続ぎふ百ー大チョンボの、湧谷山1,080m


- GPS
- 36:02
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
天候 | 晴れやや春霞 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場〜P748三角点〜湧谷山> 序盤は雪のない樹林の中を歩きます。 傾斜が緩やかになってくると雪が出てきますが、まだツボ足で頑張ります。 三角点のある(雪の下ですが)P748を通過して、より緩やかな道になるとズボりだし、たまらずスノーシューを装着しました。 重い雪に大腿四頭筋が悲鳴を上げてきますが、なんとか湧谷山に登頂。 <〜丁子山〜スマホ落とした地点〜丁子山〜駐車場> 緩やかに丁子山に達しますが、そこから急坂の激下りとなります。 団体さんや単独行の方とすれ違いながら、ぐんぐんと高度を下げていきます。 粘りに粘ってスノーシューを履き続けていましたが、雪が切れる所で脱着したまさにその時、なんとスマホがないことに気づきました。 痛恨の極みの大チョンボ! この後の顛末は感想に記します。 |
その他周辺情報 | 直帰。 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
ライトダウンジャケット
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ネックウォーマー
毛帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
軽アイゼン(使用せず)
スノーシュー
|
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感想
3/22(土)は快晴予報。
一昨日の小津権現山に続いて、奥美濃の山へ来ました。
続ぎふ百山に選定されている湧谷山です。
旧坂内スキー場の駐車場からスタートします。
周回できるコースがあり、少し登りがなだらかと思い、反時計回りとしました。
P748を過ぎ雪が緩んでくると、スノーシュー登山の開始となりました。
大腿四頭筋は疲れたものの、快晴の湧谷山頂上に達します。
やや春霞はあるものの、一昨日に比べれば、雲一つなく周囲の展望が得られました。
ルンルンの気分で調子良く、下山開始します。
途中、いろいろな方とお会いし、言葉を交わします。
この辺りで少しいい気になっていたのでしょうか。
この後、最悪の事態に見舞われることになりました。
以下、この日の顛末となります。
あまりにお粗末なのですが、大反省の意味を込めて、恥を忍んで記します。
雪が切れ出す樹林帯辺りまで下りてきて、ようやくスノーシューを脱ぎました。
その時です!
なんと、あるはずのスマホがないことに気づきました。
一瞬動転した気持ちをなんとか鎮めながら、気を取り直して登り返し開始。
後でわかりましたが、標高500m付近まで下りていたのでした。
(地図ではスマホを落とした標高590m付近から登り返したように作成してしまいました。)
目を凝らしながら登っていくも、一向に見つかりません。
結局、丁子山まで登り返しましたが、発見には至りませんでした。
ここでYAMAPユーザーのスコップさんが、本日最後の登山者としていらっしゃったのですが、一緒に探しながら下山してくださるとのこと。
お言葉に甘えて一緒に下山開始しましたが、なにしろどこで落としたのかがはっきりとはわかっていませんでしたので、結局発見できないまま下山となりました。
この日は暗く落ち込んだ感情のまま、名古屋へ帰ったのでした。
3/23(日)も快晴予報。
前夜、iPhoneを探すアプリによって、おおよそ標高600m付近に落ちていることが判明していました。
スマホ回収のため、決死の覚悟で再び100kmの道のりを走行し、登山口駐車場到着。
約1時間登り続け、標高600m付近に到達しました。
より慎重に目を凝らしながら、ゆっくりと登っていきます。
ところが、やはりなかなか見つかりません。
そもそも広い雪原の中に幾人かのトレースがついているのですが、その中から小さなスマホを見つけ出すのは至難な事のように思います。
結局、最高750m付近まで約2時間ほど登ったり下ったりを5回ほど繰り返しながら、周囲をくまなく探しました。
時間は容赦なく過ぎていき、もう無理かもしれないと諦めかけたその時、右手に何かキラッと光ったのが見えました。
恐る恐る近づくと、トレースから2mほど外れた所にスマホが横たわっていました。
なかなか見つからなかったのが不思議なくらい、ポツンとそこにありました。
GPSで確認すると、標高590m付近でした。
見つかった時の歓喜の瞬間は、言葉に言い尽くすことができません。
もうすっかりハイテンションになって、足早に下山しました。
駐車場に到着すると、なんとスコップさんのお姿が・・・。
20日に小津権現山でお会いした男性の方とお二人で、どうせ裏山だからと、今日も探しながら登ってくださるつもりでいらしたとのこと。
涙が出そうなくらい嬉しくて、何度も感謝の気持ちをお伝えしました。
あとは名古屋までの100kmの道のり、ハイテンションなままあっという間に帰宅したのでした。
コメント
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良かったですね、見つかって。
お疲れ様でした。
コメントありがとうございました。
ery100さんでも、そのような体験をされたことがあるんですね。
私も今回の経験から、首からかけるストラップのようなものを検討中です。
昨夜一晩だけでしたが、スマホのない生活は考えられなくなっていますね。
昨日もずっときにかかっていたので、今日も探しに登る気でいたのですが、寝過ごしてしまいました😰
でも最後にお会いできて良かったです!
これからはヤマレコにも日記書きますわ、またどこかでお会いしましょう✌?
私などのスマホを気にかけてくださって、本当に恐縮です。
スコップさんのご親切な心根、地元愛あふれる言葉の端々、とても感激しました。
今日も登山口でお会いできて、本当によかったです。
私もなんとかもう少しYAMAPも覗くようにしたいと思います。
スマホが見つかって本当によかったですね。
また捜索にかかわってくださった方がいらしたことも心強かったこととお察しします。
私たちも2年前に続ぎふ百の桧ヶ尾山に登った時に、家内がスマホを落としたんです。
その時は自宅にいた息子に連絡して、グーグルのスマホ捜索で場所を特定して、下山前に無事見つけることができました。
それ以来スマホケースに紐をつけて、落とさないように気をつけてます。
ご無事で何よりでしたね🤗
コメントありがとうございます。
奥様がスマホを落とされた時のご心情、今の私には痛いほど理解できます。
でも、息子さんとの連携プレーが見事でしたね。
私は単独行なので、スマホを落とした時点で誰にも連絡する術を失ってしまいました。
名古屋の自宅へ帰ってから、探すアプリでようやくおおよその場所を特定できたのでした。
それでも実際探してみると、そんなに簡単には見つけられないものだと痛感しました。
スマホケースに紐をつけていらっしゃるとのこと、私も検討中ですが、早速にも購入したいと思っております。
大変貴重なご意見ありがとうございました。
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