記録ID: 7986444
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸
樺戸縦走(鳥越~樺戸~隈根尻~浦臼)
2025年04月05日(土) 〜
2025年04月06日(日)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 28:25
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,335m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:11
距離 8.2km
登り 1,131m
下り 360m
2日目
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:12
距離 7.5km
登り 176m
下り 967m
平均的なペースだと思います、樺戸~隈根尻は対処と疲労で少し遅め。
天候 | 5日 曇り時々晴れ 6日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
5日 sLを叩き起こして、入山点へ。 ◯入山~鳥越 札的内川の橋の手前まで除雪されており、そこからデッパ。足元はスノーシュー。林道の分岐ははっきりしていない。その後は所々に標識やカーブミラーがある。途中ショートカット。295.5西から尾根に乗る。ちょうどテープと標識あり。480西はタライので良いテン場にできそう。鳥越手前の尾根は南側に吹きだまり。尾根上は急で、吹きだまりやクラックに寄っちゃいそうだったので、少し北から山頂へ向かう。急斜面だがスノーシューなので問題なし。鳥越山頂には何もない。このパーティーは30分に1回休憩する良い(?)パーティー。 ◯鳥越~樺戸 鳥越山からは東側に吹きだまりや雪庇。尾根は太いので、そんなに怖くない。沢の吹き上げが涼しく心地よい。784先コルから少し西に下ろしたところもテン場に出来そうだったと思う。そこから少し歩いたところに、尾根上近くまでクラックが入っている場所があったので注意。樺戸山頂に荷物をデポし、隈根尻へアタック。 ◯樺戸~隈根尻 はじめの下りはスノーシュー外す。問題のコル着。尾根は白く、やはり北側に大きな雪庇。尾根はそこまで細くないので、少し南側を歩いて行く。その先の南側斜面にクラック入っていたので、寄らないように上手く尾根の上を歩く。デポ旗6本ベタ打ち(帰路に悪天で視界落ちるときの対策で念のため)、一応一人ずつ。局地風が強く、そよ風~感じるない吹いていた。ちなみに樺戸からコルに下りたところまでは少し木が生えているが、そこから先は完全な樹林外。860付近も東西両側に小さな吹きだまりがあり、尾根上も白かったのでデポ旗5本くらいベタ打ちした。尾根の側面にはクラックが入っているところもあるので、不用意に側面に寄らないように。その後は雪面から笹が出ているのでそれを頼りにして進む。稜線に乗る手前は急だがスノーシューで行けた。雪が降る時期にここが真っ白だと雪崩怖そう。稜線に乗ったところに夏道のボッコ。ボッコから20mぐらい進むと隈根尻山頂。台座があった。隈根尻の北側斜面は木がたくさん生えていた。帰りはツボでザクザク下る。雪質柔らかいので問題なかったが、固かったらアイゼン履いたほうが良さそう。コルを通過し終わったところでもう一回スノーシュー履いて樺戸まで戻る。 ◯樺戸~テン場 荷物回収して、来た道を戻って850あたりの尾根上にテン場る。吹き上げが強かったので、荒れる天気の日には泊まれないだろう。 sLがおつまみを持ってきていなくて、とてもひもじい夜だった。 6日 ◯樺戸~浦臼 浦臼方面へ。844手前までは北側に吹きだまっているところが多いが何も。844手前から782までが特に厄介。基本南側には最大1mほどの大きめの雪庇、崩れかけのものも多かった。尾根は少し細い。基本ブッシュ中入って進む。844先の尾根曲がりは、適当に歩くと南側の吹きだまりを踏み抜くので、ちゃんと真尾根をたどるよう意識する。スノーシューのトラバリは足が痛いのと滑落怖いので、ビビりのLはツボにした。自信あるsLはスノーシューのまま。782西コルからの登りは、尾根の北側に小さく吹きだまり、尾根の南側には小さなクラックがあり、尾根上をそのまま進むの難しそうなので、尾根から外れてしっかり北斜面をトラバースして進む。稜線の北斜面は時折抜けているところもあるので、新雪降る時期は雪崩に注意したほうが良いかも。沢型の源頭を越えたら、782に向けて直登。782からも南側に雪庇出ているので、ブッシュ中進む。夏道っぽく抜けているところもあった。782北東コルはしっかり木もあって、テン場によさそう。もしかしたら吹き上げが強いかもしれないが。やっとこさ浦臼山頂。下山する尾根の分岐に木製の看板、そこから北東へ30mくらい進んだ三角点のあたりに金属製の看板と、2つの看板がある。 ◯浦臼~下山 下山尾根へは、吹きだまりを少し崩して下りる必要があるが、問題なく下れそう。P写撮って乗越。吹きだまりが50cm強の段差になっているので、ツボでステップ切って下ろす。下山尾根の両脇の斜面は白いしクラックも入っているので、むやみに入り混まないように。下山尾根の尾根上はしっかり木が生えている。510あたりとか、420手前のコルあたりとか、北東側に小さな吹きだまりがあるが何も。420.7には三角点と木の棒。ここからは214へ向け下る。最初は尻滑りで、たのしー!。スキーで来ても楽しそうな尾根。針葉樹の人工林を抜けて214へ。214は牧場なのか、木がなく雪原になっていて、牧場の柵っぽいものがある。ここからもう一回スノーシュー履く。林道はなんとなくわかる。建物のそばを通り過ぎると、電柱が現れ林道もしっかりわかるようになる。91は除雪が入っていなかったので、東へもう少し歩く。地図で建物が5棟くらい集まっているところ(2万5千分の1の地図で"滝田川"って書いているところの北)まで除雪が入っており、そこで下山。 迎えに来てもらい帰札。お疲れさまでした。 |
写真
装備
個人装備 |
スノーシュー
ストック
アイゼン
ピッケル
兼用靴
ゲイター
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
厚手靴下
薄手靴下
インナー手袋
アウター手袋
テムレス
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
飲料
コッヘル
スプーン
ロールペーパー
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
3mmひも
針金
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
シュラフ
シュラフカバー
ジップロック
ロールマット
テントマット
ポリタンク
|
---|---|
共同装備 |
テント
ドラゴンフライ
灯油
食計
ノコ
スノーソー
ファーストエイドキット
常備薬
ツェルト
デポ旗(竹デポ)
|
備考 | 電波:全域入る 足元:今回はスノーシューで行ったが、スキーでも可。ただスキーだと、雪庇のある細い尾根の通過が小回り効かなくて面倒かも アイゼン、ピッケル:隈根尻に行くなら持っていったほうが安心。樺戸~浦臼なら不必要 デポ旗(竹デポ):今回は20本持っていったが、雪が多い時期に樺戸~隈根尻を通過するなら30本くらいあってもよいかも |
感想
楽しかった。
準備不足で迷惑かけてしまって申し訳ない。
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