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Yamareco

記録ID: 792631
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県備前市&瀬戸内市 備前焼の里から龍王山〜西大平山

2016年01月07日(木) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:49
距離
11.0km
登り
573m
下り
572m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:55
休憩
0:55
合計
3:50
9:26
0
スタート地点(伊部南大窯跡駐車場)
9:26
9:44
19
伊部南大窯跡
10:03
10:13
19
三角点209.6展望台
10:32
10:32
29
龍王山頂上
11:01
11:05
11
西大平山頂旗振台
11:16
11:20
21
平岩
11:41
11:46
7
龍権様の祠と磐座
11:53
11:53
5
西大平山登山口
11:58
12:11
30
湯次神社
12:41
12:42
34
伊坂峠
13:16
ゴール地点(伊部南大窯跡駐車場)
備前焼の里から備前市&瀬戸内市の境界尾根を歩くコース
歩行距離11km、歩行時間3時間、歩行数17,400歩
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR赤穂線「伊部(いんべ)」駅より南西に350m程行った所に伊部南大窯跡があります。その前に自動車が20台程停められます。駅から徒歩約5分です。また、湯次神社<写真22>の石段の横に4、5台分の駐車場、伊坂峠の地蔵尊<写真31>の横に2台分程の駐車スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
 龍王山までの道は急登ですがジグザグ道になっていたりして、歩きやすいです。途中で一か所トラバース道と尾根道に分かれる所(<写真07>の貼り付け位置の西)があり、道標がついていません。トラバース道は南の舗装道路へと下りる鉄塔道のようで道幅が広く、道なりに進んでいることになっているので、尾根道を見落とさないように注意が必要です。赤テープを見落とし、一度スルーして引き返しました(*_*;ここから旗振台<写真10>の辺りまではシダや木々が茂った細道ですが、整備されており、切った枝が転がっていたりシダが大きく茂っていたりするものの、問題なく歩けました。ただし、急な所があるので、濡れているときは下りは要注意です。
 西大平山頂上周辺以外は道標もあまり設置されていません。たまに脇へそれる鉄塔道がありますが、西大平山から湯次神社<写真22>までは迷う心配はありません。道は少し広くなり龍王山の上りよりも緩やかで歩きやすくなります。龍権(りゅうごん)様<写真18>まで50mの道標に従い南へ下ると龍権様に行き着きます。磐座<写真19>からはヤブになっており、引き返すのが無難です。
その他周辺情報  JR伊部駅の西、大ヶ池の北畔にあるトービホテルで備前市唯一のランチバイキングをやっています。大人一人1,080円です。木曜・金曜が定休日で、営業時間は11時から14時までです。13時を過ぎると料理の補充がないので、12時頃までに入るのが望ましいです。遅く入って料理が減っていると、料金が安くなることもあります。
01駐車場(伊部南大窯跡)
JR伊部(いんべ)駅から南西に350m、徒歩5分ぐらいの所に国指定史跡の伊部南大窯跡があり、その北側に自動車を停めることができます。
01駐車場(伊部南大窯跡)
JR伊部(いんべ)駅から南西に350m、徒歩5分ぐらいの所に国指定史跡の伊部南大窯跡があり、その北側に自動車を停めることができます。
02国指定備前陶器窯跡マップ
JR伊部(いんべ)駅を囲むようにして、室町時代後期から江戸時代末期に存在し、現在国の指定史跡となっている備前焼の窯群跡が3ヶ所あることが、この地図からわかります。ちなみに、天保窯は備前市の指定史跡で1940年頃まで使われていました。
02国指定備前陶器窯跡マップ
JR伊部(いんべ)駅を囲むようにして、室町時代後期から江戸時代末期に存在し、現在国の指定史跡となっている備前焼の窯群跡が3ヶ所あることが、この地図からわかります。ちなみに、天保窯は備前市の指定史跡で1940年頃まで使われていました。
03伊部南大窯跡配置図
伊部南大窯跡は西1号、西2号、西、中央、東と計5つで構成されていることが、この配置図でわかります。物原(ものはら)というのは、備前焼の破損品や窯道具を捨てた場所のことです。
03伊部南大窯跡配置図
伊部南大窯跡は西1号、西2号、西、中央、東と計5つで構成されていることが、この配置図でわかります。物原(ものはら)というのは、備前焼の破損品や窯道具を捨てた場所のことです。
04伊部南大窯跡の中央窯跡
中央窯は全長約30メートル、幅2.3メートルあります。奥にはこれから登る予定の榧原(かやはら)山<写真06>が見えています。
04伊部南大窯跡の中央窯跡
中央窯は全長約30メートル、幅2.3メートルあります。奥にはこれから登る予定の榧原(かやはら)山<写真06>が見えています。
05備前焼山&医王山&不老山
手前は物原(ものはら)といい、備前焼の破損品等でできた山です。その左奥には熊山山系の医王山、さらに右奥には不老山が見えます。この3ショットは中央窯跡<写真04>と東窯跡の間から望むことができます。
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05備前焼山&医王山&不老山
手前は物原(ものはら)といい、備前焼の破損品等でできた山です。その左奥には熊山山系の医王山、さらに右奥には不老山が見えます。この3ショットは中央窯跡<写真04>と東窯跡の間から望むことができます。
06榧原山三角点209.6
伊部南大窯跡から広い未舗装の道を適当に南に登っていくと、20分余りで、榧原(かやはら)山の頂上三角点に着きました。すぐ北側には大きなベンチがありゆっくり休憩できます。今回のコースではここがベストビューポイントです。備前焼の里や熊山を中心に動画も撮影しました。ここからシダをまたいで広い道に出ます。
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06榧原山三角点209.6
伊部南大窯跡から広い未舗装の道を適当に南に登っていくと、20分余りで、榧原(かやはら)山の頂上三角点に着きました。すぐ北側には大きなベンチがありゆっくり休憩できます。今回のコースではここがベストビューポイントです。備前焼の里や熊山を中心に動画も撮影しました。ここからシダをまたいで広い道に出ます。
07下山池
龍王山近くの少し開けた山道から、下山池と池の東(向かって左)にはつつじが丘団地、南(向こう側)には笹尾山から東大平山にかけての山々を望むことができました。ここから2、3分で分岐があり、北側の赤テープに従い細道に入るのですが、一度スルーしてしまったため2分程ロスしました。
07下山池
龍王山近くの少し開けた山道から、下山池と池の東(向かって左)にはつつじが丘団地、南(向こう側)には笹尾山から東大平山にかけての山々を望むことができました。ここから2、3分で分岐があり、北側の赤テープに従い細道に入るのですが、一度スルーしてしまったため2分程ロスしました。
08龍王山頂上
展望もピーク感もなく、あっけなく到着した感じでした。岡山県は南部だけで龍王山が20座程あります。八大竜王、雨乞いに関連し山岳信仰の対象となっていることも多く、全国でもっとも雨が降らない岡山に龍王山が集中しているのかもしれません。ここを過ぎると一部、大きなシダが茂っている所がありますが、足元ははっきり見えました。
08龍王山頂上
展望もピーク感もなく、あっけなく到着した感じでした。岡山県は南部だけで龍王山が20座程あります。八大竜王、雨乞いに関連し山岳信仰の対象となっていることも多く、全国でもっとも雨が降らない岡山に龍王山が集中しているのかもしれません。ここを過ぎると一部、大きなシダが茂っている所がありますが、足元ははっきり見えました。
09東大平山や小豆島方面景観
西大平山頂上近くから東大平山(向かって左)、ずっと奥には小豆島が見えました。
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09東大平山や小豆島方面景観
西大平山頂上近くから東大平山(向かって左)、ずっと奥には小豆島が見えました。
10西大平山旗振台
ここから手旗信号で大阪のコメ相場を伝えたとされています。登山口<写真21>には旗振台遺跡と書かれていますが、岡山県の埋蔵文化財の地図によれば、名称未定の遺物で狼煙台の可能性があり、上のケルンは後世のものだそうです。周辺にはこれを囲むように石が並んでいます。雨乞いなどの儀式の場所だったものを狼煙台に転用し、さらに後に旗振台として使用したのかもしれません。
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10西大平山旗振台
ここから手旗信号で大阪のコメ相場を伝えたとされています。登山口<写真21>には旗振台遺跡と書かれていますが、岡山県の埋蔵文化財の地図によれば、名称未定の遺物で狼煙台の可能性があり、上のケルンは後世のものだそうです。周辺にはこれを囲むように石が並んでいます。雨乞いなどの儀式の場所だったものを狼煙台に転用し、さらに後に旗振台として使用したのかもしれません。
11西大平山頂上&三角点
標高326.8mで瀬戸内市最高峰です。頂上からの展望は効きませんが、すぐ近くに旗振台<写真10>など開けた所があります。ここから少しゴツゴツした岩盤がいくつかありました。道は広く、傾斜が緩やかなので歩きやすいです。
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11西大平山頂上&三角点
標高326.8mで瀬戸内市最高峰です。頂上からの展望は効きませんが、すぐ近くに旗振台<写真10>など開けた所があります。ここから少しゴツゴツした岩盤がいくつかありました。道は広く、傾斜が緩やかなので歩きやすいです。
12甲山&おくの細道アルプス景観
西大平山頂上から少し南に行くと岩があり、長船(おさふね)町や邑久(おく)町、岡山市東区など南方面の展望が開けます。手前に円錐形をした甲山、背後におくの細道アルプスが見えています。ここからはヤブなので引き返し、西大平山登山口<写真21>へ向かいます。
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12甲山&おくの細道アルプス景観
西大平山頂上から少し南に行くと岩があり、長船(おさふね)町や邑久(おく)町、岡山市東区など南方面の展望が開けます。手前に円錐形をした甲山、背後におくの細道アルプスが見えています。ここからはヤブなので引き返し、西大平山登山口<写真21>へ向かいます。
13平岩
標高290mまで下ってくると、見晴らしのいい大きな平状の岩盤が出てきました。
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13平岩
標高290mまで下ってくると、見晴らしのいい大きな平状の岩盤が出てきました。
14平岩より熊山方面景観
<写真13>の平岩からは、熊山山系を形成する山々が見えます。手前の左に大内山、右に宮山、そして一番奥の中央に熊山が見えています。
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14平岩より熊山方面景観
<写真13>の平岩からは、熊山山系を形成する山々が見えます。手前の左に大内山、右に宮山、そして一番奥の中央に熊山が見えています。
15熊山ズーム
電波塔が見えているのが熊山頂上です。標高507.4mで岡山県南部で一番高い山です。アプローチはJR万富駅、熊山駅、和気駅、香登駅、伊部駅と全国に類を見ない程、多方面からのアプローチができる山です。
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15熊山ズーム
電波塔が見えているのが熊山頂上です。標高507.4mで岡山県南部で一番高い山です。アプローチはJR万富駅、熊山駅、和気駅、香登駅、伊部駅と全国に類を見ない程、多方面からのアプローチができる山です。
16これも平岩?
写真13の平岩から少しだけ山道を北に入った所に岩が密集した地盤がありました。こちらのほうが広く、少し傾斜があります。
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16これも平岩?
写真13の平岩から少しだけ山道を北に入った所に岩が密集した地盤がありました。こちらのほうが広く、少し傾斜があります。
17岡山&長船&邑久と吉井川
標高230mの送電線の200番鉄塔の少し南から南西方面を望むと、吉井川を中心に東(向かって左)に甲山や、西(向かって右)に岩倉山など岡山の山々が見えます。
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17岡山&長船&邑久と吉井川
標高230mの送電線の200番鉄塔の少し南から南西方面を望むと、吉井川を中心に東(向かって左)に甲山や、西(向かって右)に岩倉山など岡山の山々が見えます。
18龍権(りゅうごん)様の祠
下山途中の標高125m辺りの分岐で、「龍権様まで50m」と書かれた道標に従い南に進むと祠がありました。日照り続きの時、この祠の上に竹と和紙で作った直径約3mの傘を立てると、龍権様は嫌いな傘を破ろうと大雨を降らせるという言い伝えがあり、 昭和初期にもこの雨乞いの儀式が行われたそうです。
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18龍権(りゅうごん)様の祠
下山途中の標高125m辺りの分岐で、「龍権様まで50m」と書かれた道標に従い南に進むと祠がありました。日照り続きの時、この祠の上に竹と和紙で作った直径約3mの傘を立てると、龍権様は嫌いな傘を破ろうと大雨を降らせるという言い伝えがあり、 昭和初期にもこの雨乞いの儀式が行われたそうです。
19龍権様の磐座
さらに進むと急に視界が広がり、その先端には大きな磐座のような石がありました。周辺はきれいに整備された広場のようで、すぐ下側は石積です。湯次神社の石段脇の白いサザンカ<写真28>の側にある登山口の標識には「磐座と石積み(幅20メートル)」と書かれています。備前にあるという日本三大龍穴の1つが龍権様<写真18>ではないかという説があります。雨乞の儀式の際に人々が集まった場所なのかもしれません。
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19龍権様の磐座
さらに進むと急に視界が広がり、その先端には大きな磐座のような石がありました。周辺はきれいに整備された広場のようで、すぐ下側は石積です。湯次神社の石段脇の白いサザンカ<写真28>の側にある登山口の標識には「磐座と石積み(幅20メートル)」と書かれています。備前にあるという日本三大龍穴の1つが龍権様<写真18>ではないかという説があります。雨乞の儀式の際に人々が集まった場所なのかもしれません。
20高松山&桂山&山田の池
<写真19>の広場の南西の端から南方面を見ると、東(向かって左)に高松山、西に桂山、そしてその手前には産土池と新池が見えました。
20高松山&桂山&山田の池
<写真19>の広場の南西の端から南方面を見ると、東(向かって左)に高松山、西に桂山、そしてその手前には産土池と新池が見えました。
21西大平山登山口
西大平山の尾根を下り切ると、西大平山登山口の道標があり、このときに初めて、西大平山(標高326.8m)が瀬戸内市でもっとも高い山だと知りました。
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21西大平山登山口
西大平山の尾根を下り切ると、西大平山登山口の道標があり、このときに初めて、西大平山(標高326.8m)が瀬戸内市でもっとも高い山だと知りました。
22湯次神社
車道の三叉路を少し東に入ったところに湯次(ゆつぎ)神社がありました。神社名の湯次(ゆつぎ)は弓月から転じたもので、御祭神の湯次神は秦氏の先祖の弓月君のことではないかともいわれています。
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22湯次神社
車道の三叉路を少し東に入ったところに湯次(ゆつぎ)神社がありました。神社名の湯次(ゆつぎ)は弓月から転じたもので、御祭神の湯次神は秦氏の先祖の弓月君のことではないかともいわれています。
23湯次神社狛犬&神門
神門前には一対の備前焼の狛犬が鎮座していました。
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23湯次神社狛犬&神門
神門前には一対の備前焼の狛犬が鎮座していました。
24湯次神社本殿&屋根狛犬
1476年に再建されたという本殿よりも、手前の屋根のプリティーな狛犬が気になってしょうがありません。
24湯次神社本殿&屋根狛犬
1476年に再建されたという本殿よりも、手前の屋根のプリティーな狛犬が気になってしょうがありません。
25拝殿屋根の謎の瓦
拝殿の屋根先に何をモチーフにしているのかがわからない瓦がありました。初めてみる形です。
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25拝殿屋根の謎の瓦
拝殿の屋根先に何をモチーフにしているのかがわからない瓦がありました。初めてみる形です。
26神門屋根の桃瓦
なんと、神門の先端の瓦が桃をモチーフにしていました。さすがは備前国(岡山)です。他国(他県)にはないでしょう?
26神門屋根の桃瓦
なんと、神門の先端の瓦が桃をモチーフにしていました。さすがは備前国(岡山)です。他国(他県)にはないでしょう?
27ピンクのサザンカ
湯次神社の鳥居と石段<写真22>の両脇に咲いていました。
27ピンクのサザンカ
湯次神社の鳥居と石段<写真22>の両脇に咲いていました。
28白のサザンカ
湯次神社の鳥居と石段<写真22>の西側です。ピンクのサザンカよりも八重咲き度が増していました。この側に西大平山登山口の道標と龍権(りゅうごん)様<写真18>の説明板がありました。<写真21>の登山口からのルートにすぐ合流するようです。
28白のサザンカ
湯次神社の鳥居と石段<写真22>の西側です。ピンクのサザンカよりも八重咲き度が増していました。この側に西大平山登山口の道標と龍権(りゅうごん)様<写真18>の説明板がありました。<写真21>の登山口からのルートにすぐ合流するようです。
29クチナシの実
舗装道路を上っているとまだ数個残っていました。乾燥果実は山梔子(さんしし)と呼ばれ、消炎・利尿の漢方薬の原料になります。 また、着色料として栗きんとんやたくあん漬けなどに利用されています。
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29クチナシの実
舗装道路を上っているとまだ数個残っていました。乾燥果実は山梔子(さんしし)と呼ばれ、消炎・利尿の漢方薬の原料になります。 また、着色料として栗きんとんやたくあん漬けなどに利用されています。
30コバノミツバツツジ
通常、4月頃に開花するコバノミツバツツジの花が一部咲いていました。暖冬の影響でしょう。
30コバノミツバツツジ
通常、4月頃に開花するコバノミツバツツジの花が一部咲いていました。暖冬の影響でしょう。
31伊坂峠
ここが備前市と瀬戸内市の境です。地蔵尊が祀られており、周辺に普通車2、3台分のスペースがあります。南東にある東大平山はここからアプローチをするようです。厳しいヤブコギのようなので、今回はそのままスタート地点である伊部南大窯跡の駐車場<写真01>に向かいました。
31伊坂峠
ここが備前市と瀬戸内市の境です。地蔵尊が祀られており、周辺に普通車2、3台分のスペースがあります。南東にある東大平山はここからアプローチをするようです。厳しいヤブコギのようなので、今回はそのままスタート地点である伊部南大窯跡の駐車場<写真01>に向かいました。
32備前焼工房越しに龍王山
さすがに備前焼のメッカです。どこに行っても備前焼の窯元やギャラリーなどがあります。中には食堂をやっているギャラリーもありました。
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32備前焼工房越しに龍王山
さすがに備前焼のメッカです。どこに行っても備前焼の窯元やギャラリーなどがあります。中には食堂をやっているギャラリーもありました。
33ロウバイ
透き通るような質感と鈍い光沢のあるロウ細工のような花びらと強い芳香が特徴です。名前は中国名「蝋梅(ラーメイ)」を日本語読みしたものだそうです。中心部分が赤くならないのはソシンロウバイ(素心蝋梅)といいます。
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33ロウバイ
透き通るような質感と鈍い光沢のあるロウ細工のような花びらと強い芳香が特徴です。名前は中国名「蝋梅(ラーメイ)」を日本語読みしたものだそうです。中心部分が赤くならないのはソシンロウバイ(素心蝋梅)といいます。
34南大窯石柱&東窯跡
ゴールして最初に見えた伊部南大窯の東窯跡は全長約54メートル、幅約5メートルで全国の窯の中でも最大規模です。備前焼で始まり、備前焼で終わる山行となりました。
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34南大窯石柱&東窯跡
ゴールして最初に見えた伊部南大窯の東窯跡は全長約54メートル、幅約5メートルで全国の窯の中でも最大規模です。備前焼で始まり、備前焼で終わる山行となりました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 本日は備前焼を語る上で最重要ポイントとなる備前市伊部(いんべ)にある伊部南大窯跡を出発点としました。本来なら、伊部から登山をスタートする約99%の方は北にある熊山方面に向かうのでしょう。しかし、本日は敢えて我々にとって未知のルートである伊部より南の龍王山や西大平山に向かいました。もちろん、南から見た備前焼の里や熊山を眺望してみたいとの思いもありました。山の魅力は大別すると2つあると思います。それは、最初から見たいものを想定しておいて、実際にその場を訪れて目的を果たしたときの喜びと、未知のルートを歩んで、想定していなかったものに出会った時の喜びです。今回はその両方が体験できたと思います。

 概して、麓から龍王山や西大平山それぞれの頂上までのルートはよく整備されており、歩きやすいですが、縦走路は細道で分岐もありやや迷いやすいルートでした。瀬戸内市長船(おさふね)町は登山者があまり踏み込まない山が多い印象です。登山道を整備して山に親しみやすくするか、自然のまま保護するか、県市町村の境界を歩いていると、それぞれの自治体や管理している人たちの山に対する考えがわかっておもしろいです。今回の山域においては、辿ったルートがもっとも安全かつ安心なルートだと思いますが、機会があれば、伊坂峠のプチ岩盤登りコース?など、少しアドベンチャーなコースも試したいと思います。

 冬場は雪山ではなく、近場の山を訪問しているのですが、けっこうたくさん訪問しているつもりが、今回のように、まだ知らない山がたくさんあります。また、一度訪問した山域でも、まだ知らないコースがたくさんあります。しばらくは、そうした未知のルートの探勝を続けていきたいと思います。



 
 

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