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Yamareco

記録ID: 7921077
全員に公開
雪山ハイキング
祖母・傾

尾平--黒金尾根終点(祖母縦走路)ピストン

2025年03月21日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 大分県 宮崎県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:18
距離
9.7km
登り
1,126m
下り
1,127m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:09
休憩
1:09
合計
10:18
距離 9.7km 登り 1,126m 下り 1,127m
5:24
3
スタート地点
5:31
5:34
19
10:11
10:23
5
10:28
10:40
20
11:00
11:15
34
黒金尾根終点
11:49
11:56
4
12:00
12:17
181
15:32
15:35
4
15:42
ゴール地点
水場が標高1500m付近。登りはそこから先写真の項で述べたように
異常に時間がかかって雪の多さに圧倒された。それで縦走路からのピストンに予定を変更した。
しかし下りはそこから下、標高1200mから900m位まで地面の滑りに悩まされた。シャーベット状の雪、ぬれ落ち葉、水気の多い斜地面、すぐにズルっと滑る。何度も尻もちをついた、スピードが上がらない。これは宮原に回っても同じで、縦走すると私の足では降り着くと暗くなっていたかもしれない。
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
降雪後の下りは特に滑りやすい。
前日の祖母連山の山並です。この山稜はここを訪れた時、いつも撮ります。
2025年03月20日 16:41撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/20 16:41
前日の祖母連山の山並です。この山稜はここを訪れた時、いつも撮ります。
少しでも早く降りたくて、暗いうちに出発です。
2025年03月21日 05:38撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 5:38
少しでも早く降りたくて、暗いうちに出発です。
写し方か設定不良で上手く写せませんが半月でした。
2025年03月21日 05:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 5:43
写し方か設定不良で上手く写せませんが半月でした。
そろそろ日の出となります。
2025年03月21日 05:45撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 5:45
そろそろ日の出となります。
宮原へ向かう吊り橋。懐かしい。何年ぶりに見たかな。少し迷ったが、今日は直進し黒金尾根に向かいます。
2025年03月21日 05:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 5:53
宮原へ向かう吊り橋。懐かしい。何年ぶりに見たかな。少し迷ったが、今日は直進し黒金尾根に向かいます。
明るくなって来ました。これが黒金尾根へ向かう吊り橋です。
2025年03月21日 06:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 6:02
明るくなって来ました。これが黒金尾根へ向かう吊り橋です。
少し登山道を歩いて、懐かしい橋があります。
2025年03月21日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 6:21
少し登山道を歩いて、懐かしい橋があります。
そうこんな渡渉場所もあったな。
2025年03月21日 06:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 6:40
そうこんな渡渉場所もあったな。
この100m毎の標識はありがたい。ナビを使ってない頃にとても助かった。
2025年03月21日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 6:47
この100m毎の標識はありがたい。ナビを使ってない頃にとても助かった。
700mの少し手前でわずかに道をそれてしまった。
下りは遠くまでテープが見渡せるが、登りは視線が少ししたを向いているためか、間違えることがある
もちろん、下りで迷った時の方が大変なことになるのだが。
2025年03月21日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 6:47
700mの少し手前でわずかに道をそれてしまった。
下りは遠くまでテープが見渡せるが、登りは視線が少ししたを向いているためか、間違えることがある
もちろん、下りで迷った時の方が大変なことになるのだが。
だんだん道に雪が現れだした。
2025年03月21日 07:03撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 7:03
だんだん道に雪が現れだした。
黒金八景の展望所。谷からの風がとても寒い。
2025年03月21日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 7:04
黒金八景の展望所。谷からの風がとても寒い。
景色は最高。
2025年03月21日 07:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 7:05
景色は最高。
休憩は寒さ対策で時間を取られる。
2025年03月21日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 7:09
休憩は寒さ対策で時間を取られる。
結構上は雪がありそう。
2025年03月21日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 7:09
結構上は雪がありそう。
1000mあたりから雪ばかりの道になり、持ってきた4本爪アイゼンを付けた。6本爪も車に積んでいたが、少しでも軽くと思い、4本爪を携帯した。
2025年03月21日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 8:31
1000mあたりから雪ばかりの道になり、持ってきた4本爪アイゼンを付けた。6本爪も車に積んでいたが、少しでも軽くと思い、4本爪を携帯した。
雪が激しく吹雪いたことが想像される。
2025年03月21日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 9:13
雪が激しく吹雪いたことが想像される。
同じく
2025年03月21日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 9:27
同じく
雪が少しずつ深くなっていく。
途中、木に積もった雪がドカッーと落ちて背中のザックに凄い音で当たりました。頭に当たると怪我をするかもしれない衝撃でした。一瞬何が落ちて来たかと思いました。ヘルメットも用意していたので直ぐに装着しました。
雪道をかき分けていくと、枝々に積もった雪がドサッと落ちて頭から雪まみれになったりしました。おかしくて1人笑ってしまうことも昔経験しましたが、この衝撃はしゃれにはならないと思いました。
2025年03月21日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 9:37
雪が少しずつ深くなっていく。
途中、木に積もった雪がドカッーと落ちて背中のザックに凄い音で当たりました。頭に当たると怪我をするかもしれない衝撃でした。一瞬何が落ちて来たかと思いました。ヘルメットも用意していたので直ぐに装着しました。
雪道をかき分けていくと、枝々に積もった雪がドサッと落ちて頭から雪まみれになったりしました。おかしくて1人笑ってしまうことも昔経験しましたが、この衝撃はしゃれにはならないと思いました。
下りの足跡が1つ付いているのがありがたい。道がはっきり分かる。
ただ、下りなので歩巾が違い、登りは新雪を踏まないといけないので労力と時間がかかる。
しかし、1人の足跡でも、ルートファインディングと労力稼ぎにおおいに助かった。
2025年03月21日 09:49撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 9:49
下りの足跡が1つ付いているのがありがたい。道がはっきり分かる。
ただ、下りなので歩巾が違い、登りは新雪を踏まないといけないので労力と時間がかかる。
しかし、1人の足跡でも、ルートファインディングと労力稼ぎにおおいに助かった。
吹き溜まりは50cm, 通常で30cmの積雪量だつた。
鶴見では何度か経験があるが、祖母山系では初めての経験である。山深い祖母·傾山系では積雪時は敬遠したきたからである。
2025年03月21日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 10:01
吹き溜まりは50cm, 通常で30cmの積雪量だつた。
鶴見では何度か経験があるが、祖母山系では初めての経験である。山深い祖母·傾山系では積雪時は敬遠したきたからである。
天狗の水場。今回の降雪後、ここにはまだ誰も立ち寄って無く、足跡が全く無かった。ツララはあったが、水はしっかり出ていました。
2025年03月21日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 10:09
天狗の水場。今回の降雪後、ここにはまだ誰も立ち寄って無く、足跡が全く無かった。ツララはあったが、水はしっかり出ていました。
天狗の岩屋、昔、山仲間の人達が途中で暗くなったのでここでビバークしたことを聞きました。
今日は中にツララがビッシリです。
2025年03月21日 10:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 10:26
天狗の岩屋、昔、山仲間の人達が途中で暗くなったのでここでビバークしたことを聞きました。
今日は中にツララがビッシリです。
2m位はあるツララもあちこちに。
2025年03月21日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 10:34
2m位はあるツララもあちこちに。
天狗の水場から上はさらに雪が深くなり、所によっては同じ場所を登れず、撒いて登ったり、無積雪時と違って異常に時間がかかった。体力も消耗した。
2025年03月21日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 10:38
天狗の水場から上はさらに雪が深くなり、所によっては同じ場所を登れず、撒いて登ったり、無積雪時と違って異常に時間がかかった。体力も消耗した。
やっと懐かしい標識の黒金尾根終点に着いた。
水場の下、標高1400m付近で9合目小屋に宿泊して降りてきた若者と会話したが。にこやかだった。しかし何時に小屋を出たか聞かなかったのが反省点だ。朝遅く出るはずはないし、若者にしてはここまで時間がかかっていると思った。
無積雪時なら、1時間30分あれば何度も祖母山まで行ったことがあるが、今11時、自分の疲れ方·体力、積雪量から祖母山頂まで3時間かかるかもしれない。すると、午後2時に山頂、宮原経由の方が楽だとはいえ、標高1000m位までは積雪がある。尾平まで3時間はたっぷりかかるかもしれない。すると5時になる。
ここで引き返そうと決心しました。
2025年03月21日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 11:04
やっと懐かしい標識の黒金尾根終点に着いた。
水場の下、標高1400m付近で9合目小屋に宿泊して降りてきた若者と会話したが。にこやかだった。しかし何時に小屋を出たか聞かなかったのが反省点だ。朝遅く出るはずはないし、若者にしてはここまで時間がかかっていると思った。
無積雪時なら、1時間30分あれば何度も祖母山まで行ったことがあるが、今11時、自分の疲れ方·体力、積雪量から祖母山頂まで3時間かかるかもしれない。すると、午後2時に山頂、宮原経由の方が楽だとはいえ、標高1000m位までは積雪がある。尾平まで3時間はたっぷりかかるかもしれない。すると5時になる。
ここで引き返そうと決心しました。
霧氷もまだ残っています。
2025年03月21日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 11:05
霧氷もまだ残っています。
黒金尾根終点の展望所から、ご褒美の1枚。
祖母山に行けないのは残念だが、この景色が見れたので自己満足しよう。
写真では気持ち良く見えるが風が強く長くこの場にいられない。風の弱い所で昼食を取った。
2025年03月21日 11:06撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 11:06
黒金尾根終点の展望所から、ご褒美の1枚。
祖母山に行けないのは残念だが、この景色が見れたので自己満足しよう。
写真では気持ち良く見えるが風が強く長くこの場にいられない。風の弱い所で昼食を取った。
下りは足跡をたどって行けばよいので楽だ。少し余裕が出たので深さをストックで測った。50cm位ある所はあちこちにある。
2025年03月21日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 11:43
下りは足跡をたどって行けばよいので楽だ。少し余裕が出たので深さをストックで測った。50cm位ある所はあちこちにある。
この方向から見たツララもなんか新鮮に見えた。
2025年03月21日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 11:51
この方向から見たツララもなんか新鮮に見えた。
登りはきつくて気付か無かったが、サルノコシカケに雪が面白い積り方をしていた。
これから先、楽勝に降りれると思ったのは甘く、アイスバーンではないものの、シャーベット状の雪と濡れ落葉と斜面が滑って滑って、ズル、ズル、ドシンと何度も何度も尻もちをつきました。アイゼンをしていても滑るし、外したら益々滑るようになりました。
2025年03月21日 12:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 12:34
登りはきつくて気付か無かったが、サルノコシカケに雪が面白い積り方をしていた。
これから先、楽勝に降りれると思ったのは甘く、アイスバーンではないものの、シャーベット状の雪と濡れ落葉と斜面が滑って滑って、ズル、ズル、ドシンと何度も何度も尻もちをつきました。アイゼンをしていても滑るし、外したら益々滑るようになりました。
ようやく、この橋まで降り着いた。
2025年03月21日 15:07撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 15:07
ようやく、この橋まで降り着いた。
そして、宮原に向かう吊り橋。予定ではこの橋を通って降りてくるはずだった。
2025年03月21日 15:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 15:20
そして、宮原に向かう吊り橋。予定ではこの橋を通って降りてくるはずだった。
帰りの車から傾山の稜線。
二つ坊主、三つ坊主も今の私にはもう歩けないだろう。
2025年03月21日 16:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 16:26
帰りの車から傾山の稜線。
二つ坊主、三つ坊主も今の私にはもう歩けないだろう。
そして、祖母·傾の稜線の一部。一泊二日で歩いた縦走が懐かしい。この天気、この遠くから見る山容からは、今日登った状態は想像出来ない。自然は楽しく美しいが、やはり厳しい。
2025年03月21日 16:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/21 16:26
そして、祖母·傾の稜線の一部。一泊二日で歩いた縦走が懐かしい。この天気、この遠くから見る山容からは、今日登った状態は想像出来ない。自然は楽しく美しいが、やはり厳しい。
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コメント

祖母山、懐かしいですね。最初に登ったのは25年位前でした。今ではただ遠くから眺めるだけの山となりました。傾山を登って祖母山へと周回したこともありました。
くろがね尾根の最終地点付近のアケボノツツジが綺麗だったことが記憶に残っています。
2025/3/23 5:07
祖母傾山系はここ何年も行けてませんでした。アケボノツツジの頃に行きたいのですが、ハードルが高くて今ひとつその気になれません。
今回も尾平で一泊までして早朝からスタートしたのですが、雪のせいもあり、黒金尾根-祖母-宮原の周回も断念しました。昔はひとすじさん達のような健脚の方は上畑から傾、本谷、古祖母-宮原-大障子前障子-上畑と大周回されていましたね。
私も上畑から傾山(一泊)-本谷-古祖母-祖母と縦走したのですが、宮原から尾平に降りました。尾平から上畑まで車道を10km歩く積りだったのですが、ラッキーなことに1人の登山者が上畑まで車に乗せて下さいました。懐かしい思い出です。
2025/3/23 5:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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