ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7981757
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

P1,035.1 太平山と白子森の間の山へ

2025年04月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.1km
登り
1,046m
下り
1,039m

コースタイム

日帰り
山行
10:13
休憩
0:30
合計
10:43
5:06
137
スタート地点
7:23
0:00
223
井出舞沢を右岸側へ渡渉
11:06
0:00
9
P1,035.1
11:15
11:45
187
P1,035.1の西側で休憩
14:52
0:00
57
井出舞沢を左岸側に渡渉
15:49
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩見ダムから奥へ入る道路は走り易くなっていましたが、井出舞園地の約1キロ程手前で雪が出たため車を止めました。しかし雪が消えても、そのすぐ先で斜面の大崩落が起きており、道路自体消えています。
コース状況/
危険箇所等
斜面の大崩落は高さ50m以上、幅100m以上に感じました。三内川の川岸を歩きましたが、いつ土砂崩れの直撃があるかもしれず、お勧めはできません。

ログが取れておらず、ルート図は手書きです。
雪のためこれ以上車は入れず。長靴を履いて出発。
2025年04月05日 05:06撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4/5 5:06
雪のためこれ以上車は入れず。長靴を履いて出発。
道路は崩れて消えている。
2025年04月05日 05:08撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4/5 5:08
道路は崩れて消えている。
井出舞園地。
2025年04月05日 05:27撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 5:27
井出舞園地。
「井出舞沢橋」とあるが、渡るのは三内川。
2025年04月05日 05:32撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4/5 5:32
「井出舞沢橋」とあるが、渡るのは三内川。
井出舞沢の左岸側の林道を行く。
2025年04月05日 06:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4/5 6:24
井出舞沢の左岸側の林道を行く。
対岸に流れ込むのは「オサンドウ沢」のようだ。
2025年04月05日 06:54撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 6:54
対岸に流れ込むのは「オサンドウ沢」のようだ。
明るい尾根は沢の右岸側の尾根だろう。
2025年04月05日 07:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4/5 7:05
明るい尾根は沢の右岸側の尾根だろう。
広い駐車場のようだ。
2025年04月05日 07:13撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4/5 7:13
広い駐車場のようだ。
右岸側の尾根を登ることにした。
2025年04月05日 07:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 7:18
右岸側の尾根を登ることにした。
堰堤の上を慎重に渡る。流れが速い。
2025年04月05日 07:23撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 7:23
堰堤の上を慎重に渡る。流れが速い。
急斜面の尾根に取りつく。
2025年04月05日 07:26撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 7:26
急斜面の尾根に取りつく。
藪と残雪の支尾根。雪が柔らかくて踏み抜きながら登る。
2025年04月05日 08:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 8:14
藪と残雪の支尾根。雪が柔らかくて踏み抜きながら登る。
左手にはP940。あそこまでは登りたい。
2025年04月05日 08:20撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 8:20
左手にはP940。あそこまでは登りたい。
P588に上がると、白子森が姿を現した。15分程休憩。
2025年04月05日 08:33撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 8:33
P588に上がると、白子森が姿を現した。15分程休憩。
P940へ向けて出発。
2025年04月05日 08:49撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 8:49
P940へ向けて出発。
P940はもうすぐだ。
2025年04月05日 10:07撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 10:07
P940はもうすぐだ。
P940からの白子森。
2025年04月05日 10:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
9
4/5 10:14
P940からの白子森。
右のピークは小熊森(P1,007)。
2025年04月05日 10:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
4/5 10:14
右のピークは小熊森(P1,007)。
ブナ林から霧氷がバラバラと落ちてくる。
2025年04月05日 10:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 10:24
ブナ林から霧氷がバラバラと落ちてくる。
さらに尾根を進む。
2025年04月05日 10:27撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 10:27
さらに尾根を進む。
幅広くていい尾根だ。
2025年04月05日 10:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 10:40
幅広くていい尾根だ。
クマ鈴は鳴らしていないので、霧氷が落ちる音だけが流れる。
2025年04月05日 10:54撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
4/5 10:54
クマ鈴は鳴らしていないので、霧氷が落ちる音だけが流れる。
P1,035.1は間もなく。
2025年04月05日 10:55撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
4/5 10:55
P1,035.1は間もなく。
P1,035.1から北方稜線上のP1,067。
2025年04月05日 11:06撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
8
4/5 11:06
P1,035.1から北方稜線上のP1,067。
太平山を眺めたいので、尾根をさらに進む。
2025年04月05日 11:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
4/5 11:09
太平山を眺めたいので、尾根をさらに進む。
太平山が見えた!左手には荒々しい東面を見せる御衣森(みそもり)。
2025年04月05日 11:16撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
11
4/5 11:16
太平山が見えた!左手には荒々しい東面を見せる御衣森(みそもり)。
下山は南方の支尾根へ。
2025年04月05日 11:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 11:45
下山は南方の支尾根へ。
素晴らしいブナ樹林の尾根。
2025年04月05日 12:01撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 12:01
素晴らしいブナ樹林の尾根。
樹林越しに、日の当たり出した御衣森が見える。
2025年04月05日 12:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 12:05
樹林越しに、日の当たり出した御衣森が見える。
これから辿る支尾根。
2025年04月05日 12:11撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 12:11
これから辿る支尾根。
前方にはP668。
2025年04月05日 12:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 12:18
前方にはP668。
番鳥森(ばんどりもり1,029.7m)に光が当たっている。
2025年04月05日 12:37撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
4/5 12:37
番鳥森(ばんどりもり1,029.7m)に光が当たっている。
左手に伸びる尾根は、P537方面への支尾根だろう。
2025年04月05日 12:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 12:46
左手に伸びる尾根は、P537方面への支尾根だろう。
二股を右手の尾根へ。
2025年04月05日 12:48撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 12:48
二股を右手の尾根へ。
雪の消えた所では、微かに踏み跡もあるようだ。
2025年04月05日 12:58撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4/5 12:58
雪の消えた所では、微かに踏み跡もあるようだ。
下りてきた尾根を振り返って。
2025年04月05日 13:17撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 13:17
下りてきた尾根を振り返って。
一時は雲に隠れた白子森が再び姿を見せた。
2025年04月05日 13:20撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
4/5 13:20
一時は雲に隠れた白子森が再び姿を見せた。
一瞬、洞の中に姥地蔵が祭られているのかと思った。手を合わせる。
2025年04月05日 13:23撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
4/5 13:23
一瞬、洞の中に姥地蔵が祭られているのかと思った。手を合わせる。
P514のあるこの支尾根は針葉樹が多い。
2025年04月05日 13:26撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 13:26
P514のあるこの支尾根は針葉樹が多い。
急斜面を下る。(間違い)
2025年04月05日 14:12撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 14:12
急斜面を下る。(間違い)
沢に下りたが、滝がある。
2025年04月05日 14:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
4/5 14:24
沢に下りたが、滝がある。
急斜面を登り返すしかないか・・
2025年04月05日 14:25撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 14:25
急斜面を登り返すしかないか・・
対岸の残雪をトラバースしよう。
2025年04月05日 14:26撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 14:26
対岸の残雪をトラバースしよう。
左岸側に作業道があるようだ。
2025年04月05日 14:32撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 14:32
左岸側に作業道があるようだ。
井出舞沢に到着。渡渉して左岸側の林道へ。
2025年04月05日 14:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 14:45
井出舞沢に到着。渡渉して左岸側の林道へ。
電波施設がある所に出た。林道を戻る。
2025年04月05日 14:57撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 14:57
電波施設がある所に出た。林道を戻る。
大崩壊した箇所。
2025年04月05日 15:43撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
4/5 15:43
大崩壊した箇所。
上を見上げて。高さ50m以上ありそうだ。
2025年04月05日 15:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
4/5 15:45
上を見上げて。高さ50m以上ありそうだ。
川岸を歩いて通過。
2025年04月05日 15:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
4/5 15:45
川岸を歩いて通過。
到着して振り返る。
2025年04月05日 15:49撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
4/5 15:49
到着して振り返る。
撮影機器:

装備

個人装備
スパイク長靴。

感想

下山時、最後の詰めを誤り、滝のある沢に下りてしまった。一つ一つ小ピークや尾根の分岐等を確かめつつ下ってきて、後はもう真っすぐ下りれば井出舞沢に到着する、うまく渡渉できればいいが・・などと考えていて、傾斜がどんどん急になったのに、そこで立ち止まらなかった。危機感は無かったが、多くの遭難事例はこのようにして発生するのだろうか。

写真40番の地点で立ち止まり、左手を見ていれば、下るべき尾根が見えていただろう。写真40番の支尾根は急激に沢に向かって落ち込み、爪の無い靴では滑落していた。幸い沢の対岸に残雪があり、沢を渡ってから慎重にトラバース。その後再び急斜面を沢に下りて、左岸側の作業道跡と思しき所を歩き、間もなく井出舞沢に下り立ったのだった。

当初は白子森に登り、可能ならば秋田市・上小阿仁村境界稜線を西へ、P1,035.1まで縦走したいと考えていた。しかし秋田市は前日にも雨が降り、当日は放射冷却もなかった。長い林道歩きは踏み抜きが多く、朝の光が当たって白く輝く井出舞沢右岸側の稜線へ登ることを優先することにした。白子森へ登るという強い気持ちが足りなかったのだ。

スマートな三角形のP940までは登りたい。雪面は軟らかいが、高さが増すにつれ、リズムが取れるようになってくる。白子森の重量感溢れる姿が素晴らしい。次はp1,035.1まで登る。太平山の見える南西側で休憩。西側や南側から見ると可愛い御衣森(みそもり)が、険しい東面を見せている。

P1,035.1からの下山にとった南側の尾根は素晴らしいブナ林で、下りるのがもったいなかった。さらにP514のある支尾根ではヒノキなどの針葉樹の大木が多く、太平山地の豊かさを改めて味わうことができた。踏み抜きに体力を削られ、失敗もあったが、いい山歩きだったなと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:280人

コメント

kamadamさん、こんにちわ
15キロ×10時間余、早朝からの山歩き大変お疲れ様でした。

白子森の圧巻の勇姿はやはり感動的ですね。所々のブナ樹林も美しく素晴らしいルートでした。
今回の下りルーフアンでは支尾根や分岐が結構複雑な様子でしたが、難なくこなす辺りは流石にこのエリアを熟知されているkamaさんならではの技ですね。
未踏ルートの下りは何が出現するか解らないので、短くても勇気を要するものです。
2025/4/8 12:18
tonkaraさん、コメントありがとうございます!

長い林道歩きに嫌気がさして、井出舞沢右岸側の尾根に取りついてしまいましたが、そちらはそちらで良かったです。いろんな新鮮な発見がありました。

支尾根の下山では、井出舞沢に出るまであと標高差で100mも無かったと思います。写真40番の地点では、下に見えている沢は井出舞沢だと思い込んでいました。その後傾斜が半端なく急になり、ようやく下に見えているのは支流だと気づいたのですが、「なんとかなるだろう」と、そのまま沢まで下りてしまいました。

遭難事例を紹介した本を読むと、「そこで沢に下りちゃダメだろう」などと思うのですが、自分も同じだということを、改めて考えています。
2025/4/8 17:37
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら