

2016年01月03日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.9km
登り
264m
下り
240m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
2016年01月03日 14:10撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 14:14撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 14:15撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 14:20撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 14:30撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 14:40撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 15:06撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 15:07撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 15:15撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 17:15撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 17:17撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 17:17撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 18:22撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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2016年01月03日 18:24撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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感想

謹賀新年。
湘南平に赴くことに。
前回はJR平塚駅経由でアプローチ。しかしリサーチ不足で湘南平直行のバスが1日4本位しかなく、泣く泣くタクシーを使った苦い経験がある。
そこで今回はJR大磯駅から歩くことにした。
ハイキングガイドブックを見ると大凡徒歩45分くらいで辿り着ける。これならなんとかなろう。
しかし、これはかなり甘かった。
出発したのはほぼ正午。移動場所を考えると遅い時刻。それでもまあ14時過ぎには着けるだろうと楽観視していたのだが。
新宿駅のコンビニでおにぎりとお茶を買い、12時45分発新宿湘南ライナーに乗り込む。しかしこれは辻子行き。大船で東海道線に乗り換える必要がある。平塚行きよりも余計時間が掛かった。
14時7分。大磯駅着。
駅舎を出ると何だか生暖かい。暖冬とはいえこの感覚は異常。おそらく15C以上あったのではないか。普段なら季節風が吹き荒れ震える頃だ。とても正月とは思えない。
駅を出てガイドブックどおりに線路沿いを西進。ほどなくガード下を潜って東海道線の北側に出る。
すぐに「湘南平まで2Km」という道標がみつかる。
ハイク道で2kmは結構な距離だ。本当に45分で到達出来るのか?
まもなく妙大寺という寺の前を通る。入り口に猫が居た。
住宅街の舗装道路を九十九折に上っていく。結構この坂がきつい。この辺りの住民はどうしているのだろう。恐らく足は車なのだろう。暫く行くと大磯の海岸が見下ろせる場所に。東海道線もよく見える。
途中の公園で子供が凧揚げをしていた。その公園の脇を通り、住居と雑木林の混じった尾根沿いの道を行く。
暑い。ペットボトルのお茶はホットだったが、アイスのほうがよかった位。
上着とセーターを脱いで半袖になる。
いきなり「いのししが出ます」との看板。熊よりはいいがこんなところにも野生動物がいるのか。
大磯駅を出てから30分。喘ぎながら長い階段を登ると「東小磯配水池」という場所に出る。「池」といっても給水タンクだ。
ここでまた小休止。時刻はすでに14時40分。急ぎたいのだが体力がもたない。
雑木林の間から湘南平のテレビ塔が見える。しかし道が2本に分かれてどちらに行けばよいか解からない。とりあえず右の道を行くと急に下る坂になっている。これはおかしい。
配水池に戻り、左の道へ。ところがここも急な下り坂。更には方向が違う。
これまた坂を戻って元の道に。道標もなく迷う。
実はこの配水池がひとつのピークになっており、湘南平に至るには一旦下る必要があるとは知らなかった。
下ってまた上らねばいけない。
思ったよりも体力と時間を食う。
更には途中、道が崩れている所もあって危ない。応急の板を通してあるので恐る恐る渡る。倒木もある。
予想以上の困難な道程だ。
やっと湘南平に着いたのが15時15分。
もうくたくたの上に15時を回ってしまった。
大磯駅を出て1時間5分。予想の道程45分を20分もオーバーしていた。
展望台からは夕景の富士山が望め、夜景も美しい。
17時半を回ったのでもう撤収。
駐車場のバス停まで行ってみるが、案の定、平塚駅行きのバスは16時代で終わっている。
こうなったら元来た道を徒歩で大磯駅まで歩くしか選択肢はない。
広場に戻って往路の雑木林の道に入る。
しかし手持ちの発光ダイオードの簡易ライトでは殆ど視界が利かない。
真っ暗である。
数メーター先すら解からず、方向感覚もおぼろげ。写真に撮っても何も写らず。
通ったはずの道がどこにあるのかも把握できない闇だ。
距離感すらわからない。
これであの崩れかけた道や足元が覚束ない坂を上下するのは危険すぎる。更にはイノシシまで出るのだ。
この闇の中を大磯駅まで歩くのは困難極まりない。
5分程で諦め、再び湘南平へ戻ることに。その戻る道すらよく解からない程だった。
さあ、困った。
バスもないし、徒歩で大磯駅に戻ることも出来ない。
時刻は18時。
観光客も疎ら。もれなく自家用車で訪れているのだろうから帰りの心配などしている者はいない。
やむなく、売店の人にどうすればよいか尋ねてみる。
すると車道を降りていけばいくらでも平塚駅行きのバスが出ているよと教えられた。
持参していたガイドブック『駅から山歩き』には普通の市街地図は載っておらず、バス停の場所など思いもよらなかった。
もとよりスマホを持っていればあっという間に場所と時刻も調べられるのだが・・。
とにかく、車道を降りればなんとかなることだけは解かった。一本道なので迷うこともないらしい。
だがこの車道も上のほうは真っ暗。
わずかな発光ダイオードライトの光で進む。車のほうに気づいてもらわないと危険だ。
これは陣馬山の時と同じ経験。でも獣道よりは安心。
あのまま大磯駅に至る山道に入り込んで迷ったらと思うとぞっとする。
20分ほどでやっと明るい場所まで下り、湘南平の入り口まで辿り着く。
しかしここから、平塚行きのバス停を探さなければいけない。果たしてどこにあるのか解からないのだ。
と・・ふと目の前をみると何のことはない。視界の中に「上万田」というバス停があるではないか。待っている人もいる。
やっと安堵の溜め息をつく。
休日ながらも18時台に2本も便がある。これだけあれば御の字だ。
幸い、18時21分のバスがすぐに来た。
思い返せば2008年の時もタクシーなど使わず、ここまでバスで来て徒歩で湘南平までアクセス出来たのだ。確かに登りは30分位掛かるが、高いタクシー代を支払ったり、大磯駅からの山道を体力を消耗しながら1時間以上もかけてアプローチする必要はなかったのである。
逗子市の二子山アプローチのケースとも似ている。
改めて説明すれば湘南平へは平塚駅からだと直行便は一日数本しかないので当てにならない。だから駅北口バス停より松岩寺行き(平33)に乗ればよい。
下車バス停はこの「上万田」。
所要時間は15分弱。便数もかなりある。
ここから徒歩で30分で湘南平に辿り着ける。
この情報が最初からあれば苦労することはなかった。
だが意外と最寄のバス停情報というものが見つかりにくいというのも事実。観光案内サイトもマイカー中心に案内しており、この湘南平もバスは直行便のみしか情報が載っていない。
それはさておき、平塚駅には18時43分に到着。
急いで1847分発湘南新宿ライナー新宿方面行きに乗り込む。
電車内はかなり空いていた。クロスシートで一人。

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