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Yamareco

記録ID: 7928271
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

北摂 岩散稜山派

2025年03月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
10.5km
登り
413m
下り
412m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
0:27
合計
4:37
距離 10.5km 登り 413m 下り 412m
12:24
15
12:39
23
13:02
13:16
131
16:12
16:18
25
16:43
18
17:01
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
阪急箕面駅
コース状況/
危険箇所等
【主な流れ】
1.滝道経由で自然研究路2号線入口まで
一般的なハイキングコース。

2.予定していた尾根への取り付きをやめ、2号線に入る。
元々予定していたのが危険箇所を含む特殊な取り付き。
なぜか人間道標にされてしまったため、予定を変更して2号線に入った。

3.2号線分岐で小岩多めの尾根を急登
かなり急角度で細めの尾根。手を使わずに脚だけで登るのは厳しいと思う。後方だけでなく左右に落ちるのも気にしながら進む必要がある。
表面にはすぐ外れそうな小さな岩が多く埋まっている。また非常に多くの根が露出しており、強度が落ちたものも多い。狭い尾根に似つかわしくない太い倒木が複数見られた。
手がかりが多いが、強度が十分なものが少なめな印象。
角度が緩まるまでずっと同じような雰囲気で登り続ける。
尾根の広さに比べて木の量などが多い箇所があり、通過するのが多少リスクが上がる。一部硬い砂地でデリケートなトラバースがある。
スパイクは根が多くこの斜面には向かないと思う。ピッケルは安全確保に有効だと感じた。
破線でもなく、GPSの踏み跡も現時点ではない。
急登の練習には良さそうだが、
必要が無ければ無用なリスクを冒してまで
登らなくてもいいと思う。

4.天上ヶ岳に繋がる道に接続→E8→B35→B7→ビジターセンター
危険箇所は特になし。

5.滝道経由で下山
今日は長らく行くかどうか考えていた尾根に挑戦してみようと思う。色々入り組んでいて先が見えにくくて取り付くのをためらう場所。
今日は長らく行くかどうか考えていた尾根に挑戦してみようと思う。色々入り組んでいて先が見えにくくて取り付くのをためらう場所。
ショベルカーが居なくなって少し寂しい。
ショベルカーが居なくなって少し寂しい。
たぶん今年初ニホントカゲ。
少し色が薄い。
たぶん今年初ニホントカゲ。
少し色が薄い。
箕面大滝。
まんじゅうを辞めて遠征中の猫。
まんじゅうを辞めて遠征中の猫。
杉の茶屋が開いている。
杉の茶屋が開いている。
あの道の先に尾根がある…はず。
あの道の先に尾根がある…はず。
車はかなり多い。
春の訪れを感じる。
車はかなり多い。
春の訪れを感じる。
戯れる水鳥。
いいタイミングで滝道バスチャンスマイル。
いいタイミングで滝道バスチャンスマイル。
この先に取り付きがあるようだが、こちら側は入り口が閉鎖中。
この先に取り付きがあるようだが、こちら側は入り口が閉鎖中。
登山口近くに反対側からの取り付きっぽく見える場所がある。
登山口近くに反対側からの取り付きっぽく見える場所がある。
2号線の登山口は少し奥に行った右手側。
真っ直ぐ奥が天上ヶ谷で通行止め。すぐ左側(1号線?)も通行止め。
2号線の登山口は少し奥に行った右手側。
真っ直ぐ奥が天上ヶ谷で通行止め。すぐ左側(1号線?)も通行止め。
中間ぐらいの場所から見えるここが問題の場所。
かなり急角度で厳しそうだが、正規の(?)取り付きも似たようなものに見えた。そもそも向こうは取り付きまでの道が閉鎖中なので基本的にここしかないと思う。
こちらの取り付きは…尾根が一部崩れているように見えるのが気になる。
中間ぐらいの場所から見えるここが問題の場所。
かなり急角度で厳しそうだが、正規の(?)取り付きも似たようなものに見えた。そもそも向こうは取り付きまでの道が閉鎖中なので基本的にここしかないと思う。
こちらの取り付きは…尾根が一部崩れているように見えるのが気になる。
GPSの跡が薄ら存在するので登っている人はいる。
ただこういうややこしい場所に入る時あまり人に見られるのもどうかと考え、後から来たペアが先に2号線に行くのを準備をしながら見送った。
他にもグループが見えたので、散策がてら脇に外れて通り過ぎるのを待った。
GPSの跡が薄ら存在するので登っている人はいる。
ただこういうややこしい場所に入る時あまり人に見られるのもどうかと考え、後から来たペアが先に2号線に行くのを準備をしながら見送った。
他にもグループが見えたので、散策がてら脇に外れて通り過ぎるのを待った。
その脇。こちら側はまず誰も歩かないであろう方向で、裏道に接続できる可能性もあるが、私自身未開拓だ。ただし沢沿いで普通に歩いて繋がるかどうか不明。ちなみに2号線から見える谷に接続できる可能性がある。沢の水がそれなりにあり、できない可能性も相当ある。
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その脇。こちら側はまず誰も歩かないであろう方向で、裏道に接続できる可能性もあるが、私自身未開拓だ。ただし沢沿いで普通に歩いて繋がるかどうか不明。ちなみに2号線から見える谷に接続できる可能性がある。沢の水がそれなりにあり、できない可能性も相当ある。
チラリと奥を眺めてみたりする。
こっち側はこっち側で興味があるのだ。
…所で後ろから人が付いて来ている気がする。
さっきのグループだ。
チラリと奥を眺めてみたりする。
こっち側はこっち側で興味があるのだ。
…所で後ろから人が付いて来ている気がする。
さっきのグループだ。
有り得ない。
こちら方向は通常の地図にも描かれていないし、余程マニアックな人でも用はないはずだ。
気配はさっきより近づく。
遠目に見ると高校生ぐらいのトリオだろうか。
私の山行は慣れない人が最も参考にしてはいけない類のスタイルだ。
交流は歓迎なのだけど、今は取り込み中。軽い気持ちで道標代わりに付いて来られてしまい非常に困惑する。
1
有り得ない。
こちら方向は通常の地図にも描かれていないし、余程マニアックな人でも用はないはずだ。
気配はさっきより近づく。
遠目に見ると高校生ぐらいのトリオだろうか。
私の山行は慣れない人が最も参考にしてはいけない類のスタイルだ。
交流は歓迎なのだけど、今は取り込み中。軽い気持ちで道標代わりに付いて来られてしまい非常に困惑する。
私は来た道を一旦引き返す。
すれ違いざまに見た所、慣れた感じはしない。
春休みに仲良しで冒険を楽しみに来ているのだろうか。
若干危なっかしい気もするので自分から声をかけてみるか?
私は来た道を一旦引き返す。
すれ違いざまに見た所、慣れた感じはしない。
春休みに仲良しで冒険を楽しみに来ているのだろうか。
若干危なっかしい気もするので自分から声をかけてみるか?
…流石にお節介が過ぎるかもしれない。もう少し様子を見よう。
真似されたら危ない謎の取り付きは諦めて、一般的に正解の順路の2号線に進む。挑戦するかどうかも含めれば月単位。私の一週間練ったプランが音を立てて崩れ去った。

2号線はTシャツ短パンで歩くようなツワモノもおり、慣れていなくても歩けはするが、もし装備らしいものもないなら一般道でビジターセンターを目指して欲しい…。
…流石にお節介が過ぎるかもしれない。もう少し様子を見よう。
真似されたら危ない謎の取り付きは諦めて、一般的に正解の順路の2号線に進む。挑戦するかどうかも含めれば月単位。私の一週間練ったプランが音を立てて崩れ去った。

2号線はTシャツ短パンで歩くようなツワモノもおり、慣れていなくても歩けはするが、もし装備らしいものもないなら一般道でビジターセンターを目指して欲しい…。
やはり3人は距離を置いて後ろから来ているようだ。
ハイキングコース的に分岐などない道で、たまたま目指す所が同じということもあるにはある。…いやもうないか。
やはり3人は距離を置いて後ろから来ているようだ。
ハイキングコース的に分岐などない道で、たまたま目指す所が同じということもあるにはある。…いやもうないか。
3人組の中で意見が割れているのか、歩みは非常に遅くかなり離れた。
完全に先方の視界からは消えている。
だとすればここで私のすべきことは一つ。
3人組の中で意見が割れているのか、歩みは非常に遅くかなり離れた。
完全に先方の視界からは消えている。
だとすればここで私のすべきことは一つ。
覚悟を決めた。
だが声をかける覚悟ではない。
順路を示すことで義理は十分果たした。
今立っているこの場所は、兼ねてからいずれ登らねばならないと考えていた尾根の取り付き。
兼ねてから気になっている場所が一体どれだけあるのかは置いておいて、細くて急角度ゆえ、すぐ登りたいとは思えなかったのだ。だが数奇な巡り合わせでたった今ここを登るのが私の使命となった。
以前の記録でもここに関することを書いた覚えがある。
超展開ではなく、伏線があったのだ。
覚悟を決めた。
だが声をかける覚悟ではない。
順路を示すことで義理は十分果たした。
今立っているこの場所は、兼ねてからいずれ登らねばならないと考えていた尾根の取り付き。
兼ねてから気になっている場所が一体どれだけあるのかは置いておいて、細くて急角度ゆえ、すぐ登りたいとは思えなかったのだ。だが数奇な巡り合わせでたった今ここを登るのが私の使命となった。
以前の記録でもここに関することを書いた覚えがある。
超展開ではなく、伏線があったのだ。
まとめ。
私に残された二択。
「距離が近いならグループに声を掛ける。」
「離れていればこの場から消えてしまう。」
つまりこの分岐に入る(いなくなる)ことに決めた。
まとめ。
私に残された二択。
「距離が近いならグループに声を掛ける。」
「離れていればこの場から消えてしまう。」
つまりこの分岐に入る(いなくなる)ことに決めた。
何も考えずに歩けば普通に階段のある順路に行くことになる。
何も考えずに歩けば普通に階段のある順路に行くことになる。
よりによってここを登る日がこんなに早く来ようとは…。
よりによってここを登る日がこんなに早く来ようとは…。
この尾根には
オレンジのドットが一切付いていない。
理屈の上ではこの位の等高線なら登れるが、不測の事態で泣きながら登るか降りることも有り得る。しかも後続の視界に入らないため多少早めに一定の高度まで達する必要がある。
この尾根には
オレンジのドットが一切付いていない。
理屈の上ではこの位の等高線なら登れるが、不測の事態で泣きながら登るか降りることも有り得る。しかも後続の視界に入らないため多少早めに一定の高度まで達する必要がある。
現時点では優先度が低い。
あまり見ないタイプの尾根なので、怖れが大きい。
こんな所を登らされるとは、彼らはなんて事をしてくれるのだ。
それでも今の力量で行けると判断したのは私だ。自分で決めた事とはいえ、心の準備期間はもう少し欲しかった。
現時点では優先度が低い。
あまり見ないタイプの尾根なので、怖れが大きい。
こんな所を登らされるとは、彼らはなんて事をしてくれるのだ。
それでも今の力量で行けると判断したのは私だ。自分で決めた事とはいえ、心の準備期間はもう少し欲しかった。
地形図上はそんなでもないのにかなり急角度で尾根が細い。
等高線は頂点がなく実際の尾根の幅までは分からない仕様。細さ故の自由度のなさ、とりわけいつ進めなくなるかにドキドキしている。
地形図上はそんなでもないのにかなり急角度で尾根が細い。
等高線は頂点がなく実際の尾根の幅までは分からない仕様。細さ故の自由度のなさ、とりわけいつ進めなくなるかにドキドキしている。
階段側からも見える砂防ダムがもうあんなに小さい。
下の子達は2号線を更に進むかまだ迷っているようだった。
階段側からも見える砂防ダムがもうあんなに小さい。
下の子達は2号線を更に進むかまだ迷っているようだった。
再会することがあったらその時はちゃんと声をかけよう…。
再会することがあったらその時はちゃんと声をかけよう…。
この尾根は根も多いし割れた岩も多い。
この尾根は根も多いし割れた岩も多い。
掴むものは多いが、岩は大きくなさそうで手がかりとしては強度的に心配なものが多い。
掴むものは多いが、岩は大きくなさそうで手がかりとしては強度的に心配なものが多い。
スペースの割に倒木も多い。
スペースの割に倒木も多い。
なあ、断崖絶壁の西の方ならいざ知らず、ここから北に登るのにどうしてこんなに激しいんだ?
なあ、断崖絶壁の西の方ならいざ知らず、ここから北に登るのにどうしてこんなに激しいんだ?
荒れ放題じゃないか。
荒れ放題じゃないか。
行きたかった尾根を諦めるばかりかこんな恐怖体験。
若人たちの案内役に徹した方が楽しかったのではないか?
だが自分はまだ修行中の身ぞ。呼ばれてもない仲良しグループに斧持って乱入など怪し過ぎるだろう。そっと遠くから見守ることも必要だ。
スタンドバイミーに突然パパスが出てきたら冒険が台無しだ。
出るなら華麗に退場するまで考えなければならない。
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行きたかった尾根を諦めるばかりかこんな恐怖体験。
若人たちの案内役に徹した方が楽しかったのではないか?
だが自分はまだ修行中の身ぞ。呼ばれてもない仲良しグループに斧持って乱入など怪し過ぎるだろう。そっと遠くから見守ることも必要だ。
スタンドバイミーに突然パパスが出てきたら冒険が台無しだ。
出るなら華麗に退場するまで考えなければならない。
今日は気温が高く、ジャケットを背にくくりつけた状態で小回りが利きにくく、アイテムが持ち替えられずに詰みやすい状態。
なので必要なものは既に下の入り口で準備してあった。
幸いピッケルも帯斧している。切り札は既に手の中にあるのだ。

まだここまで荒れた斜面では使ったことがないが、ここで私の拠り所になるのは確かだ。ストックも当然石突きは解放済みだ。チェーンまでは流石に要らないと考えた。
今日は気温が高く、ジャケットを背にくくりつけた状態で小回りが利きにくく、アイテムが持ち替えられずに詰みやすい状態。
なので必要なものは既に下の入り口で準備してあった。
幸いピッケルも帯斧している。切り札は既に手の中にあるのだ。

まだここまで荒れた斜面では使ったことがないが、ここで私の拠り所になるのは確かだ。ストックも当然石突きは解放済みだ。チェーンまでは流石に要らないと考えた。
体重をかけず、バランスを取るためだけに倒木を掴む。
体重をかけず、バランスを取るためだけに倒木を掴む。
土以外の方が多い。
土以外の方が多い。
怖い時に下を見てはならない。
怖い時に下を見てはならない。
掴めるものは多いが強度不十分なものが目立つ。
掴めるものは多いが強度不十分なものが目立つ。
逆に強度が十分なものはこの細い尾根には不釣り合いなものばかり。
逆に強度が十分なものはこの細い尾根には不釣り合いなものばかり。
根の量は非常に充実している。
流石にこんな所でチェーンは履けない。
根の量は非常に充実している。
流石にこんな所でチェーンは履けない。
折れてからかなり時間が経っているようで、見えている根もかなり傷んでいる。
折れてからかなり時間が経っているようで、見えている根もかなり傷んでいる。
登れるかどうかは角度より表面によるのだけど、基本が急角度の尾根だと何もなくなったら登れないことがあり得るので、一定の不安を抱えながら登る。
実際どうしても手が届かないケースがあったりしたが、ある時は力技で、ある時は装備が隙間を埋めてくれなんとか繋がってきた。
登れるかどうかは角度より表面によるのだけど、基本が急角度の尾根だと何もなくなったら登れないことがあり得るので、一定の不安を抱えながら登る。
実際どうしても手が届かないケースがあったりしたが、ある時は力技で、ある時は装備が隙間を埋めてくれなんとか繋がってきた。
この尾根においては、この根の張り具合を見る限り、何も掴むものがなくなるということはなさそうではある。
この尾根においては、この根の張り具合を見る限り、何も掴むものがなくなるということはなさそうではある。
尾根の華奢さに対して非常に立派な倒木達。
尾根の華奢さに対して非常に立派な倒木達。
パッと見登りやすそうだが、尾根自体乾燥気味で、根の強度はかなり下がったものが多く、斜面に埋まった岩は小ぶりで割れたものも多く、体重を預けるには心許ない。
パッと見登りやすそうだが、尾根自体乾燥気味で、根の強度はかなり下がったものが多く、斜面に埋まった岩は小ぶりで割れたものも多く、体重を預けるには心許ない。
そうは言っても、こんなのでもある方がいい。
なるべく負荷をかけ過ぎないように…。
そうは言っても、こんなのでもある方がいい。
なるべく負荷をかけ過ぎないように…。
ピッケル推し。
取りつく島もない時、無から有を作り出す存在。
これまでこれなしで無事やって来られたのはありがたいことかもしれない。
ピッケル推し。
取りつく島もない時、無から有を作り出す存在。
これまでこれなしで無事やって来られたのはありがたいことかもしれない。
どこまで行っても尾根が細くて心が休まらない。
どこまで行っても尾根が細くて心が休まらない。
おかしいな…。
尾根の尖った所を登っているはずなのに少しずれて記録されている。
おかしいな…。
尾根の尖った所を登っているはずなのに少しずれて記録されている。
耐久性が微妙な岩中心に構成されている。
耐久性が微妙な岩中心に構成されている。
よく命綱もつけずにクライミングなんてと言われるのだけど、
専門的なクライミングと違って、命綱を設置するにも基本的にそういう場所がない。
もちろん特別な危険箇所ではセルフビレイはとるが、急斜面は丁寧に登るしかない。
山歩きの延長としてクライミングの要素があるという意地悪な状態だ。

箕面の道を全て歩きたいだけなので、決して危険が好きなわけではない。
できれば歩かずにやり過ごしたい道もたくさんあった。
これまでなら道じゃないで済んだ所が、安全確保の新装備の登場で道になってしまうとはなんとも皮肉なものだ。
よく命綱もつけずにクライミングなんてと言われるのだけど、
専門的なクライミングと違って、命綱を設置するにも基本的にそういう場所がない。
もちろん特別な危険箇所ではセルフビレイはとるが、急斜面は丁寧に登るしかない。
山歩きの延長としてクライミングの要素があるという意地悪な状態だ。

箕面の道を全て歩きたいだけなので、決して危険が好きなわけではない。
できれば歩かずにやり過ごしたい道もたくさんあった。
これまでなら道じゃないで済んだ所が、安全確保の新装備の登場で道になってしまうとはなんとも皮肉なものだ。
枝がまとめられているということは、メンテされていると考えても良さそうだ。つまり人が通っている可能性が高い。
こんな所を手入れしている人がいるなんて驚きだ。
枝がまとめられているということは、メンテされていると考えても良さそうだ。つまり人が通っている可能性が高い。
こんな所を手入れしている人がいるなんて驚きだ。
下方向はすぐに道が見えなくなる。
下方向はすぐに道が見えなくなる。
相変わらず岩比率が高い。
相変わらず岩比率が高い。
こういう場所はボロボロの根でも有ると無いとでは大違いなので丁重に扱わねばならない。
こういう場所はボロボロの根でも有ると無いとでは大違いなので丁重に扱わねばならない。
狭い急尾根で何が一番怖いかというと、突然何かの事情で進めなくなること。
道が崩れているとか、滑り過ぎるとか、手がかりに手が届かないとか。
狭い急尾根で何が一番怖いかというと、突然何かの事情で進めなくなること。
道が崩れているとか、滑り過ぎるとか、手がかりに手が届かないとか。
ねじれ過多。
やはり荒廃した感じを受ける。
やはり荒廃した感じを受ける。
尾根の真ん中を歩いているつもりだが、GPSだとずっと少し寄った感じになっているように見える。
尾根の真ん中を歩いているつもりだが、GPSだとずっと少し寄った感じになっているように見える。
この先ちょっとした難所。
この先ちょっとした難所。
こういう地味な場所が特に怖い。
靴のラグを無視して滑る可能性があるからだ。
しかもミスったら墜落は免れない。
スパイクの出番と言いたい所だが、後が若干疲れるのと引き換えに別の場所から行くことで回避可能だ。
こういう地味な場所が特に怖い。
靴のラグを無視して滑る可能性があるからだ。
しかもミスったら墜落は免れない。
スパイクの出番と言いたい所だが、後が若干疲れるのと引き換えに別の場所から行くことで回避可能だ。
勇気のボンタンアメが節制のボンタンアメになってしまっている。補充必須。
勇気のボンタンアメが節制のボンタンアメになってしまっている。補充必須。
もうどれだけ進ませたくないんだみたいになってきた。
もうどれだけ進ませたくないんだみたいになってきた。
木につかまって切り立った斜面にはみ出しつつ回避か、
木につかまって切り立った斜面にはみ出しつつ回避か、
滑る斜面に乗り出して隙間を縫っていくか。
滑る斜面に乗り出して隙間を縫っていくか。
砂だけだと御免被りたいが、根っこがこれだけあるなら。
ただ乾燥した場所なので浮いた根の強度は過信できない。
砂だけだと御免被りたいが、根っこがこれだけあるなら。
ただ乾燥した場所なので浮いた根の強度は過信できない。
隙間は狭いがこちらが本筋に見える。
隙間は狭いがこちらが本筋に見える。
いよいよ突っ込む。
いよいよ突っ込む。
禿げ散らかした感じに見えてしまう。
禿げ散らかした感じに見えてしまう。
毛量が充実している場所もある。
毛量が充実している場所もある。
そろそろ楽になり始めるはず…。
そろそろ楽になり始めるはず…。
よく見ると根っこの多くはバキバキ。
根元に空洞がある。
よく見ると根っこの多くはバキバキ。
根元に空洞がある。
標石がある。
松ぼっくりが目立ち始める。
松ぼっくりが目立ち始める。
安定し始めたようだ。
安定し始めたようだ。
こちらを見ている。
こちらを見ている。
群でこの辺りにいるようだ。
ちょいとお邪魔して通らせていただく。
群でこの辺りにいるようだ。
ちょいとお邪魔して通らせていただく。
魂の抜けた表情。
魂の抜けた表情。
激しい抉れ方。
何かの人工物がある。
何かの人工物がある。
アンテナのようだ。
アンテナのようだ。
正しい状態が分からないため、このままにしておく。
正しい状態が分からないため、このままにしておく。
ここでも複数の猿。
ここでも複数の猿。
下の方まで見通すことができる。
下の方まで見通すことができる。
至る所に猿がいる。
至る所に猿がいる。
特徴的なえぐれ方。
特徴的なえぐれ方。
下の方に建物らしきものが見える。
下の方に建物らしきものが見える。
噂の管理棟だろうか。
頑張れば降りられないこともないかもしれない。
噂の管理棟だろうか。
頑張れば降りられないこともないかもしれない。
看板を無視して進むのは避けたいが、看板がないなら行ってみるかみたいな風潮が私の中にある。※お勧めはしない。
あの谷は入口も出口も封鎖されているのでそもそも選択肢になかったのだ。
建物には管理者常駐ということなので基本的に周辺には立ち入れないと思った方が良いのは良いと思う。
看板を無視して進むのは避けたいが、看板がないなら行ってみるかみたいな風潮が私の中にある。※お勧めはしない。
あの谷は入口も出口も封鎖されているのでそもそも選択肢になかったのだ。
建物には管理者常駐ということなので基本的に周辺には立ち入れないと思った方が良いのは良いと思う。
向こうもあまり目を合わせないようにしているようだ。
向こうもあまり目を合わせないようにしているようだ。
二重リボンがある。
二重リボンがある。
落ち着いていた角度だが、ここに来てまた上がりだした。
落ち着いていた角度だが、ここに来てまた上がりだした。
人口に天然が混じる。
人口に天然が混じる。
テントのようなものが見える。
テントのようなものが見える。
中から何か出てこないか恐怖。
中から何か出てこないか恐怖。
何もいないようだ。
何もいないようだ。
安心してベストショットを探し始める。
安心してベストショットを探し始める。
登山道の良い目印。
無事接続完了した。
登山道の良い目印。
無事接続完了した。
この道から明るい時間帯に戻ることが少ないため新鮮な景色。
この道から明るい時間帯に戻ることが少ないため新鮮な景色。
無理なく歩けるようになっている。
無理なく歩けるようになっている。
倒木というより大量に倒してある感じ。
倒木というより大量に倒してある感じ。
休憩・分岐まで到着。
休憩・分岐まで到着。
こちらの井戸はよく見るが、
こちらの井戸はよく見るが、
こちらの井戸はあまり見ない。
こちらの井戸はあまり見ない。
中は埋められている。
中は埋められている。
今日も祈りを捧げる。
今日も祈りを捧げる。
こんなに早く下山開始。
こんなに早く下山開始。
取り付きの近くに戻って来たが、この時間から新しく厳し目の場所に登るのは避けたい。
取り付きの近くに戻って来たが、この時間から新しく厳し目の場所に登るのは避けたい。
ここも写真で見ると簡単そうなのだが…。
ここも写真で見ると簡単そうなのだが…。
ネットらしきものが見えるのだが、手前か奥かどちらが正解なのだろう…。
ネットらしきものが見えるのだが、手前か奥かどちらが正解なのだろう…。
車もまだまだ多い。
車もまだまだ多い。
杉の茶屋はまだ開いている。
杉の茶屋はまだ開いている。
たまには高い休憩所で休む。
たまには高い休憩所で休む。
重機が瀧安寺前に移動している。
重機が瀧安寺前に移動している。
今日はお土産屋さんが両方まだ開いている。
今日はお土産屋さんが両方まだ開いている。
街灯のある自転車置き場。
街灯のある自転車置き場。
黒のモダンな雰囲気。
黒のモダンな雰囲気。
チェリオの自動販売機がある通り。
ここも割と好きな景色。
チェリオの自動販売機がある通り。
ここも割と好きな景色。
桜の早咲き。
ただいま。
ほう…そんなものが!
ほう…そんなものが!
あと3週間。

装備

個人装備
長袖シャツ アウター ズボン 靴下 雨具 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ モバイルバッテリー GPS(アプリ) 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ(スマホ) 熊鈴 熊スプレー 山用手袋 ビニール袋 保温バッグ ペットボトルカバー 保温水筒 座布団 ファーストエイドキット ツェルト グラウンドシート テントマット カイロ 着替え エマージェンシーシート スリング120×2 スリング240 スリング400 エイダー ピッケル チェーンスパイク

感想

先に行こうと思っていた取り付きに予定外に近づけず、
もっと後に取っておこうと思っていた
険し目の謎尾根に挑戦しました。
あまりにワイルドな背中に若干気圧されつつ負けるもんかで登り切りました。
先日のウツギ谷の尾根も狭い所に太い木が立っていたけど、それのもっと狭くて角度がある感じ。
怖いだけではなく発見もある山行でしたが、やっぱりもっと癒されたい…。

2号線周辺は普通には立ち入ることが難しいエリアがありいまだに謎が多いです。
再び解放される日が来るといいな。

コースを絞って歩けたせいか写真も減量できました。
残り容量が気になる今日この頃です。

余談ですが
タイトルに引き寄せられてこの記録を見た人は、峰に七つの道を持つ直登神ケインの使い手かもしれません。
尾根の名をいってみろ!!

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体力レベル
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